テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

HDS Twisty 85TR

2011-09-30 11:05:24 | 懐中電灯
アメリカのHDS社から2008年に発売されたこのライトは、CR123リチウム(又はRCR123リチウムイオン)電池を一個使用し、冒頭の写真のように、コンクリートに叩きつけても、ガラスレンズや内部の電子回路が壊れず、さらには電池すら衝撃から保護するという構造になっており、当然防水、さらには電池室を開けた際、その内側からの電子回路部分への浸水をも防ぐという、こだわったシロモノです。

HDS Twisty 85TRはオスラム社のGoldenDragonというLED素子が、逆相接続でメインのチップではなく、その横の小さな赤いチップが光ることを利用して(本来は、素子に逆相の電流がきている状態を警告表示するため)、赤、Low(白)、High(白)と3段階に光量、光色が変化する懐中電灯です。



暗い中で、目の暗順応(暗さに目が慣れること)を損なわずに、照明が必要な場合、赤い光がその役目を果たします。
その昔、写真暗室作業(モノクロ)には赤い光のセーフライトを使っていました。
いまでもプラネタリウム等、暗さが必要な場所や、天文観測等に赤い照明器具が使われていたりします。
私も、♪やみにか~くれて生きる、傾向があるので、仄かに赤く光るライトがお気に入りで、かつ、丈夫さもあいまって、座右の懐中電灯になっています。

HDS社からは、このライトと似たカタチで、明るいの、白熱電球色、スイッチや光量調整が使いやすく変更されたもの、色々と派生、後継商品がでましたが、赤く光るのは、この85TRと、限定品の100TRのみでした。

ヘッドライトや、ミリタリーライト等で、赤色LEDを別に備え、状況に応じて使い分けできる製品は数々ありますが、Twisty TRシリーズのように、1チップのLED素子で、誰にでも分かる操作方法で、使い分けできるLEDライトは他になく、敢えて云えば、昔ながらの信号用懐中電灯

に近い操作性です。
Twisty 85TRはもう三年以上日常使用しており、後から手に入れた100TRも含め、確かな信頼に応えてくれる懐中電灯です。





2011.10へ


懐中電灯達

2011-09-29 05:44:29 | 懐中電灯
昨年の5月連休に、あちこちに散開していた懐中電灯達がもどってきた時の集合写真

後ろのマグライト3D、右の方のヘルファイターX-15も、LED化してあり、
シュアファイアA2(LED、フィラメントのハイブリッド)以外は
全てLED懐中電灯です。

この撮影時以降増えたのとか、ヘッドライトなどは、まだまだ集合して居らず
総数はこれの倍とは行かないまでも、3桁に迫ろうという勢いで増加しつつあります。

壱式の記事でも述べましたが、LEDが進歩し続けているというのが
増殖する原因かなぁと、自嘲気味です。

強力なフィラメント電球の懐中電灯を凌駕する、500ルーメン以上の懐中電灯がこの中にも7本あり、今現在では、更に増えて、11本になり、しかも小型化しています。
手のひらに隠れてしまう700ルーメンライトもあるので、こうして少し前のモノと比べてみると、進化の速さに驚かされます。

旅先で(星空?)

2011-09-28 05:18:43 | 日記



色々と日常から切り取られた感がするのは否めません。

まず、身近なヒトたちがいない、使い慣れた道具や趣味のモノたちがない、
話しコトバが違う、などなど。

「おなじ空の下」という語句に込められた意味にも、星が少なくて寂しいばかりの
空では、「違うじゃん」と、共感できないことしきり。



でも、常日ごろから感じる衝動は旅先でも発揮されて、最初の写真のネタバレ。




星、に見えるかもしれない点々は、窓に付いたちりや汚れ。


あぁ、窓を磨きたい。

旅の空から・・もとい、旅は道連れ

2011-09-27 01:19:02 | 双眼鏡 望遠鏡
以前に紹介したスピノザ君に換わって、持ち出すことの多い国産防水ダハ8×24であります。
コンパクトな佇まいと8×24というスペックから、双眼鏡に詳しいヒトの中には、「あ、ビクのニューアペだな」と見当をつける方もいらっしゃるでしょう、けど、違います。
ラインナップに10×28や12×30があるところもニューアペと一緒なのですが8×24ではニューアペの220gに対し、こちらは240g、
何より違うのは、最短合焦距離がニューアペの公称5mに対し、こちらは公称値こそないものの2m弱、ベッドに寝ていても余裕で天井に合焦します。

ニューアペの弱点のひとつが解消されているこの双眼鏡はお気に入りで、
明るいところでは、国産小型高性能機らしいシャープな見え味です。

で、旅の空、星見とか色々して、紀行文ぽく、いつもの星空と違うなぁ、なんて雰囲気を出したかったのですが、そんなに雲が出ているわけでもないのに、肝心の星が見えない。
ここいらのJRはたまに背もたれの垂直なボックスシートの古い型の電車が走っているような地域で、大都会からの距離も結構あるのに。
意外に汚れた空に、すこしがっかりしました。
目をこらして貧相な星空を見るのも興がそがれるので、折角の旅の道連れの双眼鏡君に

ベッドの上、


壁 、


小型冷蔵庫のなか、


と、佇んでもらいました。

2011-09-26 02:03:43 | 脱線して底抜け

双眼鏡も写真機も懐中電灯も、共通するのは、見ることと、切り取る(範囲を限定する)こと
窓の持つ機能、概念と似通っているなぁとか感じつつ、窓の外を眺める。
自宅の窓からみえる景色は、さほど変化無く、見慣れたもの。
車窓、電車、飛行機の窓から見える景色は千差万別だし、旅先の部屋の窓から見える景色もそう。
面白い癖があって、いつも外を眺める窓のガラスをよく磨く。
汚れや曇りが無いのは当然で、光にスカして拭き取り痕があってもダメ。
ようは、そこにガラスがあるのが分からないくらい綺麗でないと不満足で、
カメラのフィルターや、双眼鏡のレンズや、懐中電灯の風防レンズのように
無反射マルチコーティング出来ないかとすら考える。

窓に似たものがもう一つ、テレビ。
今年の7月のアナログ放送終了に伴い、家電メーカー、販売店、TV局その他一斉に
テレビの買い換え運動を大々的にやっていたが、うちは結局買い換えなかった。
元々HDブラウン管テレビだったのが、消極的な理由。
積極的な理由は、あまたの薄型テレビが、窓好きの私からすれば、用をなさない画質だったこと。
窓から見える景色を再現できない高画質なんてまやかし。
具体的に云うと、葉っぱの緑色は、屋外では日中の太陽の光量によって、様々に色を変える。
鮮やかに見えたり、くすんで見えたりする。
無理していつも綺麗に見せようとすると、窓からごく普通に見える景色すら再現できなくなってしまう。

電器メーカーの中のヒトと上記の件について話したことがあるのだけど、
要は、数十台のテレビが並ぶ販売店店頭では、綺麗で派手な画面が受けるため、
そういう画質が出せるテレビが主流になり、競争を繰り返すうち、綺麗で派手でくっきりとした画質のテレビしか無くなってしまったらしい。
つまり、販売店で購入されるまでの画質の追求が、購入されてから何年にも渡って視聴される時の画質より優先されてしまっている、本末転倒の事態になっていると云うことらしい。

じっくりと自分の目で窓の外の景色を見て下さい。




山椒は小粒で・・

2011-09-25 20:08:34 | 懐中電灯

手許にある懐中電灯のうち、ある程度小型のものをほとんど集合させてみました。
単6電池用が一本、CR2リチウム電池用が三本、他は単4電池使用です。

もちろん、進化したLEDの性能を充分に生かしていて、半数が100ルーメン以上の最大照度を誇ります。

夜半にこれらのライトを掌中に忍ばせ、最大照度で灯すと、間違いなく
「わっ、まぶしっ! なにそれっ!」とビックリされます。

屋外での1000ルーメンのハンドライトのインパクトより、
薄暗い屋内でのこういう明るい小型ライトのインパクトのほうが、どうもビックリ度合いが高いようで
サイズと明るさのギャップが原因なのでしょう。

キーホルダーやポーチ、どこに入れて携帯していても全く邪魔にならず、
いざという時に充分役立つ小型ライトは、広く皆様にお勧めしたい
懐中電灯なのです。

星見

2011-09-24 05:01:11 | 双眼鏡 望遠鏡
星見してきました。
ふと目覚めて、空を見上げてみると、スカっと雲のない、月もごく細い三日月で、
いそいそと双眼鏡、一脚、ウェストバッグ持って、自宅近くの田んぼ道まで約5分。

近くに高架の幹線道路があるので、全方位暗いわけではありませんが
この時間帯なら、冬の星座の代表格オリオン座も方位、高度ともちょうど良く、
好きなすばる・プレアデス星団は天頂にあり、いちばん綺麗にみえる。

星見っていうと、知らない方は、天体望遠鏡使うの?って感覚でしょう。
私がやっていて、また、結構人気があるのが、双眼鏡を使った星見。
手持ちで使えるような小型、中型双眼鏡でも、肉眼で見るより1~3等級ばかり暗い
星が見えるようになり、具体例を挙げると、肉眼でオリオン座の三つ星は割と見えるけど
他はあまり・・・という状況で、適当な双眼鏡を使うと、三つ星とその右下のリゲルの
間に、オリオン星雲含む縦の三つ星やその他ウワーっと数百の星々が見えます。
全天球では肉眼の何百倍も見えることになり、結構、迫力があり愉しいです。
また、星々の間をスウゥーーと疾走する人工衛星を追うのも一興。

東の方角の稜線上で、ほんの僅かに暗さが損なわれはじめ、おなかもすいてきたので
一脚をたたみ、腰につけたどこでもベープのスイッチを切って帰ってきました。

亜脱線?

2011-09-23 18:23:34 | 脱線して底抜け

キヤノンのMovieBoy E1 です。
死滅したHi8のビデオカメラで、1CCD機ですが、当時先進のデジタル処理&多彩なデジタルエフェクト、光学式手ぶれ補正、視線入力をがっつりと採用したある意味トンデモナイ製品です。

8ミリシネの経験から、カメラブレする動画の見にくさについては熟知していましたので、
このカメラを選んだのですが、使ってみて驚いたのは、視線入力。

使用者の瞳の動きをキャリブレーションしたセンサーで捉えて、フォーカス&測光ポイントを視線だけで自在に操作する”視線フォーカス”と、フェードアウト/イン、タイトル、デートの表示等ファインダー四隅のを見つめるだけで操作できる”視線スイッチ”の二つの機能です。

視線フォーカスは、例えば混み合った運動会で、前の観客の頭越しとか、ジャングルジム越しとか云う場面で、障害物の間から見えるグラウンド上を見つめるだけ、或いは、逆光かつ手前に撮りたい被写体があるような場合、被写体を見つめるだけ、で、撮りたい目標にピントと露出が合うという優れた機能です。

小型のビデオカメラでは撮影中のスイッチ操作でタッチノイズやカメラブレは避けられないモノでしたがこのカメラでは、ある程度解消できました。
ただ、視線スイッチ/フォーカスは本体のスイッチで切り替えないといけないのが難点。

今現在でも、小型ビデオカメラ用の、外部マイク、補助グリップ、本体に振動を与えない、必要最小限の操作スイッチ類が一体化したアクセサリーがあれば、ずいぶん便利だと思うのですが。

このカメラは完動するので、これについて知らないヒトに視線デバイスを体験させてあげると例外なく驚きますので、カメラとしての寿命を終えた今でも、手許に置いています。

写真機雑感その1

2011-09-22 21:01:53 | 写真機 画像

その昔、逆光などの悪条件下で、ストロボを使った日中シンクロ撮影は、
露出の難しい撮影の代表で、今でこそ、多点評価測光でマイクロプロセッサに演算させ、
プリ発光でメイン被写体の反射率を測り、メイン発光の光量を制御してシャッターを切る、
なんて事を勝手にカメラがやってくれて、例えポジでもそこそこ破綻のない写真が撮れる、
なんてアタリマエなのです。

「望遠レンズ」の記事で、脇役として登場した、オリンパスOM-2は、
世界初のTTLダイレクト測光(露出中の光量を測る)一眼レフで、
専用ストロボのクイックオート310はTTLダイレクト測光対応のストロボで、
露出中のカメラから光量を制御されるTTLオートストロボだったのですが、
取説では日中シンクロはオート非推奨、
マニュアルで距離、ガイドナンバーから絞り設定して撮るのが推奨で、
残念でした。


ただ、ディフューザーつかったり、バウンスさせても、TTLオートにお任せできるのはさすがで、
最短で数万分の一秒になる、ストロボの発光時間をよく制御していました。
当時、中学生が、OM-2にバウンスグリップと310をつけて、
バシャバシャとバウンス撮影している姿はさぞかし奇妙に見えたでしょう。

長年愛用の双眼鏡

2011-09-21 13:53:36 | 双眼鏡 望遠鏡
15年以上前に買った、ニコン スピノザ 10×25DCF、初めて自分の意志で購入した双眼鏡です。

それまでは、同じくニコンのエスパシオ 8×32をヒトから借りて使わせてもらってたんだけど、自由に使える双眼鏡が欲しくて選んだもの。
エスパシオが気に入っていたので、同じものを購入寸前までいったのだけど、より安価なスピノザで明るいところならば充分にクリヤに見えることを確かめ、かつ携帯性を最重視して購入した。

実際、今でも充分実用できるシャープな視界の双眼鏡で、唯一防水でないのが惜しい点。
雨中や、波しぶきあふれる釣り場でも何度も使用したが、ピントリング部を手で覆い、対物側から鏡筒に水が入らないよう注意して、カビ、曇り等全く生じさせずに使えている。

10倍という倍率も手ぶれを防ぐ持ち方を工夫して、かつ一眼レフの望遠手持ちで鍛えた腕力で手ぶれが気になったことはない。

<手ぶれが気にならない持ち方その1(眼鏡不可)>
鏡筒中央部ではなく、接眼部よりやや手前の空間を、親指、人差し指の輪で持つような感じで、額(眼窩の周囲)と手指と双眼鏡を密着固定させ、首のちからで、頭部と双眼鏡を支えて、見る。
見る方向を動かす時にも、手は固定されたものとみなして、首の力で方向を変える。

<手ぶれが気にならない持ち方その2>
その1に加えて、長さを調整したストラップを利用する。
ストラップを双眼鏡の前方に回し中心軸付近に掛け、それを更に後頭部上部に掛ける、つまりストラップを斜辺、双眼鏡を長辺、接眼部とストラップの位置を短辺にしたみなし直角三角形で2点支持することにより、その1よりかなり安定し、ストラップの長さと後頭部に掛ける位置を微調整して、テンションと双眼鏡を保持する力のバランスをとれば、かなり遠方の目標でもぶれずに見ることができています(防振並み!?)。
(ちなみにアイカップの長さが適正な軽い双眼鏡なら、眼窩にアイカップを嵌めて、斜めのストラップで支えて、フリーハンドで見ることも出来ます。暗視ゴーグルみたいで不気味ではあります)

この双眼鏡は日本製で、ニコンブランドではありますが、(最近明らかになったのですが)日本のダハプリズム双眼鏡の元祖である某メーカーさんの生産品だということらしいです。
昨今、このクラスの小型双眼鏡の殆どは国産ではなく、人件費の安い海外産で、
じつは、スピノザの代替え更新用に、国産小型~中型双眼鏡を探していたのですが、適当な価格、性能の製品を見つけることができていませんでした。
何を今更、国産にこだわるかと云われそうですが、光学機器について、例え品質管理や検品基準が、国産品と同等以上に厳しいものであっても、それは、製造当時の基準であって、その製品を長らく愛用するとすれば、国産にしかない、基準や検査にあらわれないコダワリの材料、製法、精度が必要になると考えています。
例えば、あるフィルムカメラのフォーカルプレンシャッターの耐久性が5万回というとき、日本の技術者は、10万回を超え、20万回にせまる回数で壊れた、それをもって、「耐久5万回」と発表する、という記事を読んだことがあります。
最近、香港から中華製の懐中電灯や光学機器を通販で買う事が多いのですが、ほんとにその源流にある意識、クラフトマンシップには、超えられない差があると感じさせられています。

あと、このスピノザの写真を撮るにあたって、樹脂用クリーナーワックスで磨いた際、見た目では分からなかったのですが、かなり汚れていました。
長年愛用の双眼鏡をお持ちの方は、一度きれいにしてやって下さい。

オートとマニュアル

2011-09-20 22:57:14 | 写真機 画像
オールド写真機ファンには、大判はリンホフ、ブローニ判はローライかハッセルブラッド、
135判はライカというような微動だにしない神機があったようです。
私は、写真機に興味を持ち始めた頃、135判においては、日本のカメラのが、ずっと優れている
という新しい信念をもった先達の影響を受けて、日本のカメラメーカーこそ世界の頂上にそびえる
山脈だと考え、いまでもその考えは変わっていません。
(それとは別に、自動車はつい去年までずっと西ドイツ製、ドイツ製、ドイツ製とゲルマンな気風に
心酔していた)
ニコン、ペンタックス、オリンパスのレンズはどちらかと云えばモノクロが得意で
かたやキヤノンやミノルタやツァイスのレンズはカラーが得意だとかいう様な傾向を
検証してみたり、暗室内でロールからフィルムを切り出して、パトローネに巻き、
セルフコッキングでないカメラに装填したり、コドモの頃から、ジジくさいセミプロみたいな
写真機生活を送っていました。

だいたい、露出なんて、モノクロやカラーネガを使う場合、ほとんどの場合カンと
経験で決めるもので、ピントは、被写界深度を考えながら若干前ピンで撮るのが
セオリーだなんて、超マニュアル(手動)な世界の住人でした。

そんなカメラ生活を送っていた私の家にキヤノンのオートボーイがやってきました。
「あ、コレもアリかもしれない」
ふと感じたその思いは、やがて世の中の主流となり、ギヤーとカムとレバーとバネで
動作していたカメラはスイッチとダイヤルで操作し、モーターとリレーで動作する
電子機器となりました。

実を言うと、未だに電気仕掛けのカメラには違和感があって、特に、レンズの光学的
収差から生じる偽色まで画像エンジンで補正してしまう昨今のデジカメには
「なんか、ズルい」って思ってます。

望遠レンズ

2011-09-19 13:52:42 | 写真機 画像
写真は、最初に志したメシのタネで、近所のカメラやさんに籠城と云っていいくらい入り浸り、
そのうち、暗室作業させてもらったり、色々基本的なことを教わったりした。

当然、いろんな写真機にもさわらせて貰い、自分のカメラが欲しくなり、手に入れた(ここらへんはまた別の機会に語ろう♪)

しばらくすると、やたらに望遠レンズが欲しくなった。
遠くの、肉眼ではよく見えないものを、間近に捉えることのできる、
その機能というか、概念に妄執した。

で、手に入れたのが、このレンズ、85~250mm、F5のズーム。
ダブルリングで回転ヘリコイドという、当時でも全く目新しいところのない手堅い設計のレンズで、重く、でかい(そして高価)。

ここで私は考えた、「手持ちでこのレンズを使いこなせるようになろう」


写真を撮るために、腕力と背筋力を鍛えなければならないことを
思い知った。

おととい

2011-09-19 11:54:42 | 日記
ウチの扶養家族は、私の影響で洋楽に耳が馴染んでいる

テレビ(世界一受けたい・・・)の 手に付いた油性マジックを消すには、コーヒーフレッシュがいいと言う場面で、
ビートルズのハローグッバイが流れていたのを、耳ざとく、「これ、ビートルズやなぁ?」とたずねてきた。

二人して、なんで?と思ったが、場面は変わり、さして深く考えもしなかった。

You say yes, I say no. You say stop and I say go go go, oh no. You say goodbye and I say hello. Hello hello. I don't know why you say ...

いつものように口ずさみ、いつものように「そこまでっ」と停められる

♪ユーセイ・・・あ、油性。と関連に思い当たり、二人して笑う。

その後もこの番組では、高圧洗浄機のデモ場面で、戦場のメリークリスマスが流れる等、小賢しい選曲がつづく・・・

壱式SS XP-G NW

2011-09-18 09:56:52 | 懐中電灯
懐中電灯って、最近のはLED(発光ダイオード)使った明るく、長時間光り続けるのがほとんど。

また、技術としてはとうに枯れた双眼鏡や、同様に枯れた光学技術にデジタル技術を接ぎ木して
ごく僅かずつ変わってる写真機とは違い、毎年、LEDの基本性能は向上しているので
懐中電灯はLED化されて以降もその基本機能、明るく照らす能力が進化し続けています。

写真の懐中電灯は記事タイトル通り、壱式SS XP-G NW というLEDライトで、
実は大きさが2センチ径、長さ56ミリ、親指ほどのサイズで、驚くほど明るく、
しかも光色(光の色温度)も穏やかで違和感のない白色、
奥行きのある高性能な反射鏡(リフレクタ)を備えて、遠くを照らすことも得意。

個人企画制作の限定品なので高価で入手難なのが残念ですが、
同等の性能のライトはいくつかありまして、1/3から1/4の金額で入手可能です。

最初に家にあったカメラ

2011-09-17 11:07:04 | 写真機 画像
オリンパスのTRIP35

母方の叔父が、趣味人で、私の家のようなごく一般の家庭には
これが良いだろうと選んでくれたらしい。

当然、フィルムカメラなので、幼少の砌の私は、あんまり使わせてもらえなかった
(現像、プリント代がかかる。当時はまだヒトの手でDPEが行われていて、
プリント一枚40円とか、3つ並んだチロルチョコが10円の時代に、
驚くべき金額で、文字通り旅行の記念写真とか、運動会、冠婚葬祭等々、
なんらかの行事にしか使えなかった)。

ただ、残っている写真を見ると、現在のデジカメプリントや、
フルオートDPEの一枚5円などと比べて、明らかにイイ!ので、
40年近く経った今、手軽にはなっても、写真(プリント)は
あまり進歩していないのかな、と思う。