許せない、無期懲役

　信じられない人間がいたものです。

　主犯格の川岸被告、判決後に記者に話した言葉が、人間として非常に許せなくてたまりません。彼が計画したこの強盗殺人、彼が自首して共犯者の逮捕に協力したからと、首謀者が無期懲役です。その判決に対して、彼はありがたいとは思っているものの、被害者に対しては、「運が悪かった」というだけでまったく反省していません。

　利恵さんのお母さんの会見では、利恵さんが暗証番号を明かしてお金が引き落とされたなら彼は自首しなかっただろう、さらに犯罪を続けていたはずだと。私もそう思います。

　利恵さんもそうだけれど、お母さんもとても聡明な女性。頭がいいし、美しいし、お嬢さんをとても愛していたのにと思うと、本当に悔しい。

　川岸被告、こういう人間を死刑にしない日本の裁判って、一体どうなっているのでしょうか。彼は更生なんかしません。本人がそう言っているんですから！殺人を行っておいて、相手に対して「運が悪い」って、どういうこと？ネットの闇サイトって、本当に恐ろしいです。野焼きの山に置き去りにして、本当に炎上してしまえって思いますよ。どうしてこんな人間に育ってしまうのでしょうか、信じられません。

命を軽んじるものは命で償え

　今日、磯谷利恵さんが殺害された事件の判決が名古屋地裁で言い渡されます。闇サイトで知り合った男性３人による残虐な殺人事件、まったく無関係な女性の命を簡単に奪って平然としている彼らには絶対に死刑をと私は思っています。

　人の命を理由なく奪う、これはその人間の命で償うのは当然です。たとえ一人だけにしてもです。いつから、何人殺せば死刑、なんてバカみたいなことが慣例みたいになってしまったのでしょうか。

　彼女には囲碁サークルで知り合った恋人がいたそうです。中断された囲碁の次の一手を待たずに彼女は殺されてしまったのです。

　とても聡明な女性に思えました。自由におおらかな囲碁の打ち方だったそうです。着物がとても似合う彼女の人生を、あんな風に奪った犯人３人が私は絶対に許せません。闇サイトって、一体何？こうも犯罪がはびこる闇、それがインターネットに存在するなんて、不気味です。

　夫ではないけれど、私も裁判員になったら、こういう事件には厳罰で臨みます。当然でしょう。人の命を奪うものは、自分の命で償え！

　だれも、殺されるべき命なんてないのです。誰も、生まれてこなくてよかった命なんてないんです。そして、誰も、殺人犯を産んだなんて思いたくないのです。

　嫌な世の中なんですね。早稲田大学では薬物アンケートを学生に行い、１０パーセントしか回答してこなかった、その半分は、簡単に薬物を手に入れられると答えたそうです。こういうアンケートは単位に加えたほうがいいですね。そして、薬物で逮捕されたら即退学でしょう。さらに復学拒否です。

　悲しい社会、壊れた社会。

　そんなだからかな、東北で「わさお」という、白い秋田犬がブームだとか。彼は捨て犬だったそうです。ブサイクでかわいいらしい。たしかに・・・。飼い主のイカ焼き店のオバサンによく似ている、らしい。

　おばさんの優しさが日本中に蔓延してほしいよね。

　今日も私はぶさいくでかわいい黒二毛に振り回されっぱなしです。これも人生？