検証・電力システムに関する改革方針

「自然エネルギーですべての電力をまかなう町」の第2部です。

新町長「町おこし」へ決意  連載小説255

2013年04月01日 | 第2部-小説
 大平公平新町長のあいさつ
 お集まりのみなさま、こんなにも沢山、お集まりいただいて本当にありがとうございます。そして大変に恐縮し、緊張もしています。今回、無投票で町長になることになりました。これは占部町一丸となって「町おこし」に取り組む、その旗振りを「お前がやれ!」ということではないか。非常に名誉なことだと思い、みなさまの気持ちをしっかり受け止め、全力でご期待に応えたいと、今、決意を新たにしているところでございます。

 「町おこし」の基本構想はこれまでに発表してきました。今後はこの基本構想を具体的にすすめるのがわたしに課せられた一番の仕事だと思っています。みなさまとそして町役場の職員のみなさまに力を発揮していただいて基本構想の実現に邁進したいと思います。

 占部町をとりまく環境は引き続き厳しいものがありますが何もない、ないないづくしといわれていた町や村が活力を取り戻したところもあります。そうしたところを視察してまいりました。共通しているのは豊かな自然に着目してその豊かな自然を利活用していることです。占部町も実に豊かな自然があります。大都市・東京にも近いです。この自然と地の利に着目し、この7月から実施された再生可能エネルギーによる発電の固定価格買取制度、これらの制度も生かした事業を興すことができれば変化を生み出すことはできると思っています。
 問題は事業資金です・・・。