検証・電力システムに関する改革方針

「自然エネルギーですべての電力をまかなう町」の第2部です。

ひどい国-藤の花が咲く山

2012年04月21日 | 自然エネと地域振興
 これまで数字やグラフばかりでしたので少し、趣を変えて里山の景色をご紹介します。関東平野部は桜が終わり、これから藤や桐が花開きます。
 写真の藤は昨年、里山訪問をした時に撮った山に自生している藤です。バスに乗り合わせた中年のハイキンググループが車窓から見えるその藤に「まあ!きれい!」と歓声を上げて、浮き浮きされていました。
 山は早春の芽が吹いて、淡い彩りに包まれ、その合間をあざやかな藤色がおおっていました。のどかで美しい景色です。
 私の目的は、その花が咲いている山に入ることでした。山はとんでもないことになっていました。


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3 コメント

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興味深く読みました。 (無口)
2012-04-21 13:09:33
埼玉自治体問題研究所への訪問ありがとうございます。ブログ拝見しました。とても誠実で、また気象に関しては専門的に尚わかりやすく解説いただいて、興味深く読ませていただきました。自然と共存することで日本は歴史を築いてきたと思いますが、この20世紀後半から21世紀にかけては特に、大企業の自然への(人間への)思い上がり、あるいは無知が人間の住む世界の足元をどんどん崩していますね。原発事故などはその最たるものです。みんなが、そのことを真剣に考え発信していかなければと思います。
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原発を再稼働しなくても今夏の電力は足りる ()
2012-04-21 20:29:00
あなたの趣旨と同じ内容の紹介記事を、新たに投稿しています。ぜひご覧ください
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電気料金比較 (木村芳裕)
2012-12-18 22:28:39
早速、日本とドイツの電力料金について調べてみました。ドイツの電力料金については、WIKIPEDIA Die freie enzyklopadie を見ました。
ドイツの世帯当たりの平均電気料金は25.7セント/kwh。(2012年5月平均)、発電に34.4%、ネットワークに20%、手数料等に21.6%、税率24%。
1ユーロ110.52円とすると、1kwhあたり、28.4円。発電装置(発電・ネットワーク)に15.45円、道路占有料や再生可能エネルギーのための賦課金等(職務と割り当て)に6.13円、税金に6.8円です。

日本の電力料金の内訳は、東京電力総原価表のHPからすると、
人件費3,387億円、燃料費24,585億円、修繕費4,095億円、減価償却費6,171億円、事業報酬2,685億円、購入電力料7,876億円、公租公課3,013億円、その他経費7,098億円、小計58,91億円となっています。

ドイツと同じ分類にすると、電力装置関係(燃料費24,585億円、修繕費4,095億円、減価償却費6,171億円、購入電力料7,876億円、人件費3,387億円、事業報酬2,685億円)は48799億円で小計の82.8%を占めます。賦課金等にあたるその他経費は7,098億円で12%。税金は公租公課3,013億円、5.1%です。

日本の電力料金は基本料金819円(30A)、使用料18.89円/kwhであり、1世帯平均285kwh/月なので、合計6202円になる。これを1kwhに換算すると、21.8円になる。
先の分類にすると、日本の発電装置関係は21.8円×82.8%=18.03円/kwh、賦課金等は2.62円、税金は1.11円/kwhです。

発電コストを比較すると、ドイツ15.45円、日本18.03円で、日本の平均使用量285kwhに換算すると、4403円、5138円で、日本がドイツの1.17倍と高い。
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