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~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

快晴!!フィッツロイ<669日目> Stayed in エルチャルテン

2012-12-24 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
アルゼンチン29日目
  今日からフィッツロイを見てきました。ド快晴でした。奇跡!?(笑)。


 1時半に起きた。昨日の夜にはフィッツロイが完全に見えていたから、『今晩なら星空とフィッツロイが撮れるかも…』という期待を込めて…


 でも、フィッツロイ方面は曇っていた。


 ホントになかなか晴れない山だ。今日は朝4時からトレス湖のミラドール(展望台)まで行く予定やけど、ホントに晴れるやろうか?





 結局、写真を撮ることもなくテントに戻って寝直した。そして、4時前に起き、4時過ぎには山を登り始めた。暗い中フィッツロイ方面を見てみると、全然雲がない。これはキレイに見ることができるかも…


 真っ暗。昼間は簡単に歩ける道も暗くなるとホントに分かりにくい。とにかくひたすら山を登った。


 しんどい。足場には岩がゴロゴロしている上、段差も大きい。かなりキツイ。パイネ国立公園でのトーレス・デル・パイネを見るために早朝登った時もキツかったが、ここはそれ以上だった。


 山をひたすら登ること1h。ようやくフィッツロイが見えるところまで山を登ることができた。


 ところが、なんとフィッツロイは雲に隠れてしまってる!!


 せっかく苦労して登ってきたのに、結局見えへんのか…orz



 さらに10分程、登ってトレス湖のミラドールに到着した。少し雲が薄くなってきた気がする。あとちょっとなんだから晴れて欲しい。


 さらに雲が晴れてきた。もう少し!!





 5時半頃、太陽が出てきた。





 フィッツロイもほとんど晴れていた。でも、太陽が出ている方向に雲があって、フィッツロイには赤い光が当たらない。ちょっと残念やけど、こんなに晴れているフィッツロイも珍しいらしいので、満足だ。




 しばらく眺めていると、完全にフィッツロイが姿を現した。他の山にも雲は架かっていない。




 スゴい!!

 めっちゃキレイだ。




 まさかこんなに晴れるとは… 奇跡?(笑)



 日が上がるにつれて白く変わっていった。





 完全に雲がない。


 嬉しくて無駄にフィッツロイ頂上のドアップを撮ってしまった。



 1h程ミラドールでフィッツロイを堪能した後、キャンプ場に戻ることにした。


 メッチャ膝が痛い。坂が急過ぎる。段差を降りるときに膝を曲げる度に激痛が走る。上りのときは我慢できる痛さだったけど、下りは痛すぎる。でも、降りないとどうしようもないので、ゆっくりゆっくり降りていった。結局、上りも下りも同じ1h強かかってしまった。

 テントの前で朝食を食べながら膝を休めた。ミラドールから降りてきた時点では、平地を歩くことすら、足を動かすことすら痛かったけれど、少しの間でも休めただけで多少はマシになった。


 降りたときにはフィッツロイを取り巻くように雲が架かっていた。



 9時半になってキャンプ場を出発し、セロトーレという山が見えるトーレ湖のミラドールを目指すことにした。

 30分程歩いたところで2つの湖が見えた。母の湖と娘の湖らしい。ちょっと曇っていたけれど、キレイな緑色をしていた。湖畔に降りてみると水もキレイ。

 確か右が母の湖で左が娘の湖。


 娘の湖の湖面。



 平坦な道を歩き続けた。



 その後、急な下り坂が続いた。スティックを持っていたおかげで比較的にすんなりと降りることができたし、そんなに膝も痛くならなかったので助かった。30分くらい下りっぱなしやったから、これを逆ルートで来ていたら相当辛かったと思う。フィッツロイを先に見に行って良かったよ。


 坂を下りきったところで、セロトーレが見えた。青空の中にニョキニョキと尖った山と氷河の景色はスゴい。ただ、しばらく見ていると雲が増えてきているのが気になるところ。トーレ湖に着くまで晴れたままやったらいいんやけど…


 分岐点に到着。あと1hくらいらしい。



 その後は平坦な道をひたすら歩いて14時にキャンプ場に到着した。ここからトーレ湖は近いはずやけど、どのくらいの距離があるのか分からなかったので、テントを張って重い荷物を置いてから出かけた。結局、湖までは10分程やったので歩いて登っても良かったんやけど…


 ようやくトーレ湖に到着したが、残念ながらセロトーレには雲がかかってしまっていた。着いた時点ではまだ少し見えていたが、スグに山全部が隠れてしまった。



 昼食を食べつつ、山が出てくるのを待った。が、1hくらい待ってみたが、晴れそうな気配はなかったので下山することにした。夕方まで待っていればきっと晴れたと思うが、今日中にレンタル用品を返さないといけないので、できるだけ早くにチャルテンへ戻っておきたかったから待つ訳にもいかなかった。


 テントを片付けて3時過ぎにチャルテンに向けて出発。しばらくは平坦な道がずっと続いた。2hくらい歩いたところで後ろを振り返ると、予想通りセロトーレの姿が見えていた。残念だ。セロトーレとトーレ湖がセットで見えていれば、今回のトレッキングは大成功やったのに… まぁでもフィッツロイの完全な姿が見えただけで満足やけど…



 右の一番高い塔のような山がセロトーレ。



 その後は坂を上っては下り、下っては上るの繰り返し。マジでしんどい。キャンプ場からチャルテンまでは2.5hと書いてあったのに、とてもじゃないけどそんな時間では着きそうにない。

 途中にあったミラドール。


 この川沿いを歩ければ楽やったのに…



 坂を上る度に次の山が見えるという状況がホントに精神的に辛かった。一体いくつ山を越えればチャルテンが見えるんだ?


 そして、ようやくチャルテンが見えた。


 入口にあった看板。


 結局、3h以上かかってチャルテンに到着した。もう足が痛い。体全体も重い。


 レンタル用品を返してシャワーを浴びて少し休憩。今日のご飯を買いに出かけた。何かを作る気にはなれなかったので、スナック菓子とカップ麺とワイン。でも、クリスマスイブなのでケーキを買った。ブルーベリーの載ったチーズケーキでメッチャ美味かった。

 その後、ベッドに戻り、日記を書こうとしたが、あまりの疲れにそのまま眠ってしまった。


 <本日の移動>ロスグラシアレス国立公園→エルチャルテン
 徒歩。そもそもエルチャルテンの街自体がロスグラシアレス国立公園に含まれている様子。

 <宿泊地>オステル・ニャンデ・ロガ(Hostel Nande Roga) ドミ 50ペソ(約8.5ドル)
 住所:Lago del Desierto 137。バスターミナルを出て左前方にある世界遺産マークが付いた看板のある大通りを真っ直ぐ。突き当りで左折して50m程歩けば、左側にある。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。キッチン使用可。Wifi有り。
 備考:ここもイスラエル人が多い。と言うか、パタゴニア全体でイスラエル人が多い。入国人数の制限すれば良いのに…

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恥ずかしがり屋のフィッツロイ<668日目> Stayed in ロスグラシアレス国立公園

2012-12-23 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
アルゼンチン28日目
  今日からフィッツロイを見るために1泊2日でトレッキング。フィッツロイは見れるのか?


 朝9時に旅行会社とスーパー(なぜか借りれた)に行ってキッチン用品や歩くためのスティックをレンタルした。宿に戻ってパッキングを行い、いよいよフィッツロイに向けて出発だ。

 今日から1泊2日でトレッキング。ホントは2泊3日でも良かったんやけど、明後日(25日)はクリスマスでスーパーが閉まってしまうので、借りたものを返却できなくなってしまう。だから、1泊2日。

 今回もパイネに引き続き、三脚を持っていくことにした。おかげで今回もそれなりの荷物の重さがある。そもそもカメラバッグがあるせいで歩きにくくて仕方ない。リュックタイプにすれば良かったのかも… でも、そうすると取り出しにくくなるし…


 チャルテンの街の北側からいよいよトレッキング開始。いきなり山道を登るところから始まった。


 今回はトレッキング用のスティックを借りた。パイネで痛めた両膝が全然治っていないから。1泊2日で10ペソ(約2ドル弱)。でも、これは結果的に大正解だった。このスティックが無かったらもっと辛いトレッキングになったかも…

 膝の痛みもそんなに感じることなく、サクサクと登っていく。登り始めて30分も経たないところにあったミラドール(展望台)で写真を撮るため、少し休憩。ところが、ここでハプニング発生。ちょっと前にユウコちゃんのカメラで写真を撮ったときに、そのままそこにカメラを置き忘れたらしい。


 慌てて取りに戻った。


 途中、野ウサギが出てきたが、さすがに今はゆっくり見ている場合じゃない。カメラの弁償なんて絶対したくない。

 こういうときは痛みを忘れるのか、駆け足で山を降りていったが膝は思った程、痛くなかった。『ひょっとして治った?』って思ったが、まぁやっぱり治ってなかった。翌日はあまりの痛さに歩けないかと思うくらいだった。

 カメラを無事に回収して改めてミラドールから川の眺めを見た。



 さらに歩いて分岐点。フィッツロイのミラドールもあったが、曇っているのでカプリ湖方面へ進んだ。



 休憩を挟みながらのんびり歩いて2h程でカプリ湖沿いのキャンプ場に到着した。天気が悪くて湖もキレイに見えない。ちょっとがっかりだ…


 こんなマークがありました(笑)。


 少し休憩していると、一足先にフィッツロイに向かったハンターが山から降りてきた。やはり今朝はフィッツロイは見れなかったらしい。それどころか土砂降りやったらしい。明日は晴れと聞いているけど、朝に晴れるとは限らない。ホントにどうなるんやろう?

 しばらく喋っているうちに雨まで降ってきた。気分がさらに沈んでいく。スグに止みそうやけど、空は前面に雲が架かっていて今日はフィッツロイは見えなさそう。

 それでも1hくらい喋っているうちに晴れてきた。山の天気はホントに変わりやすい。

 カプリ湖。



 ハンターと別れて先へ進んだ。だんだん天気が良くなる。晴れ間が出てきたかと思えば、それがだんだん大きくなっていった。もうスグ、フィッツロイが見えそうだ。


 大きな氷河も見えた。


 森を抜ける。


 抜けても森。


 ベビーシューズという花。


 あ~ホンマに見えそう。


 氷河もキレイです。


 尾瀬みたい。行ったことないけど(笑)


 1人用の橋。



 そして、午後3時過ぎ、ようやく今日のキャンプ場に到着した。

 キャンプ場にもヘブライ語。どんだけイスラエル人多いねん。


 鳥が居ました。


 気持ち良さそう。



 カメラの件でのロスや雨宿りもあったのでまぁ仕方ない。テントを張ってスープを飲んだ後、すぐ近くの広場に行ってフィッツロイを眺めた。



 もうだいぶ出ている。
 8割は出ているんじゃないかな?


 出そうで出ない。


 フィッツロイは『煙の山』と言われるくらい、頂上に雲がかかった山。だから山の全景が見える確率は当然少ない。けど、ホントにもうスグ出そう。


 誰かが『フィッツロイは恥ずかしがり屋だ』と言っていたのがよく分かる。もうちょっとなのに全ての姿を見せてくれない。あとほんのちょっとなのに…


 フィッツロイの隣の山や氷河はキレイに見える。



 結構、長いこと待っていたが、やっぱり今日は出ないと諦めて、夕方6時半頃に近くの氷河を見に行ってみた。


 管理事務所でもらった地図ではキャンプ場から片道30分くらいだったが、結局ひたすら川沿いを歩いて1hもかかった。どうやら地図で見ていた場所とは別のところへ行ったらしい。


 氷河の先端部分より前方にはホントに大きな岩がゴロゴロしていた。ビックリのデカさだ。ゴツゴツした岩が積み重なっていて結構スゴい。氷河地形はやっぱりオモシロい。


 岩がデカい。



 氷河を見てキャンプ場に戻るともう夜の8時半を過ぎていた。


 再びフィッツロイを見てみる。


 ホントにもう少し。


 ようやく夕暮れ。もうスグ11時。



 あ、フィッツロイが出た!!明日に期待だ。



 夕食を食べて11時頃には寝ようとした。寒い。なかなか寝れない。明日は3時半起き。あ~、キツい…


 <世界遺産111個目(自然遺産11個目)>・・・ロスグラシアレス国立公園
 ・フィッツロイ近辺
 エルチャルテンの街から歩いて行ける。と言うか、エルチャルテンの街自体がロスグラシアレス国立公園内に含まれている様子。

 <本日の移動>エルチャルテン→ロスグラシアレス国立公園(フィッツロイ)
 徒歩。そもそもエルチャルテンの街自体がロスグラシアレス国立公園に含まれている様子。

 <宿泊地>ポインセノット・キャンプ場(Campament Poincenot) 自前 タダ
 住所:エルチャルテンの街の北の端から続くトレッキングルートを歩いて約3h。しばらく山道が続くが、それ以降は比較的平坦な道が続くのできやすい。
 設備:共同トイレのみ有り。近くの川で飲み水が汲める。
 備考:キャンプ場そのものは森の中のため見えないが、少し横の開けたところや川へ降りるだけでフィッツロイが見える。もちろん晴れれば…(笑)。

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見え隠れするフィッツロイ<667日目> Stayed in エルチャルテン

2012-12-22 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
アルゼンチン27日目
  今日はフィッツロイへの拠点となるエルチャルテンへ移動。移動後、街を見下ろす展望台へ行ってみた。


 朝7時のバスでエルチャルテンへ向かった。今まで乗ってきたバスは満席のことが多かったけど、今朝のバスはガラガラ。観光客しか乗ってへんし… これならわずか3hで120ペソ(約20ドル)も取られるのも納得だ…


 朝早かったから眠い。でも、結局バスの中ではあまり眠れなかった。最近ずっと寝不足で辛い…


 チャルテンの街の入口の公園管理事務所でフィッツロイ近辺の地図をもらい、簡単に説明を受けた。フィッツロイ近辺は入場料が要らないのでありがたい。


 そして、10時過ぎにチャルテンに到着。適当に見つけた宿にチェックインして、しばらく休憩した。



 エルチャルテンの街で見つけたチャリダー。


 いつまで経っても電話を変わってくれない。


 スーパーも一応有る。



 宿でブログの更新や、昼食を食べた後、旅行会社でキャンプ用品のレンタルについて聞きに行った。ところが、シエスタのために開いている旅行会社は1社しかなかったので、とりあえずレンタルについては後回し。すぐ近くにあるミラドール(展望台)へ行ってみた。


 片道45分かかると書いてあったコンドルの丘へは30分もかからなかった。チャルテンの街を見下ろせて気持ち良かったし、遠くの方には大きな氷河も見えていた。雲が多くて全く気付かなかったが、実は晴れていればフィッツロイが見えるらしい。


 次の丘へ向かう途中にあった池。汚い。



 もう1つの丘の方からはビエドマ湖が見えた。しばらく休憩。


 扇状地。


 こっち方面にたぶんフィッツロイがあるはず…



 暇つぶしに石を積んでみた。結構際どいバランスで積むことができたけど、結局最後は風で倒れてしまった。相変わらずパタゴニアは風が強い。そして、寒い。



 街に戻ってバスターミナルへ行ってみたが、まだオフィスが閉まっていた。なので、先にスーパーに寄ってからもう一度バスターミナルへ。そして、26日出発のバスのチケットを購入。朝3:50発。何でそんな時間に出発するのか…orz

 バスターミナルを出てビックリ。目の前にフィッツロイが見えている。ホントに全く気付かなかった。まさかあんなところにフィッツロイがあるとは… 普通に街の中から大きく見えている。ビックリだ。


 その後もフィッツロイは見えたり、隠れたり。でも、結局全部が見えることは一度もなかった。恥ずかしがり屋な山という噂は本当らしい。

 明日からのトレッキングで見えるといいんやけど…


 <本日の移動>エルカラファテ→エルチャルテン
 TAQSA社のバス。約3h。120ペソ(約20ドル)。
 全部で3社くらい出ているが、他のバス会社のバスは片道150ペソだった。なお、TAQSAでチャルテンからカラファテへ戻るバスは90ペソだった。カラファテのバスターミナルでは別途ターミナル使用料5ペソ必要。

 <宿泊地>オステル・ニャンデ・ロガ(Hostel Nande Roga) ドミ 50ペソ(約8.5ドル)
 住所:Lago del Desierto 137。バスターミナルを出て左前方にある世界遺産マークが付いた看板のある大通りを真っ直ぐ。突き当りで左折して50m程歩けば、左側にある。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。キッチン使用可。Wifi有り。
 備考:ここもイスラエル人が多い。と言うか、パタゴニア全体でイスラエル人が多い。入国人数の制限すれば良いのに…

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充電器が壊れる<666日目> Stayed in エルカラファテ

2012-12-21 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
アルゼンチン26日目
  今日は結局、休憩。カメラの充電器が壊れて大慌てだった。


 久しぶりにゆっくりと起きた。と言っても7時くらいには起きていたけど…


 今日はもう1泊カラファテに泊まるつもりでは居たけれど、このイスラエル人だらけの宿に居るのが辛くて宿を移動することにした。昨日のうちに移動先の宿は決めておいたが、そこのチェックイン時間が12時以降だったので、とりあえず今の宿に荷物を預けて、市内をブラブラと歩くことにした。


 最初に訪れたのはカラファテの北にあるニメス湖。ここはチリフラミンゴがたくさん居るらしい。


 セントロから歩いて15分程で到着したが、事務所のようなものがあってしっかり入場料を取っていた。35ペソ(約5.5ドル)も… さすがにこんな額を払ってまでみたいものでもない。と言うか、そもそも事務所からフラミンゴは見えていた。なので、事務所のそばからフラミンゴを眺めてそのままセントロに戻った。


 飛び立つフラミンゴ。


 旋回するフラミンゴ。




 一昨日訪れたアイスクリーム屋でアイスを食べながら休憩。パソコンを出して日記を書いた。1週間くらい溜まっていてかなり辛い。写真の整理に至ってはホントに全然進んでいない。どうしたもんか…?



 宿を移動した後、カメラの充電をしようとした。



 コンセントに挿したものの、うんともすんとも言わない。



 う~ん、、、壊れた?


 これはマジでヤバい。カメラの充電ができなくなるなんて想定外だ。一気にテンションが下がってしまった。




 少し休憩した後、カメラ屋で代わりの充電器を探した。カラファテは小さい街やけど、いまがシーズン中で良かった。さすがにニコンの純正の充電器は見つからなかったけれど、カメラ屋では何でも充電できる充電器が見つかった。


 充電器を買うのはおいといて、とりあえずカジノへ行った。結構早い段階で60ペソ程勝ったが、その後もやり続けて、結局プラスマイナス0になってしまった。ホントに良い暇つぶしやった。



 スーパーで良い肉とワインを買って宿へ。今日も昨日と同じでイスラエル人でごった返している。マジで面倒くさいわ…

 ワイン。



 <本日の移動>
 なし。

 <宿泊地>アルベルゲ・ゴンザレス(Albergue Gonzalez) ツイン 80ペソ(約14ドル)
 住所:Ezequiel Bustillo 262。バスターミナルを右側に出て1つ目の交差点を右折。そのまま真っすぐ5分程歩いけば右側にある。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。キッチン使用可。Wifiなし。
 備考:静か。ドミトリーは30ペソ。恐らくカラファテでは最安。昨日までの宿のあまりのイスラエル人の多さとウザさに耐え切れずに宿を移動した。宿のオーナーが居ないことも多いので要注意。

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ペリトモレノ氷河<665日目> Stayed in エルカラファテ

2012-12-20 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
アルゼンチン25日目
  今日は久しぶりの世界遺産。ロスグラシアレス国立公園に行って来ました。


 6時半に起きた。準備を整えて外に出てみてビックリ。



 快晴だ!!

 これならペリトモレノ氷河が期待できる。





 ツアーのピックアップは7時半と聞いていたが、なかなか来ずに結局来たのは8時だった。最後にピックアップされたらしく、バスはそのままロスグラシアレス国立公園に向けて出発した。

 カラファテの街を出てスグのところにあるアルヘンティーノ湖を通ったとき、ぼんやり湖を見ているとフラミンゴを見つけた。写真撮りたかった。フラミンゴとかカラフルな大きい鳥って何だか良い感じ(笑)。


 そして、気付いたら寝ていた。

 起きたらみんながバタバタしていて、なんだろうと思うと左側にペリトモレノ氷河が見えていた。その後スグのところにある展望台でバスは停まって、少しだけ見学の時間があった。

 群がる観光客。




 が、何かイマイチ。


 氷河の上が曇っているせいもあるけど、どうもテンション上がらない。風が強くてメッチャ寒いし、早々にバスに戻ってしまった。





 やっぱり南極の後じゃあ氷河に対する思い入れも薄くなるのかな~?



 湖沿いでバスを降り、船に乗って氷河のそばへ向かった。風が強くてさっきの展望台以上に寒いが、我慢しながら氷河に近づくのを見ていた。






 やっぱりスゴいな…



 南極の氷河とは違うスゴさだ。



 そうしているうちに『ゴゴゴッ!』となって氷河の一部が崩れた。




 油断していた…orz まだ朝やし、こんなに早く崩れるとは思っていなかった。おかげで振り向いたときにはほとんどの氷が落ちたところだった。ちゃんとした崩落が見たい。


 船を下船。


 船を下りたところで、氷河トレッキングについて簡単に説明を受けた。そして、休憩所のようなキレイな建物でのトイレ休憩の後、氷河のそばまで歩いた。途中、氷河の崩落があったが、ちょうど森の中に居たりして見れず… ホント残念… 1回だけ見れたが、やっぱり写真は撮れなかった。

 崩落直後。


 波が盛り上がってる様子。分かりにくいよなぁ~



 歩いている間、ちょっとした坂道があったが、やっぱり下り坂では膝が痛い。これから氷河の上を歩くけど、本当に大丈夫かな?

 すでに氷河の上を歩いているヒト達が居た。


 トレッキングルートのようになっている。ってか、汚いなぁ~(笑)


 氷河にさらに近づいた。


 デカい。


 青い。龍の背中みたい。



 氷河のそばの小屋でアイゼンを装着。


 そして、いよいよ氷河の上へ。アイゼンはやっぱり歩きにくい。膝が痛いせいかな? 結構、歩くのは辛い。氷河はウネウネしているので、上りや下りが多いのも辛い。





 それでもアイゼン初体験なので、テンションが上がる。ザクザクと氷の上を歩いて行った。


 氷河の上は残念ながら曇っていた。ところどころにクレバスがある。クレバスはそんなに大きくない。クレバスの中はメッチャ青かった。



 氷河はと言うと、陸地に近いせいもあって表面に黒い土が付いている部分が多かった。キレイな部分もあったが、やっぱり黒いところが目立つ。

 それでも、壁のようになった氷を見てみると、比較的大きな氷の粒がたくさん重なっていて、1つ1つがものすごく透き通ったキレイな氷だった。そのまま食べれそうな感じ(笑)。


 小さい穴。時間が経てばこれが深いクレバスになるのかな?




 しばらく歩いていると、雪が降りだした。そして、空は真っ白。そのうちに吹雪出した。



 寒い、寒い。

 足も痛いし、もう帰りたい。




 『最後に良い物があるよ』と言われて歩いて付いていったところに用意されていたものは、ウィスキー!! もちろん氷河の氷を使ってのオン・ザ・ロック。氷河の上で飲むお酒は格別だった。





 氷山を登ってるヒトも居た。



 1.5h程の氷河トレッキングを終え、船乗り場そばの休憩所で昼食。氷河の方を見ながら食べていたが、崩落は一度も起きなかった。崩れる音は何度か聞こえてきたが、どうやら反対側の様子。残念…


 ボートに乗って氷河のそばへ少し酔った後、バスに乗り換えて展望台へ向かった。この頃にはまた晴れてきた。メッチャ良いタイミングだ。

 世界遺産マークとペリトモレノ氷河。


 風はメッチャ強かったものの、氷河を上から眺めることができてテンションが上がり、そんなに寒さを感じない。設けられた遊歩道に沿ってできるだけ氷河に近づいた。



 氷河がデカ過ぎるので、広角レンズに付け替えようとしたとき、望遠ズームレンズの接続部分のキャップがないことに気付いた。カメラバッグの中を漁ってみたけれど、やっぱりない。プエルトナタレスに忘れた? ショックだ… ただでさえ面倒臭いレンズの付け替え作業がますます嫌になる。


 氷河全景。


 右側。


 左側。さっき歩いたのはコッチ側。


 崩れた氷河が流れていた。



 残念ながら展望台にいる間には氷河は崩れなかった。音はしていたけど… どうやら今回もまた反対側で崩れていたみたいだ。


 氷河の上だけ撮ると変な世界に来たみたいだ。


 展望台での自由時間は1hだったけれど、後半になると氷河の上にまたもや雲が出始めた。そして、バスに戻った頃には雨。ホントちょうど良かった。タイミング良すぎだ。


 エルカラファテに戻るバスの中では完全に爆睡。気付けばカラファテの街の中を走っていて、セントロで降りた後もまだ寝ぼけた状態だった。


 ホントは明日にカラファテを出ようと思っていたけど、疲れていてしんどいのでやっぱり明後日の出発にした。バスターミナルでバスチケットを買った後、スーパーによって今日の夕食の食材を買って帰った。

 少し休憩した後、ご飯を作ろうとしたらキッチンの中、ご飯を食べる場所、全てがイスラエル人だらけ。ここはイスラエルか!?って思うくらいイスラエル人率が高い。飛び交う言語がヘブライ語しか聞こえない。もう気分悪い。


 何とか食器や調理器具を確保しながら料理を作って食べ終わった頃には11時頃。


 マジで眠い。今日も一瞬で寝てしまった。



 <世界遺産111個目(自然遺産11個目)>・・・ロスグラシアレス国立公園
 ・ペリトモレノ氷河
 氷河の上を歩くミニトレッキングツアーに参加。640アルゼンチンペソ(約110ドル)。入場料別途100アルゼンチンペソ(約17ドル)。ペリトモレノ氷河の上を約1.5hトレッキングした後、展望台での自由時間が約1h程ある。個人でバスで行くことも可能(なはず…)

 <本日の移動>
 なし。

 <宿泊地>アルベルゲ・モチレーロ(Albergue Mochilero) ドミ 35ペソ(約6ドル)
 詳細は昨日と同じ。

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イスラエル人だらけ・・・<664日目> Stayed in エルカラファテ

2012-12-19 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
チリ9日目/アルゼンチン24日目
  今日はアルゼンチンのエルカラファテへ移動。もうすでに3回目のアルゼンチン。パタゴニアが1つの国になればいいのに…


 7時半過ぎに宿を出ると少しだけ雨が降っていた。移動日に雨に降られるのも辛いが、その代わり国立公園で晴れたんやから仕方ない。気になるような量の雨じゃないし…

 バスは予定通り8時半に出発。30分ちょっと走ったところでチリのイミグレに到着した。パタゴニアの地域はチリとアルゼンチンとの国境が入り組んでいて何度も国境を通らないといけないのがホントに面倒くさい。手続自体は簡単なんやけど…

 なぜかイミグレに居たネコ。


 10時にアルゼンチン側のイミグレの手続きも終了し、カラファテに向かってバスは走りだした。相変わらず殺風景な景色が続いた。ウトウトしているうちにバスは15時頃にカラファテに到着した。


 情報を頼りにまずはドミトリーで30ペソの宿へ行ってみた。ドアをノックするも誰も出てこない。仕方ないので他のホステルを探しに行ってもらう間、宿の前で待っておくことにした。

 すると、中からおばあちゃんが出てきた。おれのスペイン語が悪いのと、おばあちゃんの耳が遠いのとで、全く話が噛み合わなかった。困っているところに宿のおばちゃんが帰ってきて『今日はベッドが2つしかない』と言うことやったので、別の宿に行くことにした。

 そして、見つけたのがスグ近くにあったドミトリー35ペソ(約6ドル)の宿。イスラエル人だらけだったが、安いので仕方がない。


 小腹が空いたので、久しぶりに外で何かを食べようと外に出た。すると、雨。最初は気にならない程度やったけど、結構激しく降ってきた。雨除けも兼ねて、近くの店で買ってきたビールを持ち込み、チョリパンを食べた。ホントに久しぶりの外食。いつ以来やろう? ブエノスアイレスでパンチョを食べて以来かも…


 その後、旅行会社で明日のペリト・モレノ氷河のトレッキングツアーを申し込んだ。氷河の上を歩くツアーはミニコースとロングコースと2種類あるが、申し込んだのはミニコース。ミニコースでも十分楽しめるって聞いたし、足も痛いのでできるだけ歩きたくないし…

 無事にツアーも決まったので、スグ隣の高級そうなアイス屋でアイスクリームを食べた。『カラファテ』味。ブルーベリーのような感じ。でも、ブルーベリーではないと思う。他にも『氷河クリーム』味もあった。試食だけしたが、これも何の味やったのかよく分からなかった。


 スーパーに寄って食材を買った後は、宿に戻って自炊。


 イスラエル人がワンサカ居て、しかもどいつもこいつもメッチャうるさい。洗い物はせーへんし、ホンマに最悪だ。って言うか、他の客、全員がイスラエル人だった気がする。何なんだ?この宿…


 食事を終え、明日のサンドイッチなどを作っていると、いつの間にか12時になっていた。明日も朝早いのでベッドに入ったら、一瞬で寝てしまった。最近疲れが溜まっているな…


 <本日の移動>プエルトナタレス→エルカラファテ
 Cootra社のバス。約6h。12000チリペソ(約25ドル)。
 プエルトナタレスのバスターミナル発。プエルトナタレスのバスターミナルは最近できたみたいで、まだまだ活用されていない様子。セントロから歩いて30分くらい。

 <宿泊地>アルベルゲ・モチレーロ(Albergue Mochilero) ドミ 35ペソ(約6ドル)
 住所:25 de Mayo 286。バスターミナルからほぼ真北に300m程。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。キッチン使用可。Wifi有り(遅い)。
 備考:イスラエル人だらけ。マジでイスラエル人だらけ。ここはイスラエルか??

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ミロドンに抱きつく<663日目> Stayed in プエルトナタレス

2012-12-18 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
チリ8日目
  今日はミロドンに抱きついてきました。


 午前中はひたすらダラダラして過ごしていた。でも、いつまでもダラダラしている訳にはいかないので、まずは洗濯を済ませた。

 昼食にサラミサンドイッチを食べた後もしばらくはダラダラしていたが、明日にはプエルトナタレスを出たいので、今日やらないといけないことを済ませるために外に出た。


 まずは荷物を日本に送りたい。ペンギンの座布団と南極でもらった黄色の防寒着がジャマな上に重いので、これ以上は持ち運べない。

 荷物を詰めるための箱をもらいに小さな店に入った。『どのくらいのサイズがいいのか?』と聞かれたので、送る荷物を見せると1つの箱がくれた。もらった時点では少し大きいかな?って思っていたけど、後で郵便局に行って詰めてみるとちょうどの大きさでビックリだった。

 郵便局へ行く途中、チリペソとアルゼンチンペソの両替のレートを聞きに両替屋へ行ってみた。すると、なぜだか知らんけどレートを聞いただけやのに『チョコレートあげるわ』と言われてチョコレートをもらった。何でくれたんやろう?


 広場にあった教会。


 広場の木もクリスマス仕様。


 お洒落な建物。



 郵便局へ行って荷物を送ってみてビックリ。メッチャ高かった。5kgちょっと超えたくらいで軽く100ドルを超えていた。高っ!!でも、仕方ない。

 なぜかあった蒸気機関車。


 レストランもクリスマス仕様。




 街に出たついでに最初にプエルトナタレスに着いたときの夜に連れて行ってもらったミロドン像まで歩いて行ってみた。ミロドンは昔この辺に住んでいたというナマケモノの一種らしい。デカ過ぎ…


 天気が悪くて湖もキレイに見えない。


 大きな手。


 ATMに行ってチリペソを下ろし、両替商に行ってアルゼンチンペソに両替。これだと1ドル5.9アルゼンチンペソくらいのレートになる。ブエノスアイレスでの両替の闇レート程は良くないが、公定レートに比べれば随分とマシだ。

 最後に明日のバスのチケットを購入。明日は朝8時半出発。また7時には起きないといけない。最近早起きが続いて辛いわ…

 夕食は適当に作るつもりやったけど、一緒に泊まっていたブルガリア人とホストが料理を作ってくれた。その代わりにコッチは帰りにスーパーで買ったワインを提供。あれは何ていう料理やったんやろ?(笑)。


 <本日の移動>
 なし。

 <宿泊地>カウチサーフィン ドミ タダ
 詳細は昨日と同じ。

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パイネトレッキング5日目:トーレス・デル・パイネの朝焼け<662日目> Stayed in プエルトナタレス

2012-12-17 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
チリ7日目
  今日はパイネ国立公園のトレッキングの5日目。


 夜1時に起きて星空を見るつもりやったけれど、結局目覚まし時計を止めた後、寝てしまっていた。頑張って三脚を5日間も持ち運んだのに、何の意味も無かった。まだ中南米に来てから三脚をまともに使っていない。


 4時に起きて4時15分には出発。

 急な上りが続いた。膝が痛い。そして、しんどい。でも、東の空を見るとすでにうっすらと明るくなっている。山があるせいで分からないけど、もうスグ日が上がりそうだ。


 日が上がってからミラドール(展望台)に到着しても意味が無い。足が痛いのも我慢して、ひたすら登った。岩場が続いて歩きにくいし、マジで辛かった。



 5時過ぎ。無事にミラドールに到着した。まだ日は出ていない。間に合った。


 まだそんなにヒトも来ていないようで良さそうな場所を確保。隣には三脚を立ててスタンバってるヒトが居るから、結構良いポイントのはず。あとはひたすら太陽が出てくるのを待った。

 背後を振り返ると既に空は明るくなっている。


 雲は少ししかかかっていない。


 そして、雲が赤く染まり始めた。



 しばらく待っていると一番右側の山の上の方に光が当たりだした。






 赤い。




 キレイだ。



 雲もほとんどない。結果的に5日間のうち4日間晴れたことになる。メッチャラッキーだ。



 ちなみに、太陽のある方角はこんな感じ。





 遠くの雪山も赤くなっている。



 段々と日の当たる場所が増えていったが、それと同時に太陽の赤みが薄れていった。2本目に日が当たり、いよいよ3本目に日が当たるかというときには既に黄色になってしまっていた。3本全部が赤く染まる季節はいつやったんやろう??





 それでも晴れて3本の山が見れて、赤く染まるところも見れたので満足だ。膝を痛めてしまったおかげで、メッチャ辛かったけど、パイネ国立公園で見たいものは全て見れた気がする。

 すっかり白っぽくなってしまった。






 6時半になっていよいよ下山。

 登りのときは必死やったせいであまり気にしなかったけど、勾配が急でかなり膝に負担が来る。結局登りと同じ45分もかけてキャンプ場まで戻った。もう早く宿に戻ってゆっくりしたい。


 キャンプ場でスープやソーセージを食べた後、テントを片付けていよいよ出発。チレーノ・キャンプ場までは1hもかからずに戻ることができた。30分程休憩してから公園の入口を目指した。

 最初の上り坂と下り坂の連続がとにかくキツかった。上りも下りも足が痛い。本来なら上りはしんどくても下りで楽できるはずやのに、膝が痛いおかげで下りの方が遥かに辛い。

 ようやく上りが終わったところで少し休憩。すると、馬に乗った観光客がやってきた。彼らは一体いくら払っているんやろう? 楽そうで羨ましい。



 ここからはずっと下り。もうまともに足を動かせない。とにかくゆっくり膝が痛くならないように歩いたが、それでも痛いものは痛い。ずっと続く下り坂はホントに辛かった。

 最後の吊り橋。


 馬が放牧されていた。



 そして、午前11時半。ようやくホテル・ラストーレスに到着した。



 終わった。



 4泊5日のトレッキングがようやく終わった。




 疲れた。




 ここで休憩しながらアマルガ湖へ行くバスを待った。12時頃と聞いていたのに結局バスが来たのは13時だった。しかもタダだと思っていたら2500チリペソ(約5ドル)。わずか20分程のバスなのに…

 アマルガ湖付近の事務所から見たパイネ。残念ながらてっぺんは曇っていて見れなかった。




 グアナコ居ました。


 さよなら、パイネ。


 アマルガ湖でバスを乗り換えて、プエルトナタレスに戻った。久しぶりの街だ。スーパーに寄ってから前回お世話になっていたカウチサーフィン宅に戻った。


 5日ぶりのシャワー。そして、ビール。普段はあまりツマミを食べないけど、サラミと一緒に飲んだ。あ~美味い。トレッキング中も1日1本(350ml)を飲んでいたけど、少なすぎて飲んだ気にはなれなかった。久しぶりのビールは最高だった。。

 夕食をどうしようかと悩んでいると、ホストがスープを出してくれた。メッチャ具だくさんで十分だった。

 マジで疲れた。明日も色々とやることはあるけど、ようやくゆっくりできる。


 <本日の移動>ホテル・ラストーレス→アマルガ湖→プエルトナタレス
 ・ホテル・ラストーレス→アマルガ湖
  約30分。2500チリペソ(約5ドル)。
  お金かかるとは知らなかった。歩けば1.5hくらいで着くと思う。
 ・アマルガ湖→プエルトナタレス
  Gomez社のバス。約2h。7500チリペソ(約16ドル)。
  カウチサーフィンのホストが手配してくれた。何社かあるみたいだが、恐らくどこも往復で15000チリペソ。プエルトナタレスの広場で降ろされた。

 <宿泊地>カウチサーフィン ドミ タダ
 住所:個人宅(?)のため一応内緒。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。キッチン使用可。洗濯機使用可。Wifi有り。
 備考:カウチサーフィンで見つけたが、普通の旅行会社兼オスペダヘのような感じ。バスのチケットの手配やキャンプ用品のレンタルが可能。食事は出てくることが多いが、一品作るなり、ワインとかを提供するなりした。一応、一泊1250ペソ払った。

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パイネトレッキング4日目:長い長い道のり<661日目> Stayed in パイネ国立公園

2012-12-16 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
チリ6日目
  今日はパイネ国立公園のトレッキングの4日目。


 朝5時半に起きた。今日は10h以上のトレッキングやから、できる限り早くから行動しないといけない。スープを飲み、トマトを食べ、テントを片付けて7時にキャンプ場を後にした。

 最初の目的地のレフヒオ・クエルノスまでは2h。


 最初は平坦な道やったので、膝にはそんなに負担がかからない。やっぱり右膝も左膝も両方痛いけれど、歩けないことはない。最初に持ってきた食料も半分以上は減ったし、今日はテントをユウコちゃんが持ってくれたから荷物の負担はほとんどない。これなら何とかなりそうだ。

 今日も天気が良い。ペオエ湖沿いをひたすら歩いた。


 今日は緑の中を歩く。


 湖畔に下りた。


 今まで見てきたクエルノスの裏側。


 川を渡る。


 水がキレイです。


 滝があった。


 小さい黄色い花の集まり。


 降りては登る。



 歩くこと2h強、有料のクエルノス・キャンプ場に到着した。足を痛めているにも関わらず、意外と快調なペースで歩けている。
 クエルノス・キャンプ場のロッジ。お高いです。



 30分程休憩していよいよ出発というときに、近くに居たヒトが話しかけていた。パイネ国立公園のガイドらしい。クエルノス・キャンプ場からチレーノ・キャンプ場へ行く近道を教えてもらった。ガイドの話によると4kmくらいのショートカットらしい。ちょっと疑わしいけど、ありがたい情報だ。



 10時にクエルノス・キャンプ場を出発。ここからは登ったり降りたりが続いた。


 また川を渡る。


 これは自然の石やと思う。




 膝が痛い。右も左も痛い。でも、歩けない程じゃない。痛いのは痛いけど、我慢すれば歩ける感じだ。


 休憩しながらひたすら黙々と歩いた。天気が良いので景色も良い。山の上の方は残念ながら雲がかかっていたが、まぁそれはそれで良い感じだ。


 地層がスゴい。


 丘の上。



 13時半頃、分岐点に到着した。ここを左に曲がればチレーノ・キャンプ場への近道だ。だけど、やっぱり道は山がちだ。それでも4kmくらいのショートカットになるなら行くしかない。



 小高い丘を登ったところで少し休憩した後、再びキャンプ場に向かって歩き始めた。予想に反して結構平坦な道で歩きやすい。遠くを見ると何か建物が見えた。『まさかもうチレーノ・キャンプ場か?』と思ったが、Wコースの開始地点にある高級ホテル・ラストーレスだった。さすがにそんなに早くキャンプ場に着く訳がないか…

 草原。


 鳥が居た。


 白い花。




 草原を抜けると坂道が続いた。

 ずっと坂道。


 足は思った程痛くなかったのが良かったけれど、それでもキツい。一体何m上がるんやろう? 景色は良くなるものの、いつになったら坂道が終わるのかが分からないのは辛い。おまけに時々小雨も降ってきた。

 結構高いところまで登ってきた。




 ひたすら登ること1h以上。ようやく通常ルートとの合流点に到着した。もう15時を過ぎている。


 さらに谷を右側に見ながら少し歩くと、いよいよチレーノ・キャンプ場が見えた。ようやくだ。。



 今は谷の上の方に居て、キャンプ場は当然谷底。ひたすら降りるだけかと思ったら、1回下りた後、また登りがあった。もうホント登らなあかんのなら、下りがなければ良いのに… 降りなあかんのなら登りがなければ良いのに…

 さすがにこの坂道は膝にキタ。メッチャ足が痛い。牛歩のようにして歩いた。

 そして、16時。ようやくチレーノ・キャンプ場に到着。でも、まだココは今日の目的地じゃない。まだここから1.5h程歩いたところにあるトーレス・キャンプ場まで歩かないといけない。

 でも、予定よりは少し早く歩けているので、ここで少し休憩。ラーメンを作って食べた。

 キャンプ場から見たトーレス・デル・パイネ方面。手前の山に隠れて見えない。





 17時にチレーノ・キャンプ場を出発。動かないで休憩していた方が足は楽になると思っていたが、逆だった。メッチャ痛い。さっきまでは大丈夫だった平地を歩いているときですら、膝が痛い。

 膝が痛いからという理由もあったが、さっきの休憩のときにかなり呆れ返る出来事があったので、1人でゆっくりと歩くことにした。

 ゆっくりゆっくり歩いて約1.5h。予定通りにトーレス・キャンプ場に到着。


 テントを張って食事の準備。今日はツナパスタ。
 ご飯の準備をしているときに日本人2人にあった。どうやら今日からWコースを始めるらしい。おれらとはちょうど逆ルート。少し話をして、プエルトナタレスでアルゼンチンペソが比較的良いレートで手に入れることができるという有益な情報をもらえた。

 一応、今日がトレッキング最後の夜だったので、ビールで乾杯。
 明日の天気は良さそうなので、赤く染まるトーレス・デル・パイネを見るために朝4時起き。辛いわ…


 <本日の移動>
 なし。

 <宿泊地>トーレス・キャンプ場 自前テント タダ
 住所:Wコースの一番右の上に当たる場所。イタリアーノ・キャンプ場から徒歩約10h。ホテル・ラストーレスからなら徒歩で約4h。
 設備:共同トイレ。シャワーなし。Wifiなし。
 備考:パイネ国立公園内にある無料キャンプサイト。イタリアーノ・キャンプ場に比べればヒトが静か。トーレス・デル・パイネの朝焼けを見るためにはココに泊まるのがベター。

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パイネトレッキング3日目:フランセス谷<660日目> Stayed in パイネ国立公園

2012-12-15 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
チリ5日目
  今日はパイネ国立公園のトレッキングの3日目。


 9時半頃にテントから出た。ホントはもっと早くに起きていたけど、寒いしダラダラしているうちにアッという間に時間は過ぎてしまっていた。

 今日の予定はキャンプ場からフランセス谷を往復するだけ。荷物も持って歩かなくていいし、一番楽な日だ。4泊5日にして良かった。これが3泊4日やと、とてもじゃないけど無理だ。



 スープやゆで卵、トマトなどを朝食に摂り、11時頃にキャンプ場を出発した。


 川に沿って岩場を登っていく。目の前には山岳氷河が見えていて景色が良い。今日も晴れた。晴れと曇りではパイネ国立公園のトレッキングは全然違う。晴れていると景色が良いので随分と気持ちが軽やかになるけど、雨や曇になるとホントにどんよりしてしまう。ホントに晴れて良かった。


 険しい山と氷河。


 反対側にはクエルノスも見えた。


 後ろを振り返ると湖がキレイに見えていた。今日もターコイズブルー。


 荷物も無いので気軽なトレッキングになるはずなんやけど、昨日痛めた右足の状態が良くない。登りや下りのときの痛さがキツい。足の指にはマメができていたり、爪が剥がれそうになっていたりと、調子が悪いんだけれど、それ以上に膝の痛さが辛い。幸い今日は往復で6hくらいの行程なので、できるだけゆっくりと負担がかからないように歩いた。

 歩いていると『ゴゴゴゴゴッ!』と氷河が崩れる音がしている。音がする度に氷河の方を見てみるが、何も見えない。さすがに氷河が崩れる瞬間を写真に撮るのは難しそうだ。

 川。


 氷河に近づいていく。


 堆積物で汚い。



 ひたすら続く上り坂を歩き続けて1.5hくらいでミラドール(展望台)に到着した。ここは氷河も見えるし、ペオエ湖も見えるし、フランセス谷の奥にある山の景色も見える。風が強いのが難点やけど、休憩するには良い所だ。

 ペオエ湖。


 フランセス谷の奥の山。



 ミラドールから先は小さな登り降りが連続する森の中になった。膝が痛くなければ何てことのない道やけど、今の状態ではかなりキツイ。天気が良くて景色が良いことだけが救いだった。


 氷河と川。




 青空が良い感じだ。





 途中、誰が書いたのかは知らんが、木の根元に生えた苔に顔が描かれていた。たぶん誰かが書いたはず。これが自然にできたものやったら怖すぎる…



 森を抜けた。


 

 13時45分。ようやくブリタニコ・キャンプ場に到着した。


 ここで小休止。湖近くのイタリアーノ・キャンプ場と違ってここにテントを張っているヒトは誰も居ない。同じ無料のキャンプ場でもエライ違いだ。


 さらにミラドールに向けて歩き出す。





 ブリタニコ・キャンプ場からさらに坂道を登ること、わずか15分。ミラドールに到着した。

 天気は晴れ。

 周囲の山が全部見えた。メッチャキレイだ。


 最初にもらったパンフレットに載っている景色。遠くにはペオエ湖も見える。山側の景色はホントにスゴい。氷河に削られた結果やと思うけど、急峻な山が多い。氷河地形っていつ見ても楽しい。


 ホントに晴れて良かった。


 一緒に行ったヒトの滑落死体(笑)。



 やっぱりキレイな山だ。


 クエルノスとヒト。


 しばらくミラドールでゆっくりした後、下山。痛めた右膝を庇いながら歩いていたせいか、今度は左膝も痛くなってきた。



 う~~ん、これはヤバい。

 何度か痛くなったことのあるところやから絶対に一日寝ただけでは治らないってことが分かる。あと2日。足がもつやろうか…?


 行きに通った氷河が見えるところで少し休憩した。歩いている途中、何度か氷河が崩れる音がしていたので、それを期待して見ていたがやっぱり氷河は崩れなかった。少しは崩れたが、感動する程のものではなかった。


 山の模様がスゴい。


 ペオエ湖が見えてきた。



 18時半、イタリアーノ・キャンプ場に戻ってきた。今日は到着と同時にビール。やっぱりビールは美味い。ユウコちゃんとハンターの3人でトレッキングをしているけど、ビールを運んでくれているハンターに感謝だ。

 今日の夕食はスープパスタとソーセージ。やっぱりトレッキング中は食事が貧しくなる。まぁ仕方ないけど…

 明日は、荷物を持って10h以上、25km近くも歩かないといけない。両膝とも完全に痛めてしまった。大丈夫かな?


 <本日の移動>
 なし。

 <宿泊地>イタリアーノ・キャンプ場 自前テント タダ
 詳細は昨日と同じ。

 現在、中南米を旅行中。良かったら励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v
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