大竹しのぶと檀れいの、化粧品のCMのバックに流れているバロック音楽、実に素敵です。どこかで聴いたことあるぞ、たしか大好きだったと気になり、持っているCD(亡夫の物をほとんど処分してしまって好きなものだけ残した)で調べてみたら、ジャン・フィリップ・ラモーのバロックバレエ「優雅なインドの国々(邦題)」の未開人の踊りという曲です。このタイトルでロンドといえば踊る曲なので、いろんな演奏がユーチューブで聴けますよ。私が持っていたのは、管弦楽組曲なので、もともとのバレエ音楽を編曲したものでしょうか。本来は声楽ソリストと合唱も入ります。バロックは、いいですよねえ。ルクレールの2本のヴァイオリン曲も好きなのです。そういえば、このように、CMでバロック音楽が使われたのはけっこうあるんです。2013年のアンタイトルとかいうアパレルのCMで、バッハの無伴奏ヴァイオリンのパルティータ1番のサラバンドが、ヴァイオリンではなくてサクソフォンだったかな、その演奏は衝撃的でした。どうしてもほしくて探したのですがわからなくて、須川展也さんのバッハのCDを予約しました。彼のモリコーネのCDは持っています。大好きです。
あのCM見ると、ついつい化粧品も買ってみたくなりますよねえ。大竹しのぶは私と同じ年ですもの。でも塗ったって、彼女のようにはなりませんが。
そして今日、須川展也さんのCDを受け取り、聴きました。ベーレンライター社の楽譜をめくりながらです。ヴァイオリンでも難しいのに、サクソフォンでなんて、まさに超絶ですよ。
れいの、CMに使われた1番のサラバンドは、須川さんの演奏はとても繊細で優しい音色でした。あのときのCMの演奏は、コントラバスも入っていたからでしょうか、とても粗削りでズシンとくるような感じでした。だからこそ、余計に印象に残っていたんだと思います。
クラシックは、バッハに始まり、バッハに終わる、とわたしは思いますよ。バッハの世界は宇宙のようにとんでもなく永遠なのです。ほんのちょっとしかかじれない私にとってはもう、バッハの世界は別世界なんです。この世に生まれてバッハうぇお知ることが出来ただけでも、幸せだと思いたいですね。
バロック、それはロック?とても自由でとても不思議。音楽はもっと自由でなくてはね!