テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

PENTAX Papilio 6.5×21稼働率上昇中

2013-03-31 19:48:20 | 双眼鏡 望遠鏡
星見に必要な気象条件と、私の夜の活動時間がどうも上手くマッチせず、10×50双眼鏡の出番が低下するにつれ、パピリオで、日中、屋内、車中で近い対象を主体に観てます。昼ご飯にパン食ってると、ハトやツグミが寄ってきます。市街地のツグミはめっきりハト化して、公園のヒトのオコボレを狙うようになってます。
その他、より近くのものを観たときに新鮮なのが、パースが強調されずに拡大して見ることが出来ること。具体的に云うと、卵を裸眼や双眼ルーペで大きく見たときより、パピリオで見たときのほうが、スマートな楕円形に見えることです。もともとヒトの視覚はパースに関しては、割とファジーに出来ていて、ビルを見上げたとき、それが台形に見えていても、四角いものだという感覚を疑うことはありませんが、小さな画角でパースの少ないリアルな拡大像を見続けていると、観察者である自分のサイズが、自在に変化しているような奇妙な感覚を感じられます。
啓蟄から一ヶ月近くたち、ようやく姿を見せたアリたちは、パピリオで見ると、ピントを追うのが大変なマイクロマシンにしか見えません。
ハトの群れに襲いかかるカラスは、拡大して見ると可愛げな瞳をしていますが、追われるハトの瞳は、グレたゾンビの様で、怖いです。
誰でも「虫愛ずる姫君」に成れそうな気がする、変わった双眼鏡なのです。

のぼりくだり

2013-03-30 18:33:04 | 日記
自宅から、中心市街地へ良く整備された自転車道で行こうとすると、標高差では下りなのですが、途中に丘陵あり、跨道橋ありで、結構のぼりくだりがあります。車で、その自転車道に沿った幹線道路を幾度となく往復しても気付かないような微妙な傾斜でも、転がり抵抗の少ない高性能な自転車では、のぼりとくだりでは大違いです。もっとも、のぼりがキツイのには過重な負荷にも問題があるのですが、くだりで、すーぅーーっと爽快に走っていくのが、楽ちんで好きなのです。
翻って、我が身を考えると、余命という点では、”くだり”と云う時期に申し分なく達しているお年頃なのですが、そう、すぅーっという感覚は無いかなぁと思います。ただ、”のぼり”の人や子供さんたちには、無条件な慈しみを、折にふれて強く感じます。老いて激しく盛んな老人に憧れたこともあるのですが(というかそうなると思ってた)、すぅーーという感覚に憧れること、特に”のぼり”の若い人を見てると、そう思うことがあります。

やもめ

2013-03-29 22:52:30 | 脱線して底抜け
昔読んだギャビン・ライアルの小説の主人公が、やもめ暮らしのキッチンに「卵を買い忘れないこと」とメモを貼り付けていたが、貼ってから随分経ったいまとなっては、貼ったときには良いアイデアだと思っていたっけ・・無常に回想するシーンがある。ライアルはこのような小物や、さりげない仕草やクセで、登場人物のキャラクターを立てることが上手でした。
個人的には、一人暮らしの経験は無く(一人暮らしに転がり込んだことはありましたが)、遠征やキャンプで短期間独りで過ごすにあたっても、あまり無常さを感じたコトなど無いので、生活の中にやもめ感覚が表出することはないだろうと感じてます。ただ、気持ちの持ちようはどちらかというと家人に束縛されるのを厭うので、言葉数は少なく、仕事の付き合いで私を知る人からは、全く意外な態度かもしれません。そういう私をよく知る人から、隠れやもめ、などという意味不明の評価を頂いたので、なんか、やもめって何だろう?と独り考える夜更けです。星が出てないと、無常に感じるこのごろなのです。

日常

2013-03-28 21:06:04 | シロートの戯言
まずは、前回の記事、うっかり下書きのまま投稿していて、公開が遅くなったことをお詫び致します。一日、ネットから離れていて確認できていませんでした。




日常的に馴染みのあるもの、場所、道具などには、結構執着するほうで、敢えて言うなら、その日常が瓦解するようなことには、怖れを抱いていると言ってもいいかもしれません。教育制度から卒業して随分になりますが、どちらかというと引っ越しなどもニガテとするほうなので、必要に迫られたとき以外、今より良い環境を常に探す様なことはせず、馴染むことに傾注するような生活を好んでいます。

で、その日常が大きく変わりそうなここ最近に、戸惑い黄味である、と云うワケなのです。

やはり、低倍率は良い

2013-03-27 23:14:22 | 双眼鏡 望遠鏡
助手席に座った人に勝間光学さん他の低倍率双眼鏡を使ってもらう機会が幾度か有りました。7倍以下の製品をメインに選びましたが、不特定少数の乗客のお気に入りは、一様にWP5.3×30RG-Dでした。
高速走行中の車内からの観望でも、遠くの対象までスッキリ見えるその性能が好評でした。

遊も低倍ではあるのですが、微振動、腕の揺れを拾いやすい上に、裸眼ではアイポイントが決めにくそうでした。勝間さんの30mm機のよいところは持つ位置を重心とした場合のピッチングの少なさ、視界が上下動しにくいことです。全長が短く、6.3×40よりずっと安定する様です。
7×50でも、ピッチングは起こりにくいのですが、重さ故に、より緊張した筋肉が、ブレを強めます。6×30も黒い精悍な外観が一人の方に好評でしたが、その方でも、持ち易いのはラバーコートの5.3×30だと言われていました。
シボ貼りの双眼鏡は静止した立ち位置では手触りも良く、トラディショナルな佇まいは好きなのですが、ラバーコートのプラグマティックな機能も捨てがたい魅力であるということでしょう。
以前にも述べましたが、今回お借りした5.3×30を凌駕する見え味の、ラバーコート機、じつはこのカーキ色では、ジェリ缶みたいとのたまった軍オタもいましたので、デザートタンやスカイブルーなどの明るい色、武骨なデザインが逆に映えるような色で出していただけたなら、行商しても良いとすら思ってます。

ジンクス

2013-03-26 23:34:53 | 脱線して底抜け
縁起担ぎ、験担ぎと理解されることの多い、ジンクスというコトバですが、もともと英語のジンクス(jinx)は、縁起の悪い現象にかぎられた概念で、疫病神、災厄など、負のイメージらしく、語源は、良く振り向くことで魔術的なシンボルとなっていたキツツキ科の鳥アリスイ(jynx)らしいとも云われています。
私が知っている中で驚異的に当て嵌まるのは、前田遼一の呪いとも云われている、 前田遼一がシーズン初ゴールを決めた相手チームは、J2陥落する、というもので、2007年ヴァンフォーレ甲府、2008年東京ヴェルディ、2009年ジェフ千葉、2010年京都サンガ、2011年モンテディオ山形、2012年ガンバ大阪、と着実に実績を重ねています。他には、口に出すのも憚られる某デスブログ、その影響範囲と破壊実績は、まさに兵器級で、以前にシンクロニシティという記事を書いたことがありますが、一見、その記事と相反するように思えるジンクスも、実のところ因果律という概念の別方向からの俯瞰だと思っています。
ジンクスというコトバを初めて知ったのは水島新司の野球狂の詩に登場する、野呂甚九寿(甚久寿、甚久須とも)のストーリーで、強迫的に作用するそのジンクスにたまげたものでした。当時、マーフィーの法則にも匹敵するなぁと感じたものですが、思えば、ジンクスより先にマーフィーの法則を知っている小学生もあまりいないだろうなぁと思いながら、実はサッカー、ヨルダン戦を観てます。
日本代表戦、特に、WC予選には、個人的な観戦ジンクスがあるのですが、これは、内緒。

親善交流試合

2013-03-25 22:19:26 | 脱線して底抜け
某高校では、柔道剣道ラグビー部の仲が良かった。
で、よくラグビーの試合をするのですが、これがいつも似たような結果に終わっていました。ラグビー部と剣道部ではパワーとスピードに優るラグビー部の勝ち。ラグビー部と柔道部では、パワーに対抗しようとするラグビー部の自壊負け。剣道部と柔道部では俊敏な動きでかわされて柔道部の負け。三すくみというかジャンケンみたいなようすでした。
柔道剣道部はサッカー部とも仲が良く、サッカーの交流試合もするのですが、ラグビーと違うのは、ボールに触るためには、走り続けていないといけないということで、カンとかヨミがいくらあっても、その位置まで常に自分が走り込んでいないとダメなせいか、サッカー部の脚力にはどちらも勝てません。
でそのうち私たちがはじめたのが、ハイパント。ボールの落下地点に走り込むことになりますが、少なくともサッカー部に脚力で先を越されて間に合わないことはなくなるので、3~4人で走り込んで体力勝負になります。たとえ落下地点のガチンコで上手くボールを奪われても、こっちのディフェンスにも時間的余裕があります。
恐らくは、非常にテンポが悪く、観ていてツマラナイサッカーだったでしょう。

樹脂用潤滑剤

2013-03-24 20:09:19 | シロートの戯言
樹脂やゴムなど、石油系溶剤、潤滑油に侵される部品は多いのです。
ゴムの場合は溶け出してニチョニチョになったり、樹脂の場合、膨潤してクラックが生じ、割れます。
素材の種類にもよるのですが、シリコーン系、ポリアルファオレフィン系の油剤を基油にしたグリース、潤滑油が王道なのですが、高い。昔より小容量での入手が楽になり(ミニ4駆やラジコンのおかげ)、さほど困らなくはなってるのですが、シリコーンゴムなど、なかにはこれらの潤滑剤に適さないモノもあるので、私の場合、素材の正体がはっきりしない場合、フードルというスプレー式油とポリFMグリースというグリースを使う場合が多いのです。
FMはフードマシナリーの略で、双方とも食品機械用の潤滑剤です。食品用機械は、金属の粉や錆びの粉が混じるのを嫌うので、摺動部、組み合わせ動作部が樹脂製、シリコーン製の場合が多く、それらの機械の潤滑に適し、かつ経口しても毒性の無いように製造された潤滑油剤なので、応用範囲が広いのです

二品

2013-03-23 23:22:40 | シロートの戯言

手のひらで触ると、トゲトゲした感触のある、新鮮な胡瓜を薄めにスライスして、塩昆布と和え、酸味の強いドレッシングを少しかける。

食前の僅かな時間でスグできる一品。



良く乾燥したちりめんじゃこを小鉢に半分くらい盛り、ヒタヒタになるくらいポン酢をいれ、少し醤油を垂らす、好みできざみネギを入れ、一味(七味でも良い)を多めに入れ、ラップして冷蔵庫で一晩おく。

季節を問わずにごはんがすすむ、お弁当に詰めるのも好適な一品。

パンスターズ不調

2013-03-22 23:29:27 | 双眼鏡 望遠鏡
パンスターズ彗星の観望に執心していますが、芳しくありません。
というか、星見そのものの状嫌悪良くない日々がつづき、疲れも相まってフテ寝しがちです。
コアは何とか確認できる日もあるのですが、肝心の彗星の特徴、尾、がみえてません。
南半球のひとが本当に羨ましいかぎりです。

某国のコンピューターウィルス騒ぎ

2013-03-21 23:21:06 | シロートの戯言
Operating System not found が執拗に繰り返されるパソコンが大量発生。
TVでその様子を見て失礼ながら、失笑してしまいました。
サイバー攻撃!なんて刺激的なコトバが飛び交うのにも、唖然です。
通常なら、HDDの物理的障害を疑うところですが、並列的な大量発生なら、論理障害に他ならず、確かに、何らかの時限コンピューターウィルスの仕業であることは間違いないのではありますが、ああいうクライアント(サーバー?)がWindowsPCであること、しかもそれらのクライアントPCがHDDのマスターブートレコードを弄くることのできる権限で稼働していた、もしくは不正なアップデートパッチによる支障を生じる環境にあった、ことに驚きました。
スタンドアローンにして、FIXMBRして、起動後、徹底掃除、というのが回復の手順の一つですが、なによりも、前提として、Operating System not found を表明して停まってしまうのが、本質的な問題かとも思います。
システムダウンを大量に引き起こしたという点では、確かにサイバー災害なのかもしれません。私もその昔FAT、FAT32の時代のHDDではブートセクタの補修などよくやっていましたが、そのころから、HDDの脆弱性が変わらないのは、テラバイト時代にそぐわないような気もします。

お詫び

2013-03-20 23:55:26 | 日記
お察しかも判りませんが、ここ数日、残務整理?っぽいことに時間を取られて、ブログ記事について少しばかりおろそかになってしまっています。
まことにすみませんが、どうか、ご理解いただけますよう、お願いします。

FALCON≒PARROT

2013-03-19 20:32:07 | 写真機 画像
DNA的に近縁らしい。
ワシ、タカと一緒で猛禽類扱いされていたハヤブサですが、インコと近縁だということなので並べて見ました。
セーカーハヤブサ、オカメインコ(実はオウム)、長元坊、ホオアオサメクサインコ、ハヤブサ、です。長元坊は馬糞鷹とも云われ、ごくフツーに畑の鎚の上で獲物を啄んでいる姿から、そう呼ばれるそうです。



並べて見ると何となく納得してしまう。

Kershaw BLADE TRADER

2013-03-18 23:20:29 | Outdoor

持ってるナイフのうち、完全にクッキング用のナイフセットです。
エラストマーのハンドルと替え刃の固定部分の加工が絶妙な精度で、ノコ刃で、冷凍肉をガリガリ切っても、がたつくことはありません。ケースに収納するために、牛刀スタイル(刃渡り20センチ弱)のナイフも厚みは薄く、出刃の代わりには使いがたいのですが、スズキやシャケ程度なら、充分おろすことができます。もっとも上の写真のセットはいまは廃番らしく、デラックスと銘打って、ケースが改良されたモノを、お高い値段で売ってます。


店頭で見たコトはありますが、このデラックスもロットにより刃の形状が微妙に違うようで、私が見たのはフィレナイフのリカッソにアゴがないタイプのモノでした。なにより、中国製になったらしく、ケースは使いやすそうですが、食指は伸びませんでした。