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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

朝日俳壇3月29日

2020年03月29日 17時18分20秒 | 俳句

稲畑汀子選

陵(みささぎ)の懐深く囀れり        芦屋市 笹尾清一路

あれは春の風邪と笑へる日を待ちぬ      芦屋市 瀬戸幹三

 偶然にも、二句とも芦屋市の方でした。最初の句は、「陵」をそう読むのだと知らず、勉強させてもらいました。天皇陵の深い森に響く鳥の囀り、なんと素敵な音と映像でしょうか。詠んだ方のお名前も、つい先日終わった深夜ドラマコタキ兄弟を連想させる「路」ですね。そして二句目、本当にそう思います。無事にコロナ騒動が早く終わってもらいたいです。それも、私たち一人一人の行動によると思います。なんとかふんばりましょう!

長谷川櫂選

春キャベツちやちやつと炒め母九十四      藤沢市 原島吉光

熊本に石牟礼忌あり梅ふふむ          熊本市 加藤いろは

 一句目、かっこいいお母様!二句目、これも教わりました、「ふふむ」という言葉。知らなかったです。膨らむという意味だそうです。

大串章選

恋の猫最短距離を飛び行けり          前橋市 荻原葉月

 猫の素早さが表現されていて、いいなあと思いました。猫、まっしぐらです。

高山れおな選

時疫(ときのえ)に心ならずも春ごもり     横浜市  日下野禎一

陵の懐深く囀れり(前述)

 一句目、その通りですもん。家の中でせっせと体操しましょう。とにかく、免疫力を高めて、がんばりましょう。負けるな!

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