中野系

この銀河系の中心、中野で考えること

ストーンズ来日だが

2005年12月29日 | 日常
昨日の新聞夕刊で来年春のストーンズ日本公演の広告。喜んだのも束の間、S席18000円というチケットの値段を見て意気消沈。オペラ公演のような値段だ。

かなり大掛かりなセットになるみたいで、それが値段に響いているのかもしれない。とはいえやはり、あんまりな料金設定だ、ロックコンサートにしては。観客との距離を考慮して小さいライブハウスでやるから、とでもいうのであればまぁ我慢できなくもないけれど、あの巨大な東京ドームでは…

ありえない仮定ではあるけれど、もしもジョン、ジョージがまだ存命で1回限りビートルズの再結成公演をやる、というのであれば例えドームで10万円でも迷わず飛びつくのだけれど。

ロックのコンサートは基本的にPAを通しての音だし、純粋に音楽を楽しむというよりはむしろアーティストを体験すること自体が楽しみの中心なのかもしれない。なのでチケットに出せる値段、というのも結局はそのアーティストに対する思い入れの値段なのだろう。

ストーンズに関しては「今でこそ」好きなバンドの一つではあるけれど、そこまでの思い入れもない。なので、今回は9000円の席が買えれば行ってもよいかな、といったところ。さすがに18000円では行かない。

それにしてもドーム2回をあの値段、果たしてチケットはさばけるのだろうか。前回来日時の横浜アリーナ公演でも、舞台近くにかなり広範囲の空席が目立っていて、当日券を買った人達はそこへコンサート直前に誘導されていたみたいだし(あれは羨ましかった)。

今回はタフなおじさん達の米粒のような姿を拝んで、おみやげにベロのTシャツを買って帰れば充分。幸いにして彼らはまだまだ「現役」でいけそうな感じだし。