テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

今冬は一番寒い時期をずっとシュラフを寝具にして過ごしました

2014-02-28 23:05:57 | 日記
・・といっても、自宅のなかでのことで、の化繊中綿のシュラフのみで12月後半~2月まで睡眠したということです。決して、野良化したわけではありません。
ゴーコット+シュラフの組み合わせも有りましたし、布団や座布団、エンソのマットまで多様な敷布団にシュラフを乗せて使い、暖かく就寝したということです。
シュラフの暖かさはなによりその形状に尽きます。マミーはもちろん、封筒型でもその名の通り袋状になっているため、体温で温められた空気が外部に逃げることなく留まるからです。
普通の布団でも、例えばベッドなら、ベッドを大きくはみ出す掛布やブランケットで、布団の端から外気が侵入するのを防ぐとか、普通の敷き布団なら、腰から下の掛け布団の半分を横にした薄手の毛布で覆い、その端を敷布団の下にたくし込んで、半分袋状にしておくと、シュラフの暖かさ(保温性)に似た効果が得られます。
いくら羽のように軽い高価な羽毛布団でも、ちょっと足を動かすたび、あるいは寝返りを打つなどして、スキマやタルミが出来ると、外気とのあいだで温度交換し、保温性が損なわれます。いい羽毛布団をお使いにもかかわらず、どうも寒い、冷えを感じるために、起毛毛布などを余分に一枚使う方も居られますが、わざわざ重みのある毛布を追加して使うなら、前述のように、安い毛布でよいですから横にして足もとから下腿部までを羽毛布団の上から覆って、外気との温度交換が起きにくくした方がずっと暖かくて、掛布の重みも軽くなります。
シュラフで注意しないといけないのは、布団よりずっと湿気を含みやすいことです。
テン泊で使う場合と同様、使うたびに裏返して部屋干しし、天気の良い休日などは、充分に屋外で干すことが必要です。化繊中綿のシュラフは、自宅風呂場などでも丸洗い出来ますが、ダウンシュラフの場合は、インナーカバー(袋状のシーツ)なども利用すれば、清潔に使えます。
ウチでは部屋干し用に、三脚を伸ばし、雲台の代わりのアングルユニット(ベルボンV4ユニット)を真横にして伸ばし、簡易シュラフ干し台にしてます。エレベーターで上下できるので、干す場所に応じて片側に垂らしたり、あるいは三脚の足の一本を水平に開いて、壁に凭れかけて、Y字の干し台にして、ウチの中のどこででも干せるよう工夫しています。

大卒植木職人の天才次男が作った掃除機

2014-02-27 23:34:23 | 電器屋さんなどで売ってるモノ
なんのことはない、天才バカボンの「ソウジキはべんりなのだ」に登場する電気掃除機のことです。
お話し(憶えている限りの原作コミックより)は、バカボン一家に初めてやってきた電気掃除機、三種の神器として、各メーカーがしのぎを削っていた頃で、当然金属製の筒型の掃除機でした。で早速、いろんなモノを吸い込んで、当然のように壊してしまい、ママに怒られます。バカボン親子は、ハジメちゃんに修理をお願いし、「コード(電源)を繋がなくても動くようにしてくれ」「何でも吸い込むようにしてくれ」と注文をつけて、僅か一コマで、高性能掃除機が完成しました。カツラの噂のある近所のオヤジの頭髪を吸ったり、どこでも何でも吸い放題を尽くす二人ですが、街の道路で、すわトラックにひかれそうになっている子供を掃除機で救助します。パカっと開いた掃除機から、筒型に固まった子供が無事に出てきて、ヨカタヨカッタなのですが、この掃除機、未だに、現実に掃除機を買う際に、脳裏に浮かぶ、垂涎の高性能機なのです。数十年経って、いまだにあれに迫る掃除機は無いワケで、電気店等で、店頭に並んだ掃除機を物色する際、どんな新機種を見ても、ああその程度なの、としか思えない自分がいます。
タモリと仲良く並んで、ナマケツを月刊男性誌に晒したこともある奇矯の人ですが、赤塚不二夫先生は偉大でした。

後追い確認記事

2014-02-27 13:58:53 | Outdoor
以前の記事で、バックスキンの甲皮のトレッキングシューズを普段履きにしてると書き、靴に限らずアウトドア用品全般に撥水スプレーを使ってると記事にしました。
ここのところの都会に降った雪の期間にも、その組み合わせを履いて歩いていたのですが、ビブラムソールのおかげで滑らなかったのは当然で、さらに、はしゃいで雪の中を歩いても、甲皮に雪がこびりつかず、快適に過ごすことが出来ました。
その昔の革製の登山靴などでは、革に浸ませてあるオイルが乾いてくると、雪と水分がこびりついて凍ったりするために、近年の軽快な登山靴では、ナイロンアッパーのものが主流になりましたが、より水分が浸みこみ易そうなバックスキンの靴で、全く水が滲んだ様子もなく、雪が乗っても、濡れずに色々なトラブルの気配すら無かったのは、改めて、撥水スプレー(コロンブス アメダス)の威力を認識した次第です。以前から、大雨のなかを歩いて帰っても、ソール以外には濡れた様子もないのは分かっていたのですが、雪が乗って、恐らくはその接触面で微妙に雪が溶けてでた水分さえもはじいていたわけで、この二つの製品に対する信頼が増しました。


真昼に艦これ

2014-02-25 21:44:11 | 日記
家人がいないことを良いことに、艦これのVoiceをオンにして、やってました。
暇つぶしに、と思ってやり始めたのですが、いつの間にか、金剛さんが嫁、島風さんが馴染みの姐ちゃん、雷ちゃんがご近所のよく懐いてる童女、弥生さんは茶飲み友だち、168ちゃんは凝視したらいけないコ、霧島さんは図書館の受付、暁ちゃんの背伸びに苦笑し、巻雲ちゃんのズッコケっぷりにほんわかする。

脳内補完が進行してます。
若干マズイ気もします。

弱り目に祟り目

2014-02-24 23:56:16 | 日記
色々なことがらがやっと一段落ついて、日常に戻ったかと思われた週初め、こんどは私自身がアクシデントに見舞われてしまいました。好事魔多しです。
自転車に乗っていて、車にはねられて救急搬送、病院送りとなりました。幸い、全身を強く打って一時的に痛んでいた諸機能も急速に回復、軽快し、しばらくは湿布等のお世話になることになりますが、日常復帰のやり直しです。
自転車の後輪は、ポテトチップのようにひん曲がっていますので、身を投げ出して、自転車と同じ目に遭わなかったことと、それによって、頭部などの急所を庇うことの出来た柔道の受け身の体さばきに感謝しています。

まったくもって、長いため息のでる一日なのでした。

ビクトリノックス スイスカード

2014-02-23 23:24:06 | Outdoor
いつも持ち歩いている(Every Day Carry)ツールに小さなビクトリノックスクラシック、とレザーマンのスクウォートがあるのは以前にもココに書きました。
スクウォートはカバンに入れてる上の写真の旧タイプ以外にミニシザー(ハサミ)のついた新しいのも持っていて、、身ひとつで出かける際にはそれをベルトクリップで留めて持ち歩きます。
要は、クラシックなどにも付いてるミニシザーが、ツール類のなかで何気に便利だからです。ところが、繁華街などでは、上記の製品を職務質問の際、咎められることがあると聞きます。ナイフのブレードが付いてるのがダメみたいで、そう言えば、以前は旅客航空機でも、咎められることが殆ど無かったクラシックも、最近では機内持ち込みが難しいそうで、〝セキュリティ〟という制約が増大してるようです。
で、財布のカードケースに入り、一応ブレードは付いてますが、ほぼ見咎められることがないという、スイスカードを財布に入れています。
クラシックと同等のツール、ブレード、ヤスリ、マイナスドライバー、トゥースピック、ミニシザー、ピンセットに加え、ボールペン、7.5cm(3インチ)の直定規、50°までの分度器の機能があります。
カードケースの中で、鎮座していますが、家人の礼服のベンツの合わせ糸を切るのに役立ちました。式場で外套を脱ぎ、ポーチもなにも持ってない時でも、財布はいつでも持っていますから、出番が来た、ということです。


日々、ちょっとずつ

2014-02-22 08:44:11 | 日記
艦これ、してます。
放置で燃料等の資材を増やし、余った時間で、ちょこっとゲーム(出撃遠征演習編成改装)するというスタイルなので一向にレベルは向上しませんが、艦娘の設定や裏設定の細やかさに、すこし感嘆することもあります。
欧米では軍艦といえども、女性格(female)で、艦娘という概念が、日本よりしっくりくるかもしれませんが、できれば、弩級戦艦の「弩」のもととなったドレッドノートなどもラインナップして、それがアグネス・アルガーのような超ツンデレな艦娘だったら、おそらく音声をオフにせず遊んでしまいそうです。

持っててヨカッタ双眼鏡

2014-02-21 23:45:16 | 双眼鏡 望遠鏡
ここ数日、少なくとも普段EDCしてる双眼鏡などとはちょこっと離れ、またPCにも触れられない時間が続いています。で、スマホで本を読んだり、普段会わない人とお話ししたりが一通り終わったあと、屋外でふっと煙草などを吸っていると、ああ星空が綺麗だなぁなどと思うことがあります。クルマには、放置双眼鏡が有るのですが、離れたところに停めています。このような状況でポケットサイズの両機の存在は改めて便利だと思います。
ツァイスポケット(コンケスト8×20)はコートのポケットに、遊4×10は上着の内ポケットに忍ばせてきましたが、普段と違う環境で時間をもてあますときには、見慣れない風景やいつもと違う星空を双眼鏡で眺めるのが、ほっとする息抜きになります。
さっと取り出せる利便性では単眼鏡に歩があると思いましたが、空いた時間を眺望で過ごすにはやはり双眼鏡でないといけません。
連綿と続くポケット双眼鏡の代名詞ツァイス8x20と、新時代の超軽量な名機、遊4×10、特に遊のほうは、全く双眼鏡なんて触ったこともない方に好評で、「頂戴!」と云われましたが、きっぱりとお断りしました。値段を尋ねられたのでお教えしたら、恐縮しておられましたが、いくらコンパクトでも100均のオモチャと同カテゴリに思われたのには、苦笑してしまいました。

実父と義父

2014-02-20 23:24:32 | 日記
私事ですが、実父は早くに夭折し、義父も身罷りました。
気立ての良い、モテる男性でした。病院のテレビ(放送)は面白くない、自宅で自分の好みで契約してるCSが見たい、と一時退院するときに自宅まで送ったのが、実質のお別れになったので、最期まで自分らしく過ごしたんだろうと、思っています。
少し呆けの入った義母が哀惜するすがたが、ほの悲しくて、このところ色々と瑣事に追われて疲れ気味だったのが、不思議に癒されるような気持ちになりました。

最近のお薬は、実父の時などと較べると格段に進歩しているようで、最期に近いそのときまで、疾病による心や体の損耗を抑え、その人らしく、できるだけ楽にすごせるようになってるのには少し驚きました。おかげで、彼については、昔からの彼の印象のままお別れすることができ、少し、穏やかな気持ちです。
彼と、残された家族の方全てが、安らげるようにと、思っています。

このところ、記事の更新が遅れ気味で申し訳ありません

2014-02-19 23:39:28 | 双眼鏡 望遠鏡
だいたい、拙ブログでは、幾つかの記事を書きかけ、途中で放置して非公開のままにしてるのを、その時々の話題とかに関連して、改作したり、関連テーマや、ときには一つのフレーズだけ流用して毎日の記事にしています。
ところが、2月に入って、その書きかけ記事のストックが急速に尽き、かような状態になっている次第です。
まあ、読んでいただいているとお分かりのように、話題があっちこっちにさまようのは、そういう仕様故なので、まことに申し訳なく感じるとともに、その利点であったはずの、記事の更新が遅れがちになるに及んで、今一度、積極的な記事の更新に努めようなどと殊勝な心持ちではあるのですが、ストックが尽きた原因である、煩瑣なことがらどもはまだ終わっておらず、ちょっと焦っております。

で、焦りついでに告知です。
もうすぐ、Gooのフリーメールサービスが終焉するに及んで、今までは、このブログのアカウント@mail.goo.jp でメッセージを頂戴しておりましたが、使えなくなりますので、先般より、右サイドバーの一番下から、1000文字以内のメッセージを送っていただけるようにしています。当然、内容については、記事へのコメント投稿とは違い、ブログ主にしかわからないようになってます。

また、ファイルを添付する必要などがある場合は、

こちらまでおねがいいたします。

羽虫を認む

2014-02-18 23:05:46 | 双眼鏡 望遠鏡
先日の雪の日のあと、朝に鳥の声を聴きながら、双眼鏡を覗いていると、双眼鏡の視野のなかに、羽虫が飛んでいるのが分かるようになりました。





ピントを合わせてみると、冬眠しない蚊という通り名のチカイエカなどではなく、蚊柱を作ることでしられるユスリカの仲間のようです。
ユスリカは、見た感じ、鱗粉のない蚊のようですが、いわゆる蚊とは違い、成虫は口吻もなく消化器も退化して、成虫となってからは、餌を採らない、繁殖のためにだけ成虫になる昆虫の一種です。ハエに近く、幼虫は川釣りの餌に使われるアカムシと呼ばれる細長い小さなウジです。幼虫のまま、水底の泥土のなかで越冬し、春の訪れとともに、蛹化し成虫へと変態します。まだまだペアリングできるほどの数は飛んでないので、折角、成虫になっても、その第一の目的である繁殖活動が出来る個体は殆どいないでしょう。
それでも、こうして羽化してくるからには、例えば淘汰という意味に於いて、無駄ではないのでしょう。
春の訪れの先走りのようなモノなのかもしれません。いろいろとうかうかしていられないのです。

防寒用の帽子

2014-02-17 23:28:21 | 脱線して底抜け
星空観望をする深夜、寒いときには目出し帽というか、フェイスマスクをしてることは昔の記事でも書きました。もちろん、日中は厳しい寒さであっても、マスクをしてうろつくわけにはいきませんので、ポーラテックのキャップのみを被っています。
かなりオールドスタイルのカタチで、いまどきのカラフルなデザインでもありませんが、ちょこっと付いてるツバの部分が、雨や雪が目に入るのを防いでくれるのが良い具合なので、ずっとこのキャップを愛用しています。
他のウエアと同じように、撥水スプレーをたっぷり吹き付けてあるので、多少の雨にも平気で、雪がくっついて溜まることも殆どありません。

ご存じのように、風のある寒い日は、頭部から首もとにかけてが露出していると、体温の半分くらいがそこから奪われてしまいます。特に頭部は血行が滞ってしまうと、その機能が阻害されるため潤沢な血流を必要とし、寒風に晒されていると、そこからどんどんと温度が奪われてしまいます。実際、極限の状況下では、頭部からの体温喪失は深刻なダメージとなる場合が数多くあるそうです。
まあ、そんな極端な例ではないにしても、炎天下の直射日光のきついときと同様、寒風吹きすさぶなかでも帽子は必需品であるということです。
ここ十数年、帽子を被れないような凝った立体的な髪型をしている方も多いですが、ワタクシ的にはあり得ないことなのです。

もう今更な艦これの話題

2014-02-16 23:35:15 | 日記
艦これを始めたと先日書きましたが、とあるSNSのアカウントでやってる所為か、知己の方から、関連の話題を頂きました。
ご存じない方のために、簡単に説明すると、艦これはAdobeのFlashで行うオンラインゲーム(ブラウザーゲーム)の一種で、ユーザーは〝提督〟として着任し、女性の姿に擬人化された旧日本軍の艦船を駆使して、敵(深海棲艦)と戦い、マップをクリアしながら、遠征などの任務と課題をこなし資材と燃料を調達、艦艇や武器などを入手し、レベルを上げていくゲームです。
一番の特徴は美少女姿に萌え擬人化された艦艇が、いろんな事を喋ったり、大破してあられもない姿になったりする、〝艦娘〟としてキャラクター化されていることです。某アイドルグループ以来、~娘、とかいて~むす、と読むのは定着した感がありますが、その知人曰く、以前から広く浅く浸透していた、萌え擬人化という行為が、艦娘によって、~むす読みと完全に一体化し、インパクトこそないが、消せないトレンドになって、サブカルのひとつの産物となって、~むす読みとともに継続していくだろうとのことです。
実際、コミケなどでは艦娘の本が席巻しており、彼の云うことにうなずけなくもないのです。
閑話休題、艦これ自体は、その昔('80~90)、ミリタリーモデラーの間で流行ったウォーゲームほどの厳密性はなく、戦略もさほど必要とはされませんが、萌え要素がそれを充分に補完しているとも云えます。
私も、いつもは消音状態で遊んでいるのですが、つい昨日、設定の違う端末でログインしたとき、「HEY!提督ぅー。触ってもイイけどサー、時間と場所をわきまえなヨー!」と云われて、文字通り、ズッコケました。当時世間にも広く周知されていた人気の戦艦金剛の艦娘の台詞ですが、もともと英国ビッカース製による船体である金剛を帰国子女に見立てて、アヤシイ語尾カタカナ混じり言葉になってるのが笑えます。
先日の赤城の三段甲板といい、このようなコアな背景事情まで、ゲームのなかに上手く擬人化して取り込んでいるところは、素直に感心しました。

メジロのカワユさは異常

2014-02-15 22:02:04 | 日記
裏の小さな林にくる鳥たちは、カラスのようなヤサグレた奴らをのぞけば、殆どがつがいでやってきます。スズメもそうですし、シジュウカラもそう。ヒヨドリはつがいというより、一族郎党集まって騒いでいるような様子。実際は6~8羽程度なのですが、きゃつらの騒がしさは尋常ではありません。
なかでも、メジロのつがいの近しさは他の鳥に較べてもずっと目立っています。
今日は、昨日の雪から一転して時折雨模様の曇天ですが、恐らくは昨日、ずっと食餌をしてなかっただろう鳥たちが、雨が収まった少しの時間を縫うようにして、枝から枝へと飛び回っています。
「腹へったよう、先に行くよう」「まってよう」
なんて言っているかのように、連れだってちょこまかしています。
もうずっと前、木の実が全てなくなった時節から、裏返した植木鉢の底に、数粒、玄米を置いています。一昼夜すれば必ず無くなっているので、鳥たちのだれかが、持って行っているのでしょうが、メジロかなぁと思っていたところ、植木鉢に留まっている姿を確認できたのはスズメでした。
でも、白縁のひとみの小さな姿をしばらく追っていると、離れるときには、また数粒置いていってしまうのです。

積雪の影響

2014-02-14 23:26:04 | 脱線して底抜け
未明から降り始めた雪は、早朝の底冷えとともに、地表を冷たくして、融けずに残ってしまう素地をつくり、夜が明けて明るくなるにつれ降雪量が増え、ウチの近傍でもすっかり雪が積もってしまいました。
ちょうどウチのクルマを停めている駐車場は、公道から短い坂になったランプウエイを上ってくるのですが、窓から見ていると、一旦エンジンを始動させ、何度か動かそうするも、場内に降り積もった雪に断念するクルマが2台ありました。
家人の使う乗合バスも運行停止しているらしく、ヘルプ要請を受け、駅まで送迎しました。私のクルマは、オールシーズンタイヤですが、このくらいの柔らかい雪なら、4WDで走行できます。

通行量の多い道路では流石に積雪も押しのけられています。一見、ちゃんと走れそうですが、坂の多い地区なので、下り坂のカーブになった信号では、数台の車が、自爆しています。
特にFF車では下りでブレーキを効かせて停まろうとするのが間違いで、フットブレーキにしろエンジンブレーキにしろ前輪で制動を行えば、容易に滑り出します。リヤタイヤにエンブレかサイドブレーキを効かせながら、徐々にスピードを落とし、最後は、路面の凹凸の抵抗で止まるくらいの慎重な制動が必要です。
家人は、スマホのLINE上で流れる混迷の様子を目にしながら、どれくらい遅れてしまうのか心配してた様子でしたが、何のことはなく、普段の乗合バスよりも気持ち早めに到着しました。