星見に必要な気象条件と、私の夜の活動時間がどうも上手くマッチせず、10×50双眼鏡の出番が低下するにつれ、パピリオで、日中、屋内、車中で近い対象を主体に観てます。昼ご飯にパン食ってると、ハトやツグミが寄ってきます。市街地のツグミはめっきりハト化して、公園のヒトのオコボレを狙うようになってます。
その他、より近くのものを観たときに新鮮なのが、パースが強調されずに拡大して見ることが出来ること。具体的に云うと、卵を裸眼や双眼ルーペで大きく見たときより、パピリオで見たときのほうが、スマートな楕円形に見えることです。もともとヒトの視覚はパースに関しては、割とファジーに出来ていて、ビルを見上げたとき、それが台形に見えていても、四角いものだという感覚を疑うことはありませんが、小さな画角でパースの少ないリアルな拡大像を見続けていると、観察者である自分のサイズが、自在に変化しているような奇妙な感覚を感じられます。
啓蟄から一ヶ月近くたち、ようやく姿を見せたアリたちは、パピリオで見ると、ピントを追うのが大変なマイクロマシンにしか見えません。
ハトの群れに襲いかかるカラスは、拡大して見ると可愛げな瞳をしていますが、追われるハトの瞳は、グレたゾンビの様で、怖いです。
誰でも「虫愛ずる姫君」に成れそうな気がする、変わった双眼鏡なのです。
その他、より近くのものを観たときに新鮮なのが、パースが強調されずに拡大して見ることが出来ること。具体的に云うと、卵を裸眼や双眼ルーペで大きく見たときより、パピリオで見たときのほうが、スマートな楕円形に見えることです。もともとヒトの視覚はパースに関しては、割とファジーに出来ていて、ビルを見上げたとき、それが台形に見えていても、四角いものだという感覚を疑うことはありませんが、小さな画角でパースの少ないリアルな拡大像を見続けていると、観察者である自分のサイズが、自在に変化しているような奇妙な感覚を感じられます。
啓蟄から一ヶ月近くたち、ようやく姿を見せたアリたちは、パピリオで見ると、ピントを追うのが大変なマイクロマシンにしか見えません。
ハトの群れに襲いかかるカラスは、拡大して見ると可愛げな瞳をしていますが、追われるハトの瞳は、グレたゾンビの様で、怖いです。
誰でも「虫愛ずる姫君」に成れそうな気がする、変わった双眼鏡なのです。