チリ30日目
今日は世界最大の露天掘りのチュキカマタ銅山へ行ってきました。
朝6時過ぎにカラマのバスターミナルに着いた。
荷物を受け取った後、まだ暗いのでしばらくバスターミナルで過ごそうと座れる場所を探した。
このとき、右手が何か濡れた気がした。
でも、何か分からない。どこかで水滴でも触ったのかな?
ベンチは全て占領されていたので、適当な場所に荷物を降ろして座ろうとしたとき、今度は右手がべっとりと濡れた。手のひらを見ると、茶色い液体が付いている。
『なんだ!?何が起こったんだ?』
と、思うと、ズボンの後ろの方が茶色い液体で汚れている。
『これは何だ!?』
変な匂い。一瞬、昨日お腹の調子が悪かったから、自分でうんこを漏らしたのかとも思った。
が、濡れてるのはズボンの外やし、うんこのような匂いではない。
だけど、微妙に変な匂い。
これはひょっとして俗に言う『ケチャップ強盗』!?
とりあえず、拭き取ろうと自分のトイレットペーパーを出したところで、一人のおっちゃんがトイレットペーパーを渡してくれた。
反射的に「Gracias」と受け取ったところで、おっちゃんはおれの荷物に手を伸ばしている。
『えっ!?マジで!?』
と思ったら、おっちゃんはおれの荷物を壁際に寄せてくれただけだった。普通に親切なヒトだったらしい。疑ってしまってごめんなさいm(_ _)m
拭き取りながら貴重品の確認をしてみたが、やはり盗られたものはない。いつ汚されたのかが全く分からない。荷物を受け取るときにでも誰かのチョコレートが当たっただけなのかもしれない。チョコの匂いはしないけど・・・ それとも、やっぱり悪意を持ってかけられたのかもしれない。
何だか分からんけれど、やっぱり良い気分はしないもんだ。チリには良い印象を持っていたのに、ちょっと残念。でも、ホントにいつ、どうやって汚れた(汚された?)のかだけは知りたかった。
朝7時半になってだいぶ明るくなったので、セントロに向かうことにした。チュキカマタ銅山に行きたいからカラマに来たが、もし予約が2、3日埋まっているようなら予約だけして先にアタカマへ行ってしまいたい。そのため、まずはツーリスト・インフォメーションへ向かった。
バスターミナルは思ってたより遠く、思ってた以上に時間もかかったが、無事にインフォメーションに到着。時間は8時からとなっている。ちょうど8時。
閉まってる。
しばらく待ったが、やっぱり閉まってる。
開くのは8時からじゃないのか?
9時前まで待ってみたが、開きそうな気配もない。
仕方ないので、先に宿を探すことにした。チュキカマタへの今日のツアーが無理ならアタカマへ移動しようと思ってインフォメーションまで来てみたが、待っているうちに汚されたズボンのこともあって今日はカラマに泊まろうという気になってしまった。
近くの宿にチェックインした後、もう一度インフォメーションに戻ってみると、今度は開いていた。どうやら開いたばかりのようだった。
時刻は9時をちょっと回ったところ。ホントは9時からだったんか?『8時~』って書いてあるけど…
チュキカマタ銅山の予約はアッサリと終わった。12時半にインフォメーションに来れば良いらしい。
何だかんだともう9時半を過ぎている。とりあえず宿に戻って少し休憩した後、早めの昼食を食べに出た。
なかなか良いところが見つからず、ようやく入った店でメヌーを頼み、一品目が出てきた時点で11時半。このまま二品目を待っていたら間に合わないんじゃないか?
予想通り、二品目を聞きに来た時点で12時前。仕方なく一品目までの値段だけ払ったが、単純に2で割ったより高かった。どう考えてもメインの二品目の方が高いやろうに…
時間通りにインフォメーションへ行くと、どうやら銅山のオフィスに自分で行かないといけないらしい。インフォメーションに行けば、乗合タクシーを代わりに止めてくれるってことだった。おかげでどれに乗るか悩まずには済んだが…
チュキカマタ銅山のオフィスは、バスターミナルの前の通りをセントロとは逆方向に行ったところにあった。セントロから車で10分程度。ここでバスに乗り換えて銅山を目指す。
最初に訪れたのはチュキカマタの街。
ここも最後の住人が5年前に去って、今はゴーストタウンとなっていた。さすがにハンバーストーン程、朽ちている訳じゃないが、ヒト一人居ない街ってのはわずか5年程でも随分とみすぼらしく見えるもんだ。
それにしても、まだチュキカマタの銅山は稼働しているのに、なんで街は捨てられてしまったんやろう? キレイな道路があるから、カラマからでも充分に働けるからなんやろうか? ウトウトしてないでガイドの説明を聞いていれば良かった。
立派な銅像もあった。
謎の遊具も…
そして、いよいよチュキカマタ銅山へ。
近くには工場もある。
入ったところで、ちょっと後悔。
銅山が見えるのはバスの左側。
おれが座っているのはバスの右側。
左側に座った観光客がバシャバシャ写真を撮るのを、指を咥えて見るしかない。
ところが、結果的には右側の方が良かった。銅山内は左側通行。つまり、右側をデッカいトラックが通っていく。銅山はこの後行く展望台から見えるけれど、トラックを近くで見れるのは右側。
良かった。
デカいトラック。
そして、展望台に到着。
展望台から見た銅山も迫力があった。
『銅山』と書いてあるけど、露天掘りなので、むしろ山はない。デッカい穴が開いているだけ。穴は縦5km、横3km、深さ1kmあるらしい。50年かけてこれだけ掘ったらしい。そして、あと50年かけて倍の深さまで掘り続けるらしい。24h休まず…
人間ってスゴいもんやな…
でも、上から見ていると石をせっせと運ぶトラックがなぜかアリのように見えてしまった(笑)。石を積んで、外へ運んでいく。空になったらまた戻って石を積む。なんだか、オモシロい。
真ん中に小さいのが普通の車の大きさです。
あのトラック、スッゴいデカいはずなんやけど…
あまりに周りの風景のデカさにもう意味が分からなくなってきた。
アッという間にツアーは終了。実際、短いツアーで少し物足りなかったかな? せめてあのデカいトラックのそばに立ってみたかった。どうやら安全上の問題でそういうことはできないようだ。
カラマに戻ってからは明日のバスのチケット探し。結局8:15発という微妙な時間にしてしまった。もう少しゆっくりと寝たかったんやけど、仕方ないか。
<本日の移動>(イキケ)→カラマ
Tur bus社のバス。約7h。11200チリペソ(約24ドル)。
カラマのバスターミナルに着く。バスターミナルからセントロまでは2kmくらい? バスターミナルを出て目の前のGranaderos通りを右に(南に)ずっと進んでいけば20分程度でセントロに着く。乗合タクシーや市バスでも行ける模様。
<宿泊地>オテル・ロス・アンデス(Hotel Los Andes) シングル 7000チリペソ(約15ドル)
住所: Vargas通りとRamirez通りの間のVivar通り沿いにある。セントロの3月23日広場から駅に向かって歩いてVivar通りを左折してスグ左側にある。徒歩5分程度。
設備:共同トイレ&ホットシャワー。野良Wifiが時々。
備考:ロンプラに載っているResidencial Tonoの少し南にある。やっぱりボロっちい。チリ北部の宿って値段の割にボロっちい。非常に弱いが野良Wifiが時々拾える。
現在、中南米を旅行中。良かったら励みになるのでクリックしてやって下さいv(^o^)v
今日は世界最大の露天掘りのチュキカマタ銅山へ行ってきました。
朝6時過ぎにカラマのバスターミナルに着いた。
荷物を受け取った後、まだ暗いのでしばらくバスターミナルで過ごそうと座れる場所を探した。
このとき、右手が何か濡れた気がした。
でも、何か分からない。どこかで水滴でも触ったのかな?
ベンチは全て占領されていたので、適当な場所に荷物を降ろして座ろうとしたとき、今度は右手がべっとりと濡れた。手のひらを見ると、茶色い液体が付いている。
『なんだ!?何が起こったんだ?』
と、思うと、ズボンの後ろの方が茶色い液体で汚れている。
『これは何だ!?』
変な匂い。一瞬、昨日お腹の調子が悪かったから、自分でうんこを漏らしたのかとも思った。
が、濡れてるのはズボンの外やし、うんこのような匂いではない。
だけど、微妙に変な匂い。
これはひょっとして俗に言う『ケチャップ強盗』!?
とりあえず、拭き取ろうと自分のトイレットペーパーを出したところで、一人のおっちゃんがトイレットペーパーを渡してくれた。
反射的に「Gracias」と受け取ったところで、おっちゃんはおれの荷物に手を伸ばしている。
『えっ!?マジで!?』
と思ったら、おっちゃんはおれの荷物を壁際に寄せてくれただけだった。普通に親切なヒトだったらしい。疑ってしまってごめんなさいm(_ _)m
拭き取りながら貴重品の確認をしてみたが、やはり盗られたものはない。いつ汚されたのかが全く分からない。荷物を受け取るときにでも誰かのチョコレートが当たっただけなのかもしれない。チョコの匂いはしないけど・・・ それとも、やっぱり悪意を持ってかけられたのかもしれない。
何だか分からんけれど、やっぱり良い気分はしないもんだ。チリには良い印象を持っていたのに、ちょっと残念。でも、ホントにいつ、どうやって汚れた(汚された?)のかだけは知りたかった。
朝7時半になってだいぶ明るくなったので、セントロに向かうことにした。チュキカマタ銅山に行きたいからカラマに来たが、もし予約が2、3日埋まっているようなら予約だけして先にアタカマへ行ってしまいたい。そのため、まずはツーリスト・インフォメーションへ向かった。
バスターミナルは思ってたより遠く、思ってた以上に時間もかかったが、無事にインフォメーションに到着。時間は8時からとなっている。ちょうど8時。
閉まってる。
しばらく待ったが、やっぱり閉まってる。
開くのは8時からじゃないのか?
9時前まで待ってみたが、開きそうな気配もない。
仕方ないので、先に宿を探すことにした。チュキカマタへの今日のツアーが無理ならアタカマへ移動しようと思ってインフォメーションまで来てみたが、待っているうちに汚されたズボンのこともあって今日はカラマに泊まろうという気になってしまった。
近くの宿にチェックインした後、もう一度インフォメーションに戻ってみると、今度は開いていた。どうやら開いたばかりのようだった。
時刻は9時をちょっと回ったところ。ホントは9時からだったんか?『8時~』って書いてあるけど…
チュキカマタ銅山の予約はアッサリと終わった。12時半にインフォメーションに来れば良いらしい。
何だかんだともう9時半を過ぎている。とりあえず宿に戻って少し休憩した後、早めの昼食を食べに出た。
なかなか良いところが見つからず、ようやく入った店でメヌーを頼み、一品目が出てきた時点で11時半。このまま二品目を待っていたら間に合わないんじゃないか?
予想通り、二品目を聞きに来た時点で12時前。仕方なく一品目までの値段だけ払ったが、単純に2で割ったより高かった。どう考えてもメインの二品目の方が高いやろうに…
時間通りにインフォメーションへ行くと、どうやら銅山のオフィスに自分で行かないといけないらしい。インフォメーションに行けば、乗合タクシーを代わりに止めてくれるってことだった。おかげでどれに乗るか悩まずには済んだが…
チュキカマタ銅山のオフィスは、バスターミナルの前の通りをセントロとは逆方向に行ったところにあった。セントロから車で10分程度。ここでバスに乗り換えて銅山を目指す。
最初に訪れたのはチュキカマタの街。
ここも最後の住人が5年前に去って、今はゴーストタウンとなっていた。さすがにハンバーストーン程、朽ちている訳じゃないが、ヒト一人居ない街ってのはわずか5年程でも随分とみすぼらしく見えるもんだ。
それにしても、まだチュキカマタの銅山は稼働しているのに、なんで街は捨てられてしまったんやろう? キレイな道路があるから、カラマからでも充分に働けるからなんやろうか? ウトウトしてないでガイドの説明を聞いていれば良かった。
立派な銅像もあった。
謎の遊具も…
そして、いよいよチュキカマタ銅山へ。
近くには工場もある。
入ったところで、ちょっと後悔。
銅山が見えるのはバスの左側。
おれが座っているのはバスの右側。
左側に座った観光客がバシャバシャ写真を撮るのを、指を咥えて見るしかない。
ところが、結果的には右側の方が良かった。銅山内は左側通行。つまり、右側をデッカいトラックが通っていく。銅山はこの後行く展望台から見えるけれど、トラックを近くで見れるのは右側。
良かった。
デカいトラック。
そして、展望台に到着。
展望台から見た銅山も迫力があった。
『銅山』と書いてあるけど、露天掘りなので、むしろ山はない。デッカい穴が開いているだけ。穴は縦5km、横3km、深さ1kmあるらしい。50年かけてこれだけ掘ったらしい。そして、あと50年かけて倍の深さまで掘り続けるらしい。24h休まず…
人間ってスゴいもんやな…
でも、上から見ていると石をせっせと運ぶトラックがなぜかアリのように見えてしまった(笑)。石を積んで、外へ運んでいく。空になったらまた戻って石を積む。なんだか、オモシロい。
真ん中に小さいのが普通の車の大きさです。
あのトラック、スッゴいデカいはずなんやけど…
あまりに周りの風景のデカさにもう意味が分からなくなってきた。
アッという間にツアーは終了。実際、短いツアーで少し物足りなかったかな? せめてあのデカいトラックのそばに立ってみたかった。どうやら安全上の問題でそういうことはできないようだ。
カラマに戻ってからは明日のバスのチケット探し。結局8:15発という微妙な時間にしてしまった。もう少しゆっくりと寝たかったんやけど、仕方ないか。
<本日の移動>(イキケ)→カラマ
Tur bus社のバス。約7h。11200チリペソ(約24ドル)。
カラマのバスターミナルに着く。バスターミナルからセントロまでは2kmくらい? バスターミナルを出て目の前のGranaderos通りを右に(南に)ずっと進んでいけば20分程度でセントロに着く。乗合タクシーや市バスでも行ける模様。
<宿泊地>オテル・ロス・アンデス(Hotel Los Andes) シングル 7000チリペソ(約15ドル)
住所: Vargas通りとRamirez通りの間のVivar通り沿いにある。セントロの3月23日広場から駅に向かって歩いてVivar通りを左折してスグ左側にある。徒歩5分程度。
設備:共同トイレ&ホットシャワー。野良Wifiが時々。
備考:ロンプラに載っているResidencial Tonoの少し南にある。やっぱりボロっちい。チリ北部の宿って値段の割にボロっちい。非常に弱いが野良Wifiが時々拾える。
現在、中南米を旅行中。良かったら励みになるのでクリックしてやって下さいv(^o^)v
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