はじめまして

今回、新しくブログを開設しました。

諏訪大社とその周辺

2008-06-16 11:07:30 | Weblog
 梅雨空催いの中、或る文化サークルに参加して諏訪大社
と、その周辺を見学して参りました。
 諏訪大社の御柱が見たいのがメインです。


 2008年6月4日 7時15分に横浜西口天理ビル傍
に35人が集まりました。その中で男性は5人だけでした。
 7時半に出発して横羽線から首都を経由して中央高速
に入り、途中三箇所で休憩し11時10分、諏訪大社上社
本宮に着きました。


 諏訪湖の南側です。
 有りました、高さ17m、直径1.2mの巨大なもみの木です。


 これが4本、本宮を守るように角角に立てられています。
 諏訪大社には上社に、本宮と前宮があり、下社に春宮と秋宮が
有りますが、上社の前宮は現在その跡があるだけです。

 然し、御柱は全部で16本建てられているとのことです。

 本宮には、信州出身の力士で江戸末期に活躍した名大関
雷電為右衛門の銅像が建てられていました。


 諏訪大社の紋は、梶の葉を象ったもので上社が4本の足
で、下社は5本になっています。




 御柱は、寅年と申の年に20数Km離れた山から数千人の
氏子の奉仕によって運ばれます。その壮大な行事は、何時も
テレビで報道されますので、有名です。
 その時に使われる元綱が展示されていました。メドテコと
言うようです。


 11時51分、上社を後にして諏訪湖畔の北沢美術館新館
へ向かいました。
 お昼です。併設のレストランでパンのバイキングでした。
 思い思いのパンを取り、いろいろと揃っているサラダ、
スープ、果物で諏訪湖を眺めながら頂きました。


 北沢美術館は主にガラス工芸品が展示されていました。


 次は、諏訪湖をぐるりと回って下社の秋宮です。
まず最初に樹齢700年の根入りの杉です。
 この杉は夜中に枝を下げて眠るといびきをかくそうです。
 この葉を煎じて子供に飲ますと夜泣きが治るとの
ことです。



 神様は今、春宮へ行っていて留守でした。
 
 立派な狛犬さんが、留守を守っていました。
 青銅の狛犬としては日本一だそうです。
 これは、阿吽の阿のほうです。


 こちらが、吽の方です。


 本殿です。


 拝殿には大きな、しめ縄が下がっていました。
 出雲大社のように、お賽銭が刺さっていません。


 下社の紋は五本あしです。


 神様が留守なので、ほどほどで引き揚げました。

 北沢美術館本館で、世界的に著名なガレのガラス工芸品
を見学しました。
 合わせガラスと言って3枚のガラスを合わせたものです。


 ガレの作品の中でも特に優れたスタンドで世界に4点しか
無いうちの一つです。


 直ぐ近くに間欠泉が有るので、見に行きました。
 時間で噴出するそうですが、何か不思議です。
 地熱の高まりによって噴出するのでしょうが、規則正しく
決まっている所に一抹の疑問を感じます。
 15時が予定です。15時になったら予定通り吹き出し
ました。




 高く上がる時は10mくらい上がるとのことです。
 毎日、10時、11時半、13時半、15時、16時半
と決まっていて、夏の観光シーズンには17時半もある
ようです。どうも怪しい。
 11時半から13時半の間、2時間あるのは昼休みで
しょうか?そして観光シーズンにサービスがあるのも何か
変です。

 後でバスのガイドさんの説明によると、バルブで調節
しているとのことで、興ざめの感です。

 思い直して、中山道を歩いて春宮へ行きました。
 家の玄関に弓矢の魔除けがありました。


 途中に下諏訪宿本陣がありました。
 春宮の本殿です。


 真ん中が御幣を奉じる弊殿と拝殿が一緒になった弊拝殿で
左右が片拝殿になっています。

 春宮本殿から少し離れた場所に、万治の石仏があります。


 春宮の大鳥居を作る時、石に鑿を入れたら血が流れたので
石工が作業を止めました。その晩、夢のお告げで良い石の
有る場所が告げられ、そこに石が見つかったとの事が伝説
になり、血の出た石は石仏として安置されたとされています。
 万治3年(1660年)のことです。

 川が二つに分かれている場所に浮島宮が有り、ここにも
小さいながら御柱が建てられていました。


 16時半になり、今日の予定が終わりましたので大泉に
有るホテルへ向かいました。

 空は降らないながらも、どんよりとして八ヶ岳連峰も
雲の中でした。


 今日一日、降られる事も無く時には太陽が出て暑い位に
なったこともありましたが、まずまずの日和でした。

 八ヶ岳南麓の、大泉高原八ヶ岳ロイヤルホテルです。


 これで6月4日が終わりました。5日は又。
 

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