テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

朝の情景(アカマツの撒き散らかした花粉を拭い、カラスにケンカを売られる)

2014-04-20 17:06:12 | 日記
昨年も同じような時期に、アカマツの花のお話しを致しましたが、今年もアカマツは盛大に花粉を飛ばしています。ベランダの手すりや全ての上に、黄色い花粉が降り積もり、雨上がりなどは、ちょっと見た目によろしくないのもあって、雨上がりの朝は、拭き取り作業をしています。

一週間ほどは毎日沢山降り積もり、拭った雑巾も黄色くなります。

そそくさとベランダまわりを拭いていると、カラスが一羽、枝に留まります。例の大きなカラスではありませんが、どうも、近所のヒトがプランターで栽培している何かの実に狙いをつけたようです。実だけを掠め取っていくスズメなどと違い、カラスは植木鉢を倒し、下手するとそこら中にちぎった葉などを散らかしていくコマッタさんです。

拭きながら、カラスと視線があったような気がしました。バチッと視線がぶつかるような感覚でした。思わず手に持った雑巾を投げつける真似をして、追い払おうとしましたが、ある程度距離があるので、平気な顔で無視しています。
それでも、私がそちらを見ているのは理解したようで、枝の上でせわしなく身体の向きを変え、狙うつもりを無くしたようです。私は、花粉拭き取り作業に戻りましたが、ふいに、そのカラスが背後から私の頭の横を小さく羽ばたいて通り過ぎて行きました。
昔、大阪南港に住んでた頃、オフロードバイクでコアジサシのコロニーに入ってしまい、怒ったコアジサシたちが斜め45度以上の急峻なダイブを繰り返す威嚇攻撃を披露してくれたことがありましたが、鳥、に威嚇、ないしは示威行動を取られるのは久しぶりで、思わず持ってた洗剤入りのスプレヤーのノズルを緩めて霧ではなく水鉄砲のように洗剤が飛ぶようにして二次攻撃に備えましたが、件のカラスは、最後っ屁のような感覚だったのか、どっこかへ飛び去ってしまいました。

朝から、カラスと友好的でないコミュニケーションに興じる休日の始まりなのでした。