昨日、つまりGWの最終日、一年以上かけて準備してきた第2回たまたま室内楽演奏会が、無事、終わりました。
始まる前は、本当に緊張して、朝からおなかが痛かったのです。それに、アラーム設定時刻よりも早く目が覚めるし・・・。昨日の朝は割りと肌寒かったので、冬のジャケットを着ていき、日中の初夏の陽気に呆然としてしまいました。それでも、ホールの中は冷房が効きすぎて寒かったです。
午前中、9時集合でリハーサルは、ステージの上とリハーサル室両方で行いました。でも、あまり練習しすぎてもよくないし、物理的にチェロのTさんが時間が重なってしまう部分もあるからと、グリーグのカルテットはステージだけにして、リハーサル室の練習はクィンテットにしました。それで皆、少しほっとできたような・・。
やはり、ステージの上では、ものすごく緊張します。周りの音を聴いているようで聴いていなかったり、なかなかうまく演奏できるものではありません。それでも、ずっと練習を重ねてきてその集大成なので、できるだけ満足のいく演奏はしたいとは、思っているのですよ(とほほ)。
まあ、何はともあれ、無事に終わりました。弦が切れたりする以外、演奏を止めないでがんばろうという目標?は、達成しました。実際、リハーサルのときにファーストヴァイオリンのD線の弦が突然緩むというハプニングもあったのですから、あれだけ乾燥しているところで弾くのは、本当に怖い・・・。私も、何度、弓が張りすぎてこそこそ緩めていたことか。
夫は、最初はまったく乗り気ではありませんでした。退職したし(余計なお世話のようです)時間があるから来て、といっても、全然興味を示さず、私の趣味は夫には関係ないの一点張りでした。弦楽合奏は、何度か聴きに来てくれたこともあったし、日本女子大オケの定演も、来てくれていたのにです。ほけのメンバーのご主人は、けっこうかいがいしく、ビデオ撮影やいろんな手伝いもしてくれるのに、なんと非協力的なんでしょう。とはいえ、無視されたほうが、やりやすいという一面もあるのは確か。
で、どうせ来ないよと思っていたところ、演奏終了後に、楽屋まで来てくれたのにはびっくり!コレは都合がいいとばかり、カフェのお茶会をサボって先に一緒に帰ってきてしまいました。
夫いわく、アマチュアの発表会だから、音程とかいろいろ問題もあるけれど(唯一、ものすごくうまい演奏グループがあったそうです。ピアニストはプロなのかもというくらいのレベルでした)スタインウェイのピアノをあれだけの響きのいいホールで弾けるというのは、アマチュアにとってものすごくうれしい機会なんじゃないかということでした。その時初めて、ああ、あのピアノはスタインウェイだったの!と驚きました。調布市はお金持ちなんですねー。
夫は、調布で乗り過ごし、明大前から引き返したので、最初のグリーグは、途中から聴いたそうです。けっこう、危なっかしかったけれど、終りがあれだけ揃っていたのだから、私としてはいい演奏だった(うーーん、自己満足)。そして、モーツァルトの弦楽五重奏は、セカンドヴィオラは全然地味だからわからなかったとのこと。まあ、邪魔しないだけでもよかったはず(してたとは思う)。
確かに、いいホールです。それに、けっこういい建物なんですよ。12階には展望台があるんですから!今回の第2回は、去年の第1回に比べたらちょっと地味になってしまったのですが、それでも、また続けられたらいいと思います。
本当は家の近所の割烹料理屋で打ち上げと思っていたのですが、GW最終日、もしかして家族連れでにぎわっているかもしれないからと、自宅でキスをフライにして、リースリンクワインで打ち上げにしましたが、飲みすぎたのでした・・・。なんだか、舌を火傷してしまったのです。ったく酔っ払いは困るよ?!
