テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

ドミソとギョニソ

2012-09-30 19:02:20 | 日記
ドミソという音階、和音をイメージできる方は多いと思います。
♪ど~み~そ~、という発音のまま、♪ぎょ~に~そ~と言うと、普段ワタシが発しているギョニソ、魚肉ソーセージの発音と一緒です。
え~、1960年から1970年代前半までの生産量最大の時代にはあまり縁がなく、子どもの頃はもちろんポールウィンナーのほうがずっと嬉しかったのですが、長じてから、ギョニソのボリュームとあっさりした風味のほうが好きになり、おつまみや間食として食べる機会が多くなってます。
マルハとニッスイが大手ですが、個人的には剥きやすいマルハ、味が好みのニッスイと、勝手に位置づけています。




そういえば、昔、いちごミルク味という難解なギョニソがありましたが、恐らくは黒歴史として語り継がれていくことになるでしょう。、
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台風

2012-09-29 21:42:51 | 日記
台風がやってきています。
台風、ハリケーン、サイクロン等地域により名称は色々ありますが子どもの頃に習った、オーストラリアではウィリーウィリーと呼ぶ、というのは今では間違いだとされているそうで、世代間ギャップの一つのようです。
個々の台風について日本では、その年の発生順に号数で呼び、大きな被害を及ぼしたものについては、最初に上陸したルートの地名で室戸台風とか伊勢湾台風と特定名称をつけていました。他にも米軍のつけた女性名でキャサリン台風のようなものもありました。平成12年以降北西太平洋、南シナ海の14カ国の言語による140の名称が順番につけられることになり、例えば今回の17号はマレーシアの淡水魚であるジェラワットと呼称されています。日本の担当は星座の名前に倣った無難なもので、アメリカのように工夫を凝らしたもの、マカオのようになにを考えているかよくわからんものなど色々あり、結構興味深いのです。
名前はともかく日本とその周辺ではありふれた台風も、地域によっては未曾有の気象現象、驚天動地の自然災害で、黙示録級の出来事なのです。日本人は翻弄されつつも古代より共存し、建物を始め、その脅威に対抗してきた歴史は、もっと評価されても良いと思うし、そこまでしても決して離れようとしなかった大小様々な島嶼群に対する思いは、大陸の人には理解しがたいのではないかとも思うのです。

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ラーメンにまつわる莫迦な男のおはなし

2012-09-28 23:06:27 | 日記
以前、このブログでアヤシゲなインスタントラーメンを食した経過を記事にしたことがありましたが、”もやしもん”ちう、菌漫画の登場人物、お金持ち子女、長谷川遥嬢は成人するまでに一度もインスタントラーメンを食べたことがなかったようです。

で今回は、同じようにラーメンと疎遠だった裕福なおうちの女の子と、非道く莫迦な男のお話。

高校で同級生になった、お金持ち用私立学校から来たお嬢さん、素直で明るく色白で可愛く、帰宅方向が途中まで一緒ということもあり、仲良くなりました。お庭にご祖父の胸像があるような大層なお金持ちのお家で、下町育ちのワタシなどとは縁遠い人だったハズなんですが、ある日、帰りが遅めになった折り、二人でなにか食べて帰ろうということに。

で、ご要望を伺うと「ラーメンが食べたい」と。いささか腑に落ちない感じをまといながらも、中華料理やさんにいって、拉麺を所望する。まぁ、そこそこにオイシイお店で、寒い時節でしたが、暖まって帰る途中、電車で隣に座ってお話ししました。
彼女曰く、「おいしかったけど、中華そばっていうのかな、あれは」と。
タブン、ワタシは意味不明オーラを発していたとは思うのですが、よくよく聞いてみると、お店でラーメンを食べたのは初めてらしい、付け加えて、実はラーメンそのものも人生で2回目だったとのこと。何年も前、お兄さんのボーイスカウトのキャンプにオミソでついて行って、そこで食べたインスタントラーメンが最初のラーメン体験で、その後は縁がなかったらしい。
和そばや、おうどんは何遍も食べたことがあり、中華そばという語彙は知っていて、彼女のアタマの中では、中華風味の和そば様の麺が「中華そば」であって、「ラーメン」は縮れたくにゃくにゃの麺が特徴で、ちぢれ故にラーメンと云うんだと思っていたらしい。
その勘違いを説明する課程で、彼女とはより打ち解け、天然な素直さに惹かれ、その後もイロイロとあって、彼女には、それまで知らなかったいろんな経験をしてもらうようなおつきあいになったのですが、とある誕生日に、家族と食事に行くので是非一緒にと誘われ、ご母堂のドレス姿に、自分の立ち位置と行く末のヤバさを自覚した若いワタシは、しばらくして、恐らく彼女にとっては最初で最後であろう切ない仕打ちをしてしまい、今でも、様々な意味合いで、莫迦だったなぁと、ほのかな哀惜のような気持ちを持っています。
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オシリにやさしいベスト3

2012-09-27 23:54:38 | 脱線して底抜け
唐突に。

ウォシュレット、シャワートイレなど。

携帯用ウォシュレット(電池式&手動)。

サニーナ。

携帯用は、冬場、お湯のないところではNG。


別に私にとって必須なわけではないのです。
ただ体表の粘膜のなかで最も手荒に扱われがちなお尻のに優しい心配りをキャンペーン中。

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デスク用マグ

2012-09-26 20:28:16 | 電器屋さんなどで売ってるモノ
氷いりのキンキンに冷えた飲み物が大変好きです。

ただ、ダブルウォールグラスやフツーのダブルステンマグでは、内側にナミナミと冷たい飲み物を満たしたとき、外側にも冷たさが伝わってきて、幾分かの結露が避けられず、デスクに付いた僅かな水滴が、書類を捉えます。故に幾シーズンか前からPCデスクの前では冷たい飲み物用にこのマグを使ってます。






蓋付きなのも、冷たい物で口中や喉を冷やすかのようにちびちびと飲む仕事中スタイルに合ってます。密閉されはしませんが、かなり長時間、氷が残るこのマグの保温性はたいしたものなのです。もちろん熱い飲み物も充分保温できますが、熱いコーヒーはフツーのダブルステンマグを使ってます。

豊潤な湯気と香りのないホットコーヒーなんて、味気ないので、蓋付きのマグでは、なんか物足りません。
陶器のマグは誰かが割ってしまうので使いません。ただ、お茶、紅茶については、陶器のカップで飲みたい派なのは、いささか我が侭であると自覚してはいます。
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巡視船PLH32を「あきつしま」と名付けた日本的心から視たお隣の大国

2012-09-25 12:34:45 | シロートの戯言
「超限戦」という中国語の概念があります。日本的漢字観からすると分かりにくいのですが、”没有問題(問題にはならないよ)”などと同様漢文読みで、(制約のない戦争)とでも意訳した方がよさそうです。すなわち、連綿と続く、武力闘争、心理情報戦争、などに加え、金融、テロ、メディア、サイバー、世界情勢、敵国内世論操作、市場経済操作、各種統制、暗殺、など、全ての形態での作戦行動による戦争という概念で、元々は中華思想敷衍を目指す上での、対スーパーパワー戦略論、若干の共産主義風味、とでもいうべきもので、国家の権勢が、従来の武力、国力の示威のみでなく、情報や噂に右往左往する金融マーケット上での経済力に大きく左右される事態に合致した戦略論です。

アメリカやヨーロッパ諸国の同様な戦略展開と異なり、日本人的感覚で云えば、姑息にも思える手段が少なからず展開されている点で、現代の漢人気質の短所があからさまに発露していると思うのですが、対抗する側としても、ある程度は奸智に長けていないと無為な衝突や不利益を被ることになります。私に云わせれば、社会の脆弱性を衝くテロリズムと、根源は一緒な気がして、到底受け入れがたい戦略論なのですが、いまの日本の状況を見る限り、してやられた感は拭いようもありません。

もともと共産主義は、その成り立ちの直後から、少なからぬ残虐性を秘めていました。その粗暴性を現代社会まで最も色濃く継承している中共指導部、軍高官の爺達には、いまもって、中華的戦いを継続することの無為が理解できないようです。
中共指導部、軍高官の超限戦による覇権主義は、時代遅れで登場した危うい試みです。
元々、世界のあちこちにある中華街と華僑社会は、中華の本国がもし廃れても充分に存続していける勁さがあります。修正マオイズムの結果として人口を増やし続け科学的発展観を目標に掲げても制御しきれない本国を、敢えてこれ以上強大化する必要は無いでしょうし、欧米そして日本も、中華思想がイスラム圏の宗教への盲従と同様、自分たちとは相容れない異質であることを認めるべきだと思います。
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季節外れにさかったネコが五月蠅くて

2012-09-24 23:34:59 | 日記
もう、大合唱なので、折角窓を開けて涼しい時節なのに、迷惑してます。

取り立てて猫の多い地域ではないし、不躾に聞こえてくる声からは、どうもさかっているのは、数匹の個体のもよう。

以前に訪れた尾道、大林宣彦監督の尾道三部作で山肌の寺社群から小京都としても知られる街では、寺社を結ぶ石畳の曲がりくねった道のそこかしこに必ず猫がいて、まるで猫による統治地域の感があり、こいつらがさかったら五月蠅いだろうね~と同行の連れと話したことがあります。
また、尾道水道(運河みたいな海路)沿いの小料理屋で、名物のオコゼや地場の魚介をたらふく食べたことも思いだし、ああ食欲の秋だなあと、季節外れの出来事から、季節の移り変わりへと、思いは飛び馳せるのでした。
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リモートコマンダー

2012-09-23 21:35:23 | 電器屋さんなどで売ってるモノ

記事のなかで少し触れたことのある、学習リモコン、という物のことです。
昔から、家電製品のリモコンには縁があって、古くは扇風機の有線リモコン(逆砲弾型で、ダイヤルの回転で3段階の風量調整が出来た)や、サンカラー薔薇の超音波リモコン、”ズバコン”など黎明期から接してきました。
で、家電製品のリモコンはTV、ビデオ、オーディオと増え続けていますので、共通して使える学習リモコンも、色々買ってきました。液晶付きのエアコン対応、タイマー機能付きもありますが、高価格なリモコンセンターも、肝心のボタン等の耐久性はいまひとつなので、最近はあまり欲張らずに比較的安いのを使ってます。

RM-PLZ430D、これは一年半ほど前から使っているもので、上位機種の530ほど多くの機能はないですが、置いたときの安定性や、ボタンの間隔の取り方など、コチラの方が優れている部分もあります。ソニーのリモートコマンダーは、写真のように上下に出っ張りと足となる微小な突起があり、使わないときは裏向きで置くことで、誤動作を防ぐようになっています。

また430は裏側が平面なので、表向きに置いた場合でも、裏面がかまぼこ形の530に比べて置いたままのボタン操作がしやすくなっています。

連続したコマンドを再生するマクロ操作もでき、我が家でもTV、レコーダー、扇風機にシーリングライト、読書ライト、エアコンの一部機能などを憶えさせ、便利に使っています。
当然各社の主要製品のリモコン機能はあらかじめ設定されていますので、学習機能や、マクロシークエンス等の機能は、さほど必要ではないかも知れません。また、スライド切り替えなどの可動スイッチが皆無で、平面基板上のタッチスイッチのみで構成され、コストダウンが図られています。特筆できるのは、リモコン光が強力で、RF(電波)リモコンの様に、ほぼ向きに関係なく使えます(障害物があると若干動作範囲が狭くなる)。
とりあえず自宅リビングの定位置では、このリモコンと、BOSEのアクティブスピーカーのRFリモコンの二つでほぼ用が足りてしまうのは生来ズボラなワタシに似つかわしいと思います。




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フォトンもどき

2012-09-22 20:57:28 | 懐中電灯
もともとはアメリカで'95頃から売られていた、小さなライトです。
白色LEDと、コイン電池をうまくパッケージして、充分な実用性があり、廉価だったこともあり、かなり売れて、一時期、会う米人の半分くらいがコレを持ってました。もちろんあっという間にコピー品が安価さで席巻したのは当然でした。

上のはそのコピー品ばかりです。
ただ、紫外線(UV感光インクを使った紙幣鑑定や、蓄光塗料用)、赤(夜陰に紛れる用)、CRI(舌の色味等も判る色判定用)、標準(日亜GS)、広角5Chip(明るい)と、それなりに用途別です。
じゃらじゃらさせていると、なんでそんなに幾つももっているんだ?と尋ねられますので、話のきっかけにはうってつけです。
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眼光大魔人に学ぶ

2012-09-21 23:46:08 | 双眼鏡 望遠鏡
トーメーコーポレーションという眼球検査機器などを製造してるメーカーさんのWeb広報誌に「眼光鋭く」つうコラムがあり、ムズカシイのですが、面白いのです。

以下、引用

眼光鋭く
収差について

 幾何光学では、一つの物点から出た光線は反射あるいは屈折により理想的には再び1点に集まる。しかし実際の光学系における結像では、光線は光軸に近い領域に限られるわけではなく、その光軸との傾角も大きいため、像点は理想的な像点から離れる。このような理想的な結像からのズレを収差aberrationという。大別して、光学系の分散により生じる色収差chromatic aberrationと、単色光を用いても生じる単色収差monochromatic aberration(光線収差ともいう)がある。

 光学系の結像では、光軸の近傍の非常に小さな範囲を限定して、光線の光軸との傾角も非常に小さい場合、ほぼ理想的な結像が出来る。この領域を近軸領域paraxial regionあるいはガウス領域Gaussian region, Gaussian Opticsといい、このような光線を近軸光線paraxial raysと呼んでいる。ところで、θの関数sinθは、ベキ級数展開により
sinθ=θ-(θ3/3!)+(θ5/5!)-(θ7/7!)+・・・・・
奇数次のベキ級数で表される。|θ|(θの絶対値)が極めて小さい範囲では、sinθ=θと近似でき、近軸領域と考えることが出来る。
右辺の第2項まで取り、第3項以降を無視できる領域をザイデル領域というLudwig von Seidel [1821-1896])。このときの収差をザイデル収差Seidel aberrationと呼び、球面収差spherical aberration、コマ収差coma, comatic aberration、非点収差astigmatism、像面湾曲field curvature、歪曲収差distortionの5つに分類される。
 絞り(入射瞳entrance pupil)の大きさ(あるいはレンズの大きさそのもの)も収差にとって重要である。入射瞳の半径をφ、入射瞳中心に入る光線の光軸とのなす傾角(半画角ともいう)をωとし、これらとザイデル収差の関係を考えよう。
 球面収差は、入射瞳の径が大きくなるほど増加することは明らかであるが、理論解析から入射瞳の半径φの3乗に比例して大きくなるが傾角ωには無関係である。球面収差には横収差transverse s.a.と縦収差lateral s.a.がある。縦(あるいは軸上)球面収差はφの2乗に比例して大きくなる。球面収差は入射瞳の半径φだけに関係し、軸外(ω≠0)の物体に対しても軸上と同様に存在する。
 コマ収差はφの2乗に比例し、傾角ωの1乗にも比例して大きくなる。コマ収差は軸上(ω=0)には存在しないが、コマ収差が補正されていない場合は、物点が軸上から僅かに軸外に移動すると直ちにコマ収差が現れ結像特性を低下させる。コマ収差が除かれているのは光軸上の1点のみである。非点収差と像面湾曲は、φの1乗、ωの2乗に比例して増加する。歪曲収差はφに無関係であるが、ωの3乗に比例して大きくなる。軸上では現れず、軸外の物点はωが大きくなるほど歪曲収差が増加する。糸巻型歪曲と樽型歪曲がある。
これらの定性的な関係を図1と図2に模式的に示す。
眼球では網膜面が球面状に湾曲していること、周辺網膜で顕著となる像の歪曲やコマ収差は中心外(周辺)視力が低いことでさほど大きな影響を及ぼさない。網膜の視細胞(主に錐体細胞)の入射効率から光向感度が生じるStiles-Crawford 効果も収差(特に球面収差)の影響を軽減している。つまり瞳孔の中心から入射する光線の感度は周辺の瞳孔から入射する光線よりも高く、中心視力への影響を少なくしている。
 眼の収差として重要なものは、中心視力の観点からは、球面収差と非点収差および色収差である。我々の眼はカメラの様な共軸光学系ではなく、角膜と水晶体が傾斜・偏心している非共軸光学系であるため、その効果が大きければ、中心窩でもコマ収差の影響は無視できなくなる。この傾斜や偏心(ε)による収差への影響は、球面収差には無関係であるが、偏心コマ収差、偏心非点収差、偏心像面湾曲と偏心歪曲収差にはεの1乗で影響する。このことは、眼内レンズ移植手術における重要な問題である。非球面眼内レンズの普及が進んでいるが、レンズの位置異常を少なくすることも収差上きわめて大切である。
北里大学医療衛生学部教授 魚里  博
(眼光大魔人)


ここまで引用


皆さんで是非トーメーコーポレーションの製品を買いましょう。
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消えたのが、悲しくて

2012-09-20 22:50:30 | 日記
いじめ自殺という、新しい殺人方法が、はびこっているようです。

家人とは、自殺する人の心の弱さを、俎上に挙げ、それ自体が認められないような論調で話したことがありますし、実際、いじめ自殺以外でも、自ら命を絶とうとする人たちの弱さ、残念さそのものを、認めてあげられるほど、包容力はありません。

ただ、昨今のいじめ自殺(≒自殺教唆、あるいは、他殺)について、事故として処理させようとした、あるいは自殺した人に対するいじめを無かったことにしようとした教育者の皮を被った鬼畜には、虫酸が走ります。

事故でも命が失われるのは悲しい、自殺でも、悲しい。でも自殺だった事柄を事故にしよう、いじめがなかったことにしようというのは、命を絶つに至るほど壊れてしまった心、折れてつぶれてしまった気持ちを無視、無価値なものにしてしまう、欺瞞です。仮にも、落命したこどもよりも年長である、しかも教育者である人間が、勝手に、哀れに壊れた心を、さらにすり潰してしまう、悪辣さに、より一層の怒りを覚えます。

本来、同族間の殺傷、それは生物的本能が禁じています。
野生の狼は、互いに血まみれになるほどの争いをしても、どちらかが降参して、無抵抗に自らの急所を相手に晒してしまうと、降参された方は、どんなに口角から泡を吹くほど怒りに興奮していても、それ以上、とどめを刺すことが出来なくなってしまいます。

人による殺人は本来奇形とも云える行動で、自殺は尚更です。自己保存の本能が大きなブレーキになります。ところが、そのブレーキを充分凌駕できるという知見があり、そうするしかないような刷り込みがあり、それを決意するしかないほど、精神が追い込まれたときに自殺は起こります。唯一無二である自分、家族や仲間の一員である自分、連綿と続く遺伝子の乗り物である自分を見失い、肥大して膨大に溢れた人の群れの中に埋没した自分の価値を認められなくなったときの最後の自己主張として自ら命を絶つのは、罪だとは思います。
ただ、本来は持ち得ない自殺という手段を最後の方法として認めてしまう、後天的な学習、経験にこそ矛盾があります。そのような考え方において、いじめ自殺は他殺です。

事故にしようと画策した者は、その行為に潜む罪について応報なトガメを受けるべきだと思います。
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アラン・パーソンズ・プロジェクト

2012-09-19 21:09:02 | 本、小説、漫画、動画、映画、音楽等
スタジオ・エンジニアでキーボード担当の、アラン・パーソンズとボーカルのエリック・ウールフソンを中心として、数々のセッションメンバーとともに、非常に完成度の高いロック、プログレともAORともつかないアルバムを出し続けた、グループです。APP名義でのアルバムは1976の怪奇と幻想の物語~エドガー・アラン・ポーの世界、から1987のガウディまで10枚で、その後エリックが抜けてからも、アラン・パーソンズ単独名義で人生ゲームやOnAirなど、実験性が高いアルバムをしばらく出していました。
ワタシは、CDの時代になってから、APPのアルバムを買いあさったクチで、何より、それまでアナログレコードでは再生するのに多大な投資(カートリッジからターンテーブルまで)が必要だった重低音がふんだんに入った珍しいポップミュージックで、パワーアンプとスピーカーが重量級であれば、容易く、部屋全体を震わせることができたのでした。
高度なレコーディングによるサウンドの魅力もさることながら、プログレ・ロックとして、静かに聴くもよし、カーステで派手に鳴らすもよし、のウェルバランスのメロディー・リズムが、大層お気に入りでした。もちろん当初は、カーCDなんてまともな製品がなかったので、CDから、ナカミチのデッキで、TDKのMA-Rという重量級カセットテープにダビングして、聴いたものでした。
今でも、カーステのUSB端子に挿してあるメモリの中の大量の音楽に全アルバムが入っていて、もう亡くなってしまったエリックのボーカルをいっしょに口ずさむのですが、よく一緒にクルマに乗ってつるんでいた、当時の連れのこともふんわりと思いだされます。
ちなみに記事を書くにあたって、レコード棚をごそごそしていたら、セッションボーカリストLenny ZakatekのソロアルバムSmall But Hardや、件のMA-Rのテープも出てきました。ようやく動作可能で残っている唯一のウォークマンで、久しぶりにガム電池を充電して聴いてみたら、ヒスノイズはともかく、軽いMP3の音とは違う、潤いのある音が聴けました。たいしたものです。
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スポッター

2012-09-18 23:32:43 | 双眼鏡 望遠鏡
スポッティングスコープとも云い、射的競技の的を射位置から見るためのものです。
数十メートル以上向こうの標的の着弾点を判別するのに使用するズーム望遠鏡で、このShirstone GOLDシリーズの場合、対物口径60mm、視軸が中央にあるダハプリズムタイプで、15~40倍になっています。似た用途のフィールドスコープは見え味の追究から、ポロプリズムタイプが多いのですが、スポッターと呼ばれるものはこの製品や他社(Nikonなど)も含め、標的に向けやすいこのような構造のものが多いようです。
高倍率なので、6~8倍の双眼鏡のようなすっきりした視界ではなく、三脚使用必須なので、軽快に使うことは出来ませんが、解像力というか、対象の判別力はかなりのもので、像面歪曲も極小です。条件の良い星天では、惑星観望、月見にも使えますが、代用品の域を越えることはありませんし、微動追尾も簡単ではありません。ただ、高倍率がどうしても必要な場合(双眼鏡では無理なほど遠くの小さな文字を読む等)、最も手軽な選択肢なのは間違いありません。
三脚座にMADE IN JAPAN J-B35とありますので、ライト光機製、シューティングスコープの実績に支えられた、確かな製品です。
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熟選工房

2012-09-17 20:06:15 | 日記
濃厚な割りに、エグみが全くなく、飲みにくくならない適度な酸味と甘み、豊潤な香り、オレンジジュースの完成形です。

元々は、お中元で貰ったことがきっかけで、家人がハマり、貰いヌシたるワタシには、あんまり飲ませてくれないほどの専横がはびこり、通販での供給を確保するに至ったものです。最安価格なら\400 \425/リットルと、一気飲みしても悔いのないお値段で、いつかはやってやるぜ、と決意を秘めています。
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一周年

2012-09-16 20:14:18 | 日記
昨年の九月十六日にふとした理由から始めたこのブログ、おかげさまで、一年を経て、二年目に入りました。

当初から、テキスト主体などという、ヘタレ宣言と共に始まりましたが、ヘタレっぷりをご堪能いただけたことと、冥利に尽きます。
軟弱な決意と共に始めた”毎日更新”も、記事を書き始める時間が毎日なだけで、完成公開が翌朝の目覚め、寝坊した場合は、PCの前に座って、一息ついてからなんてことも多々あり、ご迷惑をお掛けいたしました。

当初の目論みとは、かなり違ってきてしまっているので、今後、どのように続くのか、はたまた続かないのか、行く末に大きな懸念はあるのですが、これからも宜しくお願い致します。

自分では、やはり開設当初の記事が、今読み返すと面白く(不用意にカウンター回さないよう、ローカルに保存したのを見てます)、お暇で、お急ぎでなく、忍耐力に富んだ柔軟な考えをお持ちの方には、最初から順に読まれることをお勧めいたします。
矛盾や齟齬も散見するので、どうぞ温かい目線で、見下げて下さいますよう、重ねてお願い申し上げます。

本文中に詳らかにするのは、あまり無いのですが、今日のサザエさんはパーで、ワタシの読み勝ちでした。
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