goo blog サービス終了のお知らせ 

ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

原発に一番近い病院

2017年01月22日 12時51分28秒 | 日常

 というタイトルのNHKドキュメンタリーを昨夜、見ました。病院の名前は記憶に残っていたのです。「高野病院」です。その再放送を見て、涙ボロボロでした。

 81歳の病院長、常勤医は彼ひとり。原発事故からずっと彼ひとりで、本当に大変な状況です。オリンピックなんて言っている場合じゃないと思います。その原発は、私たち首都圏の電力のために稼働していたんですから。そして、年末の院長自宅の火事で、彼は亡くなりました。火を使っているときにあまりに疲れていて眠ってしまったのでしょうか、本当に気の毒です。でも、ようやく、彼自身が亡くなることで休養がもらえたんだと、思えてしまうのです。

 医者は仁術だといいます。その通りの医師だったと思います。義務感で老齢に無理を重ねて・・・。原発の近くでの病院の使命は、それはそれは大変だったと思います。今も、医師不足に翻弄されていて、入院患者もたくさんいる状態。これは、福島県だけの問題じゃないはず。

福島をまるで見殺しにしている状況じゃないのかと思います。ひどいです。

 オリンピックに浮かれている東京で、いいのか???私は悔しい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 圧力鍋でロールキャベツ | トップ | 共謀罪不成立なら、五輪でき... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日常」カテゴリの最新記事