今日はいよいよ四姑娘山の観光。
そもそも四姑娘山に行こうとしたのは、去年雲南に行くときに買った歩き方に載っていた写真。歩き方の「成都・九寨溝・麗江」に四姑娘山が載っているんだけれど、そこの写真だけ、気合の入り方が違うかのように美しい。良かったら本屋で立ち読みでもして下さい。ホントに絵画のような写真が載っていて、それを見たくて(無理だけれど、似た写真を撮りたくて)、ここまでやってきた。
朝、曇り。そして、昨日に雪が降ったのか、山の方は白くなっていた。
四姑娘山は4つくらいの地域からなっていて、今日はその1つの長坪溝に行くことにした。
宿のガイドさん(日本語喋れる。日本からの山登りツアーのガイドをしているみたい)が「ついでだから」と言ってチケット売り場まで送ってくれた。歩いても10分くらいなんだけれど(笑)。
入場チケットと入口までのバスのチケットが合わせて100元。バスのチケットは20元なのに、燃料費みたいなものが10元も追加されていた。そんなのバスのチケットに含めておけばいいのに・・・
バスは10分程で、長坪溝の入口に到着。馬の勧誘が激しかったが、それを振り切り、チベット寺に到着。チベット寺は新しい寺だったので、外観だけ見て中に入ることはしなかった。門も閉まっていたし・・・
馬だらけ。。。

これがチベット寺。ちなみにこの写真は帰りに撮ったもの。

チベット寺からいよいよ長坪溝に入っていくことになるんだけれど、徒歩用の立派な桟道が作られていた。今まで中国の色んな観光地へ行ってきたけど、一番立派な気がする。一部、工事中だったけれど。。

ただ、今朝は雪で覆われていた。

で、滑る滑る。コケるところまではいかなかったけれど、ちょっと気を抜くと、ホントにコケそうだった。おかげで景色をゆっくり見ることができない。ただ、山の頂上付近には雲がかかっているので、目的の山は見えなかった(泣)。
真っ白。


川の様子。

山は良く見えない。

どっかの飼い犬。

パンダ居るのかな?

看板はあったが、どの木がそうなのか分からず・・・

1h以上、滑るのを注意しながら歩いて、ようやく1つ目のポイントの枯樹灘に到着した。小さな池で真ん中に木が何本か立っている。たぶん天気が良ければ、大姑娘山が見えたと思うんだけれど、雲で見えない。そもそも仮に見えたとしても、どれが大姑娘山かは分からなかったと思う(笑)。(ちなみに、大姑娘山、二姑娘山、三姑娘山、四姑娘山と入口から順番に並んでいる)
枯樹灘の様子。湖面がきれい。


枯樹灘のそばには、2008年の四川大地震で落ちてきたこんなものが。。。

相変わらず真っ白。

木のつぼみか何か。。。毛むくじゃらな姿に氷がついてる。。


まだ誰も歩いていない桟道。

桟道をさらに進むと分かれ道があって、遠くに滝が見えた。おそらく滝の近くまで行く分かれ道だけれど、とりあえず先に進む方を優先した。枯樹灘から1hほど歩くと、桟道もなくなり、道らしき道はなくなった。雪や地面に残った足跡を頼りに進むしかない。ひたすら川沿いの林を歩いた。
一応、道。

川沿いの様子。


途中、鳥やヤクや馬は居たけれど、数日前にバスから見たマーモットは見れず・・・ 明日に期待するしかない。
幸せの青い鳥?

ヤク。

馬。

そうして、今にも壊れそうな丸太橋や雪と泥でグチャグチャになった地面を歩くこと1.5h、林を抜けて、視界がパッと開けた。目的地の木騾子に到着した。
木騾子の景色。


木騾子は牧場みたいになっていて、ヤクがいっぱい。そして、なぜかみんなカメラ目線。

ケンカ中・・・

木騾子からは四姑娘山の北壁が見れる。。。はずだったが、やっぱり雲で見えなかった。雲の向こうにうっすらと山の形は見えるものの、全景がどのような形なのかはサッパリ。残念だけど、こればっかりは仕方ない。
四姑娘山の北壁。雲でほぼ見えず・・・>_<

帰りのバスは5時と聞いていて、今は1時前。約4h歩いたので、そろそろ引き返さないといけないけれど、もう少しだけ奥まで行ってみることにした。奥の方にも山は見えるものの、やはり雲のせいで本来がどんなものなのか分からない。
奥からさらに奥の山を見る。。

白黒でも撮ってみた。こっちの方が雰囲気出てるような気も・・・

空は晴れてきたのに、なぜか雪が降ってきたし、1時半になったので下山することにした。下山はやっぱり早い。上りほど写真を撮るために立ち止まったりしないのが一番大きいんだと思う。
意外と早く下りてきたので、上りのときに行かなかった分かれ道を行ってみることにした。「せいぜい滝の下くらいに展望台でもあるんだろう。10分くらいで往復できるかなぁ」と軽く思っていた。けれど、そもそも滝が意外と遠く、そして、道はなんと滝の上部まで続いていた。ここまで来て引き返す訳には行かないと、道を登って滝の上部にまで辿り着いた。
滝を下から見上げる。

足元は雪だらけ。階段を下りて滝の正面から見えるポイントに下りようとすると、倒木が階段の手すりにかかるように横になっていた。かがんで倒木をくぐろうとすると、ズルッと滑った。運良く倒木をつかんでいたから、2,3段落ちただけで済んだけれど、下手したらそのまま滝の下まで落ちるところだった>_<
滝の一番上部。

雪でできた輪っかを滝が通って落ちている。

滝の見学も済んだが、思った以上に時間がかかったので、急いで山を下りた。標高3000m以上を越えているんだけれど、2週間近く3000m以上のところに居たせいか思ったほどしんどくなく、ギリギリ5時に入口に到着することができた。ただ、バスに乗ってホッとすると、結構足にキていた。
バスでは、中国人が「木騾子まで行ったのか?」と聞いてきた。「そうだ」と答えると、「すごいな、よくやった!」と褒められた。確かに片道4hの道のりを往復するんだから、大したものかもしれない(笑)。日本じゃ1hも歩くなんて考えられないのに・・・
<世界遺産20個目(自然遺産3個目)>・・・四川省のジャイアントパンダ保護区
四姑娘山の地域にはパンダは居ないと思うんだけれど、この世界自然遺産の区域に含まれているみたい。まだ、四川大地震の影響で、成都から四姑娘山の麓の日隆鎮へ来るバスはないみたい。
丹巴までは成都からバスあり。丹巴~小金、小金~日隆鎮は乗り合いミニバスあり。日隆鎮から成都へは乗り合いのSUVがあるらしいが、成都から日隆鎮がどうなのかは知らない。
長坪溝は、四姑娘山の自然保護区の1つ。日隆鎮を通るメインの通りの長坪橋から分岐する道路を少し歩くとチケット売り場があって、そこからバス(往復30元)で入口のチベット寺まで行く。その後は徒歩or馬。ちなみに入口では何かのデポジットとして100元が必要だった。
日帰りするなら、木騾子くらいが限界だと思う。それ以上奥に行くなら、木騾子とかどこかでキャンプ?
<宿泊地>日月山荘 ツイン 60元
詳細は昨日と同じ。
他のページへ行く前に、1つ押してやって下さいm(_ _)m アクセス増えると嬉しいです(^o^)v

そもそも四姑娘山に行こうとしたのは、去年雲南に行くときに買った歩き方に載っていた写真。歩き方の「成都・九寨溝・麗江」に四姑娘山が載っているんだけれど、そこの写真だけ、気合の入り方が違うかのように美しい。良かったら本屋で立ち読みでもして下さい。ホントに絵画のような写真が載っていて、それを見たくて(無理だけれど、似た写真を撮りたくて)、ここまでやってきた。
朝、曇り。そして、昨日に雪が降ったのか、山の方は白くなっていた。
四姑娘山は4つくらいの地域からなっていて、今日はその1つの長坪溝に行くことにした。
宿のガイドさん(日本語喋れる。日本からの山登りツアーのガイドをしているみたい)が「ついでだから」と言ってチケット売り場まで送ってくれた。歩いても10分くらいなんだけれど(笑)。
入場チケットと入口までのバスのチケットが合わせて100元。バスのチケットは20元なのに、燃料費みたいなものが10元も追加されていた。そんなのバスのチケットに含めておけばいいのに・・・
バスは10分程で、長坪溝の入口に到着。馬の勧誘が激しかったが、それを振り切り、チベット寺に到着。チベット寺は新しい寺だったので、外観だけ見て中に入ることはしなかった。門も閉まっていたし・・・
馬だらけ。。。

これがチベット寺。ちなみにこの写真は帰りに撮ったもの。

チベット寺からいよいよ長坪溝に入っていくことになるんだけれど、徒歩用の立派な桟道が作られていた。今まで中国の色んな観光地へ行ってきたけど、一番立派な気がする。一部、工事中だったけれど。。

ただ、今朝は雪で覆われていた。

で、滑る滑る。コケるところまではいかなかったけれど、ちょっと気を抜くと、ホントにコケそうだった。おかげで景色をゆっくり見ることができない。ただ、山の頂上付近には雲がかかっているので、目的の山は見えなかった(泣)。
真っ白。


川の様子。

山は良く見えない。

どっかの飼い犬。

パンダ居るのかな?

看板はあったが、どの木がそうなのか分からず・・・

1h以上、滑るのを注意しながら歩いて、ようやく1つ目のポイントの枯樹灘に到着した。小さな池で真ん中に木が何本か立っている。たぶん天気が良ければ、大姑娘山が見えたと思うんだけれど、雲で見えない。そもそも仮に見えたとしても、どれが大姑娘山かは分からなかったと思う(笑)。(ちなみに、大姑娘山、二姑娘山、三姑娘山、四姑娘山と入口から順番に並んでいる)
枯樹灘の様子。湖面がきれい。


枯樹灘のそばには、2008年の四川大地震で落ちてきたこんなものが。。。

相変わらず真っ白。

木のつぼみか何か。。。毛むくじゃらな姿に氷がついてる。。


まだ誰も歩いていない桟道。

桟道をさらに進むと分かれ道があって、遠くに滝が見えた。おそらく滝の近くまで行く分かれ道だけれど、とりあえず先に進む方を優先した。枯樹灘から1hほど歩くと、桟道もなくなり、道らしき道はなくなった。雪や地面に残った足跡を頼りに進むしかない。ひたすら川沿いの林を歩いた。
一応、道。

川沿いの様子。


途中、鳥やヤクや馬は居たけれど、数日前にバスから見たマーモットは見れず・・・ 明日に期待するしかない。
幸せの青い鳥?

ヤク。

馬。

そうして、今にも壊れそうな丸太橋や雪と泥でグチャグチャになった地面を歩くこと1.5h、林を抜けて、視界がパッと開けた。目的地の木騾子に到着した。
木騾子の景色。


木騾子は牧場みたいになっていて、ヤクがいっぱい。そして、なぜかみんなカメラ目線。

ケンカ中・・・

木騾子からは四姑娘山の北壁が見れる。。。はずだったが、やっぱり雲で見えなかった。雲の向こうにうっすらと山の形は見えるものの、全景がどのような形なのかはサッパリ。残念だけど、こればっかりは仕方ない。
四姑娘山の北壁。雲でほぼ見えず・・・>_<

帰りのバスは5時と聞いていて、今は1時前。約4h歩いたので、そろそろ引き返さないといけないけれど、もう少しだけ奥まで行ってみることにした。奥の方にも山は見えるものの、やはり雲のせいで本来がどんなものなのか分からない。
奥からさらに奥の山を見る。。

白黒でも撮ってみた。こっちの方が雰囲気出てるような気も・・・

空は晴れてきたのに、なぜか雪が降ってきたし、1時半になったので下山することにした。下山はやっぱり早い。上りほど写真を撮るために立ち止まったりしないのが一番大きいんだと思う。
意外と早く下りてきたので、上りのときに行かなかった分かれ道を行ってみることにした。「せいぜい滝の下くらいに展望台でもあるんだろう。10分くらいで往復できるかなぁ」と軽く思っていた。けれど、そもそも滝が意外と遠く、そして、道はなんと滝の上部まで続いていた。ここまで来て引き返す訳には行かないと、道を登って滝の上部にまで辿り着いた。
滝を下から見上げる。

足元は雪だらけ。階段を下りて滝の正面から見えるポイントに下りようとすると、倒木が階段の手すりにかかるように横になっていた。かがんで倒木をくぐろうとすると、ズルッと滑った。運良く倒木をつかんでいたから、2,3段落ちただけで済んだけれど、下手したらそのまま滝の下まで落ちるところだった>_<
滝の一番上部。

雪でできた輪っかを滝が通って落ちている。

滝の見学も済んだが、思った以上に時間がかかったので、急いで山を下りた。標高3000m以上を越えているんだけれど、2週間近く3000m以上のところに居たせいか思ったほどしんどくなく、ギリギリ5時に入口に到着することができた。ただ、バスに乗ってホッとすると、結構足にキていた。
バスでは、中国人が「木騾子まで行ったのか?」と聞いてきた。「そうだ」と答えると、「すごいな、よくやった!」と褒められた。確かに片道4hの道のりを往復するんだから、大したものかもしれない(笑)。日本じゃ1hも歩くなんて考えられないのに・・・
<世界遺産20個目(自然遺産3個目)>・・・四川省のジャイアントパンダ保護区
四姑娘山の地域にはパンダは居ないと思うんだけれど、この世界自然遺産の区域に含まれているみたい。まだ、四川大地震の影響で、成都から四姑娘山の麓の日隆鎮へ来るバスはないみたい。
丹巴までは成都からバスあり。丹巴~小金、小金~日隆鎮は乗り合いミニバスあり。日隆鎮から成都へは乗り合いのSUVがあるらしいが、成都から日隆鎮がどうなのかは知らない。
長坪溝は、四姑娘山の自然保護区の1つ。日隆鎮を通るメインの通りの長坪橋から分岐する道路を少し歩くとチケット売り場があって、そこからバス(往復30元)で入口のチベット寺まで行く。その後は徒歩or馬。ちなみに入口では何かのデポジットとして100元が必要だった。
日帰りするなら、木騾子くらいが限界だと思う。それ以上奥に行くなら、木騾子とかどこかでキャンプ?
<宿泊地>日月山荘 ツイン 60元
詳細は昨日と同じ。
他のページへ行く前に、1つ押してやって下さいm(_ _)m アクセス増えると嬉しいです(^o^)v
