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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

ある奴隷少女に起こった出来事

2013年12月20日 14時58分03秒 | 読書

 以前本屋で買った本、病院の待合室で読み、夢中になりました。

 今日、休みなのでようやく残りを一気に読みました。

 この本はすごいです!アメリカという国がよくわかります。今でも、人種差別は残っているのではないでしょうか?そして、もっと根深い女性差別。

 きっと、アメリカは、日本を同じレベルでは考えていませんよ。人間としてというよりも、黄色人種の、白人よりも劣る民族として、無意識のうちに日本を考えているんだと思います。いまだに、KKKみたいな考えの白人が多いのですから。

 それはなぜなのか?

 人が人を支配する、これは絶対にあってはならないことです。文明国としてのアメリカが、奴隷制度を基盤として一流の国になったんですから。考え、信条は一流とは程遠い国ですよね。パイオニア精神って、先住民を殺すのが当たり前だったんですから。西部劇を見てごらんなさい、野蛮なのはどっち??

 自分たちが暮らしていた土地を奪われるって、どういうこと?それを平然と、白人はやってのけましたよ。占領するということはそういうことです。

 人が人を支配する。許されるわけはありません。

 人種差別は本当に、なくなったのでしょうか?

 日本もさんざん、差別を受けてきたほうです。オリンピックは、もしかしたら、白人のためのスポーツの祭典なんじゃないかと思います。日本人がメダルを取ることを常に阻んでいるんですから。

 そして、男女差別。一夫多妻は最たるもの。女性を所有物と思っている男性は、まだまだ多い。

 すべてをひっくり返したいですね。女のくせに、とか女はバカだとか。イブはアダムのあばら骨で作ったとか、宗教でさえこうですから。

 この本を読んで、差別を受ける人間の気持ちがわからなかったら、人間としてどうなのかと疑います。人を売り買いすることの傲慢さ、無神経さ、残虐さ。だから、いまだに武器を持つことが平気な国、アメリカ。武器は、なぜ持つのか?自分を守るって、そりゃ、恨まれることをするから報復が怖くて守るんでしょう。

 一人の奴隷女性の回想、数奇な人生をもっともっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。

大和書房  ハリエット・アン・ジェイコブズ著(堀越ゆき訳) ある奴隷少女に起こった出来事

 


Happy birthday to me!

2013年12月20日 12時41分28秒 | 日常

 そうです、今日は私の56歳の誕生日です。夫が死んだ年齢まであと2年。

 おとといからの雨が、雪にならなくてよかったです。さっそく昨日は職場でさっさと台車にのっていた塩カルの袋を倉庫にしまいました。

 でも、雪の恐れがある季節は、その台車はずっと置きっぱなしにしていたそうです。えー、私、知らなかった!といったら、そういえば今年の1月の大雪で骨折入院してしまったんだから、知っているわけがありませんよね。

 心も体も寒い冬、せっかくだからと夫が着ていた冬のパジャマとか、夫が履いていたGパン、などなど、彼の残した衣服はせっせと愛用しています。

 そして今日、東京電力にお願いして、10アンペア落としてもらいました。一人暮らしに贅沢はできませんもの。もっと早く連絡して工事してもらえばよかった。

 20分くらいと電話では言っていましたが、10分かからなかったと思います。その間、停電。

 停電後に時刻合わせしなくてはならなかったのは、給湯リモコンとコンベックのガスオーブン。それ以外は大丈夫でした。こうしてパソコンも無事。

 今夜は知り合いを誘って、忘年会。さすがに、誕生日の夜、一人っていうのはつらいから。

 今年は大掃除は取りやめです。こんな寒い日に掃除はできません。数年前、ガラス拭きをして、風邪ひきましたから。その前に、整理整頓しないと、掃除なんかできませんもの。一人になって、そんなにいろんなものはいらなくなったはず。もっと断舎離しないとね!

 今になって、父のいろんなものを処分してしまった自分が情けない。でも、ここまでやったんだから、勘弁してください。