11月10日
神奈川支部の俳句探鳥会に参加。どちらがメインと言う訳でも無いが、
晴雨に拘わらず実施との気兼ねの入らない行事なので天候に左右される
事の無い気楽さ。
朝からの雨で傘持ちで出掛ける。
9時に早川駅に集まったのは12名。小田原漁港から早川に出て海と川
の鳥を観察。防波堤にはカワウがずらーりと並んでいました。
西海子(さいかち)小路からは町の鳥を見る。ここは昔、武家屋敷の
あった場所とのことで、一区画が広く大きなお屋敷が並んでいました。
小田原城近くの報徳神社では折しも七五三で小雨の中を着飾った愛児
を連れた若い両親がお詣りしていました。
午後からは小田原駅前のビルの一室で句会。
私の句は1句だけ特選
秋雨に濡れて 鳥好き 俳句好き
16時に大急ぎで鎌倉へ。かまくら落語会
この日の出演は、柳亭 市馬師匠 で演目は、掛け取り萬歳と御神酒徳利
二題とも熱演で時を忘れて楽しく聴かれました。充分満足して帰宅。
11月11日
町内の公園清掃日でしたが、予報では朝から雨とのことで後ろめたいが
思い切って酒匂川へ出掛けてしまう。
集まった人は4名。私の主催なので休めない。
好天だったら公園の清掃が終わってから追いかける予定でした。
出掛ける時には降っていなかった雨が酒匂川へ出ると本降りになった。
傘を差しての鳥見となる。
堤防の下でアオジが二羽。もうペアリングが始まっているようだ。
河原にはアオサギがずらーり。コサギも少し。
飯泉堰の向こうにはゴイサギの群れ。
飯泉堰です。箱根の山々は雨雲に煙っていました。
酒匂川も鮎漁が禁止になったので雨の中を静かに流れていました。
ゴイサギの若鳥で、羽がまだ黒くならず星模様になっているので
ホシゴイと言われています。
雨が本降りになって来たので、飯泉橋の下に入って雨宿りしました。
やがて雨が上がったので歩き出し酒匂川の右岸に出ました。
橋の上から見ると鼻の白いオオバンが泳いでいました。
ヨシガモが一羽、ヒドリガモの中にいました。
ハシビロガモの夫婦が羽繕いしています。右が♂で左が♀です。
堰の上の貯水湖では、サギの仲間とカモメの仲間が羽を休めていますが、
時々一斉に飛び立ちます。運動の時間でも来たのでしょう。
カモメは殆どユリカモメです。この鳥は平安時代の伊勢物語にも出て
来る鳥で、京都の加茂川でも東京の隅田川でも昔から馴染みのある種類
です。大きな川の上流でも見られます。
午後になるとすっかり晴れ上がりました。
ミサゴが魚を抱えて飛んで行きます。
その後から別の鳥が横取りしようとして、追いかけます。
河原の石の間にシロチドリが見えますが何しろ遠くてイカルチドリとの
判別が困難です。恐らくこれはシロチドリと思います。
14時40分頃、鳥見を終了。46種で先月より1種多かった。