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~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

長坪溝<58日目> in 四姑娘山(日隆鎮)

2011-04-23 22:24:53 | 中国(2回目)
 今日はいよいよ四姑娘山の観光。

 そもそも四姑娘山に行こうとしたのは、去年雲南に行くときに買った歩き方に載っていた写真。歩き方の「成都・九寨溝・麗江」に四姑娘山が載っているんだけれど、そこの写真だけ、気合の入り方が違うかのように美しい。良かったら本屋で立ち読みでもして下さい。ホントに絵画のような写真が載っていて、それを見たくて(無理だけれど、似た写真を撮りたくて)、ここまでやってきた。


 朝、曇り。そして、昨日に雪が降ったのか、山の方は白くなっていた。

 四姑娘山は4つくらいの地域からなっていて、今日はその1つの長坪溝に行くことにした。


 宿のガイドさん(日本語喋れる。日本からの山登りツアーのガイドをしているみたい)が「ついでだから」と言ってチケット売り場まで送ってくれた。歩いても10分くらいなんだけれど(笑)。

 入場チケットと入口までのバスのチケットが合わせて100元。バスのチケットは20元なのに、燃料費みたいなものが10元も追加されていた。そんなのバスのチケットに含めておけばいいのに・・・

 バスは10分程で、長坪溝の入口に到着。馬の勧誘が激しかったが、それを振り切り、チベット寺に到着。チベット寺は新しい寺だったので、外観だけ見て中に入ることはしなかった。門も閉まっていたし・・・

 馬だらけ。。。


 これがチベット寺。ちなみにこの写真は帰りに撮ったもの。



 チベット寺からいよいよ長坪溝に入っていくことになるんだけれど、徒歩用の立派な桟道が作られていた。今まで中国の色んな観光地へ行ってきたけど、一番立派な気がする。一部、工事中だったけれど。。



 ただ、今朝は雪で覆われていた。


 で、滑る滑る。コケるところまではいかなかったけれど、ちょっと気を抜くと、ホントにコケそうだった。おかげで景色をゆっくり見ることができない。ただ、山の頂上付近には雲がかかっているので、目的の山は見えなかった(泣)。

 真っ白。





 川の様子。


 山は良く見えない。


 どっかの飼い犬。


 パンダ居るのかな?


 看板はあったが、どの木がそうなのか分からず・・・



 1h以上、滑るのを注意しながら歩いて、ようやく1つ目のポイントの枯樹灘に到着した。小さな池で真ん中に木が何本か立っている。たぶん天気が良ければ、大姑娘山が見えたと思うんだけれど、雲で見えない。そもそも仮に見えたとしても、どれが大姑娘山かは分からなかったと思う(笑)。(ちなみに、大姑娘山、二姑娘山、三姑娘山、四姑娘山と入口から順番に並んでいる)

 枯樹灘の様子。湖面がきれい。




 枯樹灘のそばには、2008年の四川大地震で落ちてきたこんなものが。。。


 相変わらず真っ白。


 木のつぼみか何か。。。毛むくじゃらな姿に氷がついてる。。




 まだ誰も歩いていない桟道。


 桟道をさらに進むと分かれ道があって、遠くに滝が見えた。おそらく滝の近くまで行く分かれ道だけれど、とりあえず先に進む方を優先した。枯樹灘から1hほど歩くと、桟道もなくなり、道らしき道はなくなった。雪や地面に残った足跡を頼りに進むしかない。ひたすら川沿いの林を歩いた。

 一応、道。


 川沿いの様子。





 途中、鳥やヤクや馬は居たけれど、数日前にバスから見たマーモットは見れず・・・ 明日に期待するしかない。

 幸せの青い鳥?


 ヤク。


 馬。


 そうして、今にも壊れそうな丸太橋や雪と泥でグチャグチャになった地面を歩くこと1.5h、林を抜けて、視界がパッと開けた。目的地の木騾子に到着した。

 木騾子の景色。




 木騾子は牧場みたいになっていて、ヤクがいっぱい。そして、なぜかみんなカメラ目線。


 ケンカ中・・・


 木騾子からは四姑娘山の北壁が見れる。。。はずだったが、やっぱり雲で見えなかった。雲の向こうにうっすらと山の形は見えるものの、全景がどのような形なのかはサッパリ。残念だけど、こればっかりは仕方ない。

 四姑娘山の北壁。雲でほぼ見えず・・・>_<



 帰りのバスは5時と聞いていて、今は1時前。約4h歩いたので、そろそろ引き返さないといけないけれど、もう少しだけ奥まで行ってみることにした。奥の方にも山は見えるものの、やはり雲のせいで本来がどんなものなのか分からない。

 奥からさらに奥の山を見る。。


 白黒でも撮ってみた。こっちの方が雰囲気出てるような気も・・・

 

 空は晴れてきたのに、なぜか雪が降ってきたし、1時半になったので下山することにした。下山はやっぱり早い。上りほど写真を撮るために立ち止まったりしないのが一番大きいんだと思う。

 意外と早く下りてきたので、上りのときに行かなかった分かれ道を行ってみることにした。「せいぜい滝の下くらいに展望台でもあるんだろう。10分くらいで往復できるかなぁ」と軽く思っていた。けれど、そもそも滝が意外と遠く、そして、道はなんと滝の上部まで続いていた。ここまで来て引き返す訳には行かないと、道を登って滝の上部にまで辿り着いた。

 滝を下から見上げる。


 足元は雪だらけ。階段を下りて滝の正面から見えるポイントに下りようとすると、倒木が階段の手すりにかかるように横になっていた。かがんで倒木をくぐろうとすると、ズルッと滑った。運良く倒木をつかんでいたから、2,3段落ちただけで済んだけれど、下手したらそのまま滝の下まで落ちるところだった>_<

 滝の一番上部。


 雪でできた輪っかを滝が通って落ちている。



 滝の見学も済んだが、思った以上に時間がかかったので、急いで山を下りた。標高3000m以上を越えているんだけれど、2週間近く3000m以上のところに居たせいか思ったほどしんどくなく、ギリギリ5時に入口に到着することができた。ただ、バスに乗ってホッとすると、結構足にキていた。


 バスでは、中国人が「木騾子まで行ったのか?」と聞いてきた。「そうだ」と答えると、「すごいな、よくやった!」と褒められた。確かに片道4hの道のりを往復するんだから、大したものかもしれない(笑)。日本じゃ1hも歩くなんて考えられないのに・・・


 <世界遺産20個目(自然遺産3個目)>・・・四川省のジャイアントパンダ保護区
 四姑娘山の地域にはパンダは居ないと思うんだけれど、この世界自然遺産の区域に含まれているみたい。まだ、四川大地震の影響で、成都から四姑娘山の麓の日隆鎮へ来るバスはないみたい。
 丹巴までは成都からバスあり。丹巴~小金、小金~日隆鎮は乗り合いミニバスあり。日隆鎮から成都へは乗り合いのSUVがあるらしいが、成都から日隆鎮がどうなのかは知らない。
 長坪溝は、四姑娘山の自然保護区の1つ。日隆鎮を通るメインの通りの長坪橋から分岐する道路を少し歩くとチケット売り場があって、そこからバス(往復30元)で入口のチベット寺まで行く。その後は徒歩or馬。ちなみに入口では何かのデポジットとして100元が必要だった。
 日帰りするなら、木騾子くらいが限界だと思う。それ以上奥に行くなら、木騾子とかどこかでキャンプ?


 <宿泊地>日月山荘 ツイン 60元
 詳細は昨日と同じ。


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もっと早くに思い出せれば・・・<57日目> in 四姑娘山(日隆鎮)

2011-04-22 21:32:43 | 中国(2回目)
 朝、真っ白。


 そして、地面はべちょべちょ。。。


 バスターミナルまで10分歩いただけで、何度も滑って転びそうになり、靴下は湿ってしまった。やっぱりちゃんとした靴を買った方がいいのかもしれない。


 昨日の客引きに丹巴行きのバスは7:40だと聞いていたので、7時過ぎにバスターミナルに行ったんだけれど・・・


 バスはなかった(笑)。

 時刻表を見てみると7時発。「昨日なんでバスターミナルに居たのにちゃんと確認しなかったんだろう。。。orz」と後悔しても既に遅し・・・ ちなみに客引きは「7時40」と言っていたのを7時40分と勝手に思い込んでしまっていて、実は「7時で40元」のことだったんだと思う。。。(実際は44元だったけれど・・・)


 結局、乗り合いのミニバス(7人乗り)で行くことに。。。100元と言われて「妥当かな」と思ったけれど、実際はもう少し安かったと思う。またもや軽くボラれてしまった。

 康定の街を出るとスグにバスと乗用車が事故っているのを見つけた。さらに100m先にはトラックが山肌に突っ込んでいた。昨日は移動運が悪いと思っていたけれど、ここまでヒドイことにはなったことはないので、そんなに悪くはないのかもしれない。。決して良いとは思えないけれど(笑)。


 途中、なぜかミニバスを乗り換えさせられたが、4.5hほどで丹巴に到着。今日の目的地は、四姑娘山の麓の日隆鎮という村で、次は小金に移動しないといけない。乗り合いミニバスはスグに見つかったが、まだ動きそうにないので、その辺をうろついていた。

 丹巴は川沿いの町。


 すると、康定から丹巴で一緒だった中国人が「美人谷へは行かないのか?」と聞いてきた。「美人谷」って何だっけ?とは思いつつも、丹巴周辺の村の1つだと思って「行かない」と答えた。

 最初は丹巴に泊まって、近くの村(中国で最も美しい村と言われている)を散策するつもりだったけれど、ビザの都合や色々考えた結果、「そこまで興味はないな」と思ってスルーすることにした。


 昼ご飯。ミニバスを待ってるときに食べに行ったんだが、結果的にミニバスを待たせることになっちゃった。



 その後、ミニバスは小金まで1.5hほどで到着した。日隆鎮までもミニバスがあるはずだが、周りには見当たらない。小金まで連れてきてくれたミニバスのドライバーやその周辺に居たおっさん達が「日隆鎮まで150元だ」と言ってくる。

 1~1.5hで着くはずだから、さすがに高い。でも、着いたばかりの街だし、地図も持ってないし、どこにミニバス乗り場があるのか、そもそも本当にあるのかが分からない。それにこんな街で一泊するのはイヤだし、一泊したところでミニバスがないかもしれない。

 とか色々考えた結果、100元に値切って日隆鎮まで行くことにした。ところが、タクシーだと思ったら、家族連れの車に乗せられたので、これは完全にボラれた(笑)。しかも、街の外れにはちゃんと日隆鎮行きのミニバスが集まっていた。。「こうやって何も知らない旅行者はカモにされるんだなぁ~」と思いながらも、「まぁ無事に日隆鎮に行けるのだし、今日は仕方がない」と思い直した。

 日隆鎮までの道のりは、完全に舗装されていてホントに良かった。そのうえ、たぶん杏の花だと思うけれど、白い花がいたる所に咲いていてキレイだった。


 ホテルに到着し、夕飯を食べた後、ふと「美人谷」について聞いたことがあるのを思い出した。「そういえば、中国には「美人谷」ってのがあって、確か有名な歌手(alan)が居たはず・・・」と。

 で、ネットで調べてみると、やっぱりその「美人谷」で、これが丹巴の近くにあったのだ。。 それを知っていたら丹巴をスルーなんてしなかったのに…>_< 歩き方もロンプラもそういう情報を載せてくれたらいいのに・・・

 美人谷のことを思い出したとは言え、さすがにこの後、次の成都or楽山は逆方向なので、丹巴に戻る気にはなれない。また、次回の旅行だな・・・ 中国は他にも行き残してきたところはいっぱいあるし・・・

 ビール飲んで忘れます。。。



 <宿泊地>日月山荘 ツイン 60元
 歩き方に載っている。長坪橋から長坪溝の方へしばらく歩くと看板が見える。ドミトリーはなかった。今は改築中で、改築が終わればできるのかも?西遊旅行やアミューズトラベルの大姑娘山登山ツアーでも使われるのか、「登山に成功しました!」という日本語のコメントがレストランにたくさん貼られていた。wi-fiあり。
 ちなみにまだ四姑娘山はシーズンオフらしく、街の店はメインの道路沿いを除いてほとんど閉まっていた。


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移動運のなさを嘆く・・・<56日目> in 康定

2011-04-21 23:00:00 | 中国(2回目)
 今日は康定まで理塘を経由して約12hの大移動。昨日に既にチケットを買ってしまっていたから、今日出発せざるを得なかった。「~しなければならない」となると、仕事のような義務のような感じになって気は進まなかった。

 何より気が進まなかった理由は、出発が朝6時ということ。なので、5時起床。昨日も12時前まで喋ってたうえに、香格里拉での寝坊のせいで緊張して(?)1hおきくらい目が覚めてしまって、よく眠れなかった。


 バスはほぼ時間通りに出発して、キレイな道を走っていった。既に森林限界を超えていて、大きな岩がゴロゴロと転がっているような高原地帯を走ること3時間強で理塘に到着。一部の客を下ろした後、康定に向けて出発。ちょっと走ると、マーモット(たぶん)が道端に居てて感動。もちろん一瞬だったので写真は撮れなかったけれど(笑)。

 バス。

 余裕があったのはここまで。。ここからはホントにヒドかった。ヒドい区間では3分に1回、そうじゃないところでも10分に1回くらいは体が宙に浮いた。それが8hも続いた。8hロデオマシーンに乗ってる感じ。。しかも足の上にはPCとカメラの入った5kgくらいあるカバンが置いてあるので、足も腰も尻も全てが痛い。

 昨日の中国人の女の子が「ホントにヒドイよー。気をつけて~ジャンプ!ジャンプ!」と言っていたのを思い出し、「確かにこれは辛い」と思いつつも、まだちゃんと走っているだけ、目的地の康定に近づいているんだから徳欽よりマシだと考えていた。

 途中の風景。


 チベット語の文字が山肌に書かれていた。



 で、ようやく道がまともになり、「あと1~2hで着くかなぁ」と思っていると、途中から降ってきた雪が激しくなり、峠道でストップ。最初はチェーンを巻くためだと思っていたけど、チェーン巻いた後も他の車に挟まれたまま動かず・・・


 待っている間、100mくらいは進んだ。そして、窓の隙間からは雪が入ってくるし、窓の露は凍っているし、とにかく寒い。まさかこんな目に遭うとは・・・ そんなに日頃の行い悪いかなぁ~と思うくらい、特にここ10日間くらいの移動はロクでもないことばっかり。


 待つこと2.5h。ようやくまともに動き出した。峠を越え、そして下っていく。2hくらいでようやく康定に到着。時刻は夜9時。結局15hもかかった。夜行じゃない15hの移動は辛い。。

 晩ご飯はカップ麺になっちゃった。。。


 そして、明日も一応移動する予定。さすがにこんな移動は勘弁して欲しい。。

 <宿泊地>登巴客桟 シングル 40元
 ホテルの名前は間違っているかも・・・ 康定のバスターミナルの客引きに付いて行った。バスターミナルの近くだと思っていたのに10分くらい歩かされてしまった。ターミナルを出て左方向にしばらく歩いて、キレイな(&大きい)ホテルを過ぎたところを左に曲がって、その奥。夜だったので、場所ははっきり分からない。50元の部屋を値切って40元。TV付き。ホットシャワーなどは共同。野良wi-fiがあった。


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本当のシャングリラ?<55日目> in 稲城

2011-04-20 23:00:00 | 中国(2回目)
 昨日12時過ぎまで騒いでいたこともあり、無事にスムーズに亜丁に行けたこともあって、今日は休養。午前中はコーヒー飲みながらゆっくりとネットを楽しんだ。

 昼過ぎになってご飯を食べるついでに、街をブラブラしてみることに・・・

 昼ご飯。石鍋水餃子。


 ホントにちっちゃな街。メジャーな通りは縦と横に2本あるだけ。それも3~500mずつくらいだけ。街のスグ外には高原地帯が広がっていて、これから暖かくなっていくと、緑の草原が現れてスッゴイいいところだと思う。

 南北の通り。


 小さな通り。


 唯一の広場。


 10分も歩けば、こんな感じ。


 道路脇にもマニ車。


 そもそも雲南省の香格里拉(シャングリラ)は、映画化された小説「失われた地平線」の舞台になった理想郷シャングリラのモデルとして扱われたと地方政府が主張したことから、それまでの中甸から香格里拉に名前を変えている(歩き方からのパクリ)。

 ところが、それのせいもあってか雲南省の香格里拉は観光地化が進んで、今では結構な都会(それでも十分ちっぽけだけど)になっていて、本当のシャングリラは稲城周辺がふさわしいという話もあるらしい。実際、昨日行ってきた亜丁自然保護区の入口の町も、香格里拉鎮(元々は日瓦鎮)になっている。

 確かに、理想郷というくらいだから、やっぱり田舎を想像してしまうと、稲城の方がふさわしいと思う。ただ、亜丁がもっと有名になれば、稲城も急速に開発されてしまうんだろうなぁ~、とか考えながらブラブラ歩いた。

 小さい街なのでスグに歩くところもなくなり、ホテルに戻った。で、日本語喋れる女の子の日本語の勉強に付き合っていた。ノートとか本を見せてもらうと書き込みの量がスゴイ。やっぱりこれくらい真剣に勉強しないとダメなんだなって、今までの自分の勉強の仕方が如何に適当にやってきたかを思い知らされた。

 夜ご飯は、みんなでシェア飯。と言っても、準備も片付けもしてくれて、ただ出てきたものを食べただけだけれど・・(笑)。動かない人間でごめんなさい。。
 ちなみに今日はバイクで中国を旅行中の日本人のおっちゃんに会った。何やら風邪と高山病とで苦しんではったが、大丈夫なんやろうか・・・?


 <宿泊地>媽媽旅館 二号店 ドミ 25元
 詳細は昨日と同じ。バスのチケットをコミッションなしで手配してくれた。雰囲気はスッゴイ良い。ただ、最初は必ず犬に吠えられます(笑)。



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Happy Birthday!<54日目> in 稲城

2011-04-19 23:30:00 | 中国(2回目)
 今日は3時に入口に集合で稲城に戻る予定だから、ちょっと慌しい。というのも、亜丁自然保護区の奥にある湖まで行こうとしたからだ。

 とりあえず、昨日と同じで入口から1hかけて沖古寺まで到着。

 入口付近。朝なので雲が出ていなくて山がはっきりと見える。




 チャナ・ドルジェにもまだ雲はかかっていない。




 そして、電動カー(往復80元)に乗って、洛絨牧場まで移動した。最初は、この80元をケチって歩こうとしたんだけれど、7kmくらいあったし、時間もないし、何より4000m越えてるなか、そんなに歩くのは無理と思って、ちゃんと車に乗った。これは正解だった。

 洛絨牧場からはジャンペーヤンが見えた。ジャンペーヤンは、植物学者のジョセフィン・ロック(誰?)が「私が見た中で最も美しい山」と言ったらしく、確かに美しい形をしていた。ただ、まだ9時過ぎだったが、スグに雲が出てきてそれ以降は頂上をはっきりと眺めることはできなかった。

 ジャンペーヤン。




 雲が出始めている。


 完全に雲。


 洛絨牧場からジャンペーヤンの麓にあるオロン・ツォ(milk sea)に歩いていくことにした。7kmくらい。なぜか知らんが昨日に部屋が同じだった中国人の若い男が「Go!」と勝手に先導してくる。一緒に亜丁まで来た中国人2人のカップルによると、今日遺書に帰ることになったらしい。そのせいで、おれを先導しているのかもしれない。

 ただ、いい迷惑。勝手に自分のペースで歩いて、ときどき後ろを振り返って「Go!」とだけ言う。なんかキリマンジャロのガイドを思い出して、イライラしてしまう。できるだけ距離を取って歩くんだけれど、あんまり遅く歩くと、帰りの時間に間に合わなくなるので、結局、何度も何度も「Go!」を聞くことに。。。>_< ただ山道になって姿が見えなくなると、ようやく1人で落ち着いて歩くことができた。

 マニ車とジャンペーヤン。マニ車は固くて回らなかった。


 逆光だけどチャナ・ドルジェ。


 オロン・ツォへの道のりはこんな感じ。。


 1人で落ち着けると思ったら、それもちょっとだけの間で、その若い男はなぜか途中で止まっていた。めんどくさかったので、そのままスルーして1人で先に歩いていくことにした。

 結局、2hくらい歩いたのかな?ようやくオロン・ツォに到着した。残念ながらほとんどが凍っていて、名前の通りミルク色に見えることはなかったけれど、山はスグそばに見えるし、氷河も見えるし、水はキレイだし、しんどい思いをしてここまで来たけれど、十分満足だった。



 めっちゃ水がキレイなんだけど、分かるかな?


 すると、さっきの男も遅れてやってきて、写真を撮ってくれと頼む。まぁ別に写真くらいならと思ったんだけれど、これがまた面倒であーだこーだ色々と注文をつけてくる。もうホントにうっとうしい。

 ようやく開放されて、近くにあるテンジン・ツォ(five color sea)に行こうかと思って、そばの丘を登り始めた。歩き方によると「5分」と書いてあるけれど、とてもじゃないけれど、5分で登れるような丘じゃない。標高が低ければ走って駆け上がれば、なんとか5分で行けるかもしれないが、すでに4500mくらいのところなので、そんなの無理。

 しばらく上ったが、結局諦めてしまった。
 時間がもうすぐ12時になってそろそろ戻らないといけないし、さっきの若い男が「Go!」とうるさいからだ。。この中国人に合わせる気はなかったけれど、確かに戻り始めないと3時には間に合わない。なので、丘を下りて、来た道を戻ることにした。ところが、若い男は付いてくる気配はない。「ヒトを呼んどいてどういうこと!?」と思ったけれど、関わりたくないので気にせず歩いた。

 ちなみに、こんなにも中国人の若い男がイヤなのは、昨日部屋でギャーギャーと喚きまくっていたから。特にこっちがちょっとしんどかったから、なおのことイライラさせられていたので・・・

 上から見たオロン・ツォ。8割方凍っている。




 飛ぶ鳥。


 しばらく歩いていると、中国人カップルが登ってきた。正直「今頃!?」と思った。「絶対に3時には間に合わへんやん」。。少し話しした後、2人は普通にオロン・ツォに向かって歩き出した。

 「これで今日の3時に出発することは無理だな。時間くらい守れへんのやろか?」と、ぶつぶつ文句を考えながら歩いていると、2回も滑ってコケた(笑)。上りも何度も滑ってコケそうになったのを何とか耐えてきたけれど、下りはダメだった。1回目は少し手をすりむいた程度で済んだが、2回目は膝がドロドロ。。それでも、洛絨牧場を流れる川でズボンを洗うことができたので事なきを得た。


 電動カーに乗って、同じように来た道を歩いて、入口に到着したのが3時10分前。ちょうど、運転手も居た。「他の2人は?」と聞かれたので「おれが下りてるときに、2人は上ってきたよ」とジェスチャー交えて言うと、運転手は呆れてしまった。そして、2人にTELをかけてまだまだ下りてこないのが分かると、他の客を日瓦というところまで連れて行くことにしたらしく、「また戻ってくる」と言って行ってしまった。


 結局、カップルが戻ってきたのは5時前。2h遅れ。ちなみに若い男も一緒だった。謝るだろうと思ってたら、全く謝ることはなかった。ありえない。。「同じ旅行者なら時間くらい守れ! 守れなかったならせめて謝るくらいしろ!!」と。。わざわざ喧嘩することはないので、口に出すことはなかったけれど、最後の最後でホント気分が悪かった。

 そして、運転手も戻ってくることはなく(これはたぶんそうだろうと思っていたんだけれど)、結局6時に他の車に乗って日瓦まで行き、そこで待っていた運転手の車に乗って稲城に戻った。結局着いたのは9時過ぎ。


 昨日、荷物をほりだして行ったホテルに戻ると、なぜか誕生パーティーが開かれていた。そして、チェックインもすることなく、そのままそこに参加することになった(笑)。



 中国人6人と韓国人1人。中国人の1人は今年の9月から日本に留学するらしく、日本語を少し喋れた。どこで勉強したのか聞いたら、「自分で」らしい。。主に日本のドラマやマンガなどから知識を得て、そのうえでスッゴイ難しい本を使ってた。こんなの日本人でも分からないってくらい難しい文法書。形容動詞とか久しぶりに聞いた(笑)。色々聞かれたけれど、あまりちゃんと答えられなかった。。

 結局12時過ぎまで誕生パーティーは続いた。おかげさまで今日あった色々なイヤなことは全てふっとんだ(笑)。。終わりよければ・・・やね。


 <宿泊地>媽媽旅館 二号店 ドミ 25元
 歩き方にも中国のユースホステルのHPにも載ってる。バスターミナルから右(南)にまっすぐ。看板も出てるのでスグに分かる。wi-fi有り。ホットシャワーの出もいい。


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去年のリベンジ達成<53日目> in 亜丁(龍同壩)

2011-04-18 23:00:00 | 中国(2回目)
 朝6時前にバスターミナルに移動。眠いし寒い。そして、乗り合いタクシー(バン)はやっぱりなかった。客が集まらないらしい。他に稲城に行こうとしているのは、昨日のバスで一緒だった現地人だけ。結局、2人で普通の乗用車に乗って稲城に向かうことになった。100元。これはちょっと高かった(少しボラれたと思う)。

 まだ真っ暗な中走り出したが、途中、太陽が出てきて景色が見えるようになると、眼下には雲海が・・・ 早起きすると良いことがあるのかな(笑)。



 さすがに普通の車は早くて2hくらいで稲城に到着した。車を降りるとさっそく亜丁自然保護区への客引きが声をかけてきた。今日行くなら他に2人の客がいてるから、1人130元で往復してくれるらしい。気持ちが揺らいだが、今日は稲城でゆっくりするつもりだったし、何より天気が曇っていたので、とりあえずホテルに行くことにした。


 で、ホテルで130元ってどんなものか聞いたら、「3人でそれなら安いんじゃない?」と言われ、ネットで天気をチェックするとどうやら今日はこれから晴れるみたいだった。なので、結局、荷物をホテルに預けてそのまま亜丁へ行くことにした。


 同乗者は中国人2人のカップル。車は2hくらいで亜丁自然保護区のチケット売り場に到着した。ここで運転手が「100元くれるならタダで入れてやるぞ」と言ってきた。入場料は150元。一瞬迷ったけれど、チケットも欲しかったのでちゃんとチケットを買うことにした。

 でも、中国人2人は運転手にお金を払った(笑)。で、どうするのかなぁと思ってたらチケットチェックの直前で、2人を後ろの荷物入れのところに隠れさせた。「これっておれも運転手に払ってたら3人はそこに入れないんじゃない?」とか考えながら、そのまま発車。チケットチェックは無事に通過した。ホント適当な国だ。。

 途中、山の上から見える景色はホントにキレイだった。徳欽より山が近くに感じた。



 チャンレースィという山。


 チベットの白塔がところどことにあった。


 タルチョ。



 チケットチェックから1hくらいで、入口の龍同壩に到着した。そして、そのままホテルに連れて行かれた。1ベッド30元。ボロい設備なのにこの値段はないだろうって感じ。それでも選択肢が他にほとんどないし、明日の迎えの都合もあるので、結局そこに泊まることにした。

 そして、もっとボッタクリだったのがご飯。1品が25~40元。量も少なくて最悪だ。稲城で「ご飯を持って行った方がいい」と言われて、夜ご飯と明日の昼の分は準備したけど、今日の昼の分は持ってこれなかったので、中国人2人と2品をシェアした。それで65元。ビックリの値段だった。


 とりあえずご飯も食べたし、自然保護区内に入ることにした。最初は調子よく山を登っていたんだけれど、入口のところで既に富士山の頂上とほぼ同じ標高。4000mくらいにある沖古寺というチベタンの寺まで1hくらいだったんだけれど、ハァハァ言いながら登った。

 入口付近から保護区内を見るとこんな感じ。


 途中にはマニ塚がいっぱい。


 沖古寺。


 沖古寺付近からはチャナ・ドルジェとチャンレースィという山が見えた。ちなみに、亜丁自然保護区は、この2つの山とジャンペーヤンの3つの山からなる保護区域らしい。

 奥に見えるのがチャナ・ドルジェ。






 石を運ぶチベタンの女性。


 鳥。


 うーん。その通りなんだけれど・・・ちょっと違うような。。。



 とりあえずチャンレースィの麓にあるチョモラ・ツォという湖に行くことにした。距離としては1~2kmだと思うんだけれど、しんどい。しばらくは森の中を歩いて、視界が開けると同時に、チャンレースィがど~~んっと目の前に。。すごい迫力。





 そこからしばらく歩くと、ようやくチョモラ・ツォに到着した。緑色の小さな湖で、すごくキレイだった。写真にはうまく写っていないけれど・・・>_<

 チョモラ・ツォの後ろに見えるのがチャンレースィ。





 その後、来た道を戻ってようやくホテルに到着。稲城から持ってきた夕食を食べていると、さすがに朝早かったし疲れたのかボーっとしてきたので、もう休むことにした。

 なんだか気づけば順調に亜丁まで来れたけれど、これで去年雲南に来たときに行けなかったところを全て行くことができた。徳欽も亜丁もどっちもスゴくキレイでもし香格里拉まで行くならどっちかは行くべきだと思う。徳欽は氷河の迫力がすごくて、亜丁は山の迫力がすごいかな?ただ、徳欽でも氷河以外のトレッキングもあるので、そっちもいいかもしれない。。

 <宿泊地>龍門客桟 ドミ 30元
 龍同壩の入口に向かって左側の崖の上。亜丁には公共の交通機関がないので、乗り合いタクシーとかで行くことになると思うけれど、運転手の知り合いのところに連れて行かれると思う。そもそも龍同壩にはホテルが2,3軒しかないので選択肢はない等しい。



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やっぱりうまくはいかない<52日目> in 郷城

2011-04-17 22:00:00 | 中国(2回目)
 今日はちゃんとバスに乗れました。

 意外と今日のバスには欧米人が5,6人も乗っていてビックリ。ほとんどが郷城~理塘~康定と通って成都に向かうらしい。稲城に行こうとするヒトは居なかった。


 バスは順調に走った。道も途中100kmくらいは舗装されていない道路だったけれど、徳欽への道に比べれば遥かにマシだった。それでも途中で客や荷物の積み下ろしなどで色々と停止したりしたので、結局220kmの道のりを9hもかかった。

 バスの中でビール飲むおやじ。


 景色は良かった。徳欽方面とはまた違った感じで、遠くには雪山が見え、近くには崖のように切り立った岩山が見えた。徳欽にしろ稲城(郷城)にしろ香格里拉からの道のりは景色が良いので、興味のある方は是非どうぞ♪ ただ結構しんどいけれど(笑)。

 昼ご飯休憩のときの周囲の様子。


 おっさん。


 上のおっさんがカメラに興味を持って、なぜかおれを撮った。


 途中にあったチベタンの住居(だと思う)


 郷城まであと30kmくらいの地点。


 郷城の前では公安の検問があった。欧米人たちはパスポート持ってかれて、おそらく何かの登録をされたみたい。「欧米人たちは」というのは、なぜかおれは声かけられなかったので、そのままスルー。良かったんだろうか?後で厄介なことにならなければいいけど・・・


 バスは5時過ぎに郷城に到着。稲城に行くバスを探したが、やっぱりなかった。それで、バスターミナルの目の前のホテルにチェックイン。

 郷城の街並み。天気悪くて寒すぎる。山の上にはチベタンの寺があったが、行かず・・・


 どうやら明日の朝6:00に稲城行きの乗り合いタクシーが出るらしい。ただ、乗り合いタクシーなので客が集まらなければどうなるか分からない。一応、バスターミナルで聞いてみるとそもそも稲城行きのバスがないらしい。ホント昨日寝坊しただけで、厄介なことになってきた。このまま行くと成都に着くのがビザ切れの前日。それも移動が全てうまくいったとしての話。そもそも稲城に行くかどうかも含めて考え直さないといけない。

 餃子食べてきた。よく考えれば、今になって中国で初餃子だ。



 <宿泊地>拉姆賓館 シングル 30元
 郷城のバスターミナルの目の前。トイレ・シャワーは共同。


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やってしまった(ToT)<51日目> in 香格里拉

2011-04-16 21:15:30 | 中国(2回目)
 稲城行きのバスには乗れなかった。。>_<

 出発時刻は朝の7:30。

 起きたのは朝の7:35。




 ただの寝坊です。。。orz 笑ってやって下さい(≧m≦)




 今まで色々旅行してきて、何度か寝坊しかけたこともあったけれど、ホントに乗り遅れたのは初めて。。。orz


 107元のバス代がパー。。

 お金も確かにイタいんだけれど、何よりショックなのが、明日は稲城行きのバスがなくて、郷城までしか行けないということ。せっかくダイレクトに稲城に行けるはずだったのが、もうどうなるか分からない。郷城から稲城へのバスもそんなになさそうなので、1日寝坊しただけで2,3日予定が遅れてしまいそう。。。よりによってこんなときに寝坊してしまうとは・・・orz


 さすがにやることないので、荷物を日本に送ろうかと思って郵便局へ行ったが、今日は土曜日で休み。こういうときは何やってもダメなもんだ。。。 仕方ないので、頑張って荷物をバックパックに詰め込んだ。なんとか入ったので、やっぱり中国終わるまでこのまま持ち運ぶことにした。


 日中は、昨日夜更かしするんじゃなかったとか、目覚ましを大きい音にしておくんだったとか、そもそも緊張感が足りなかったとか、色々反省&ヘコんでいた。。。orz というか、さすがにホンッとにヒマでやることがないので、そんなことばかり考えてしまっていた。


 まぁでも仕方ないと気を取り直して、結局、今日も砂鍋飯を食べてきた(^^)v
 今日でホントに最後の砂鍋飯。。


 宿に戻ると、フランス人が居て、ついにドミトリー1人占め状態が解消された。
 どうやら明日同じバスで郷城に向かうらしい。明日は寝坊せずに済みそうだ(笑)。


 <宿泊地>龍行客桟 ドミ 30元
 詳細は昨日と同じ。


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香格里拉の楽しみ<50日目> in 香格里拉

2011-04-15 23:00:21 | 中国(2回目)
 朝、今日のホテル代を払おうとしたら鬼奴似のおねえさんが居なくて、おばあさんが応対してくれた。そしたら、
 「去年も来たでしょ?」
 って言われた。ちょっと嬉しかった。。(^o^)v 約1年前に1週間ほど滞在して、そんなにおばあと喋った訳ではなかったけれど、覚えてくれていた。 ただ、それだけ日本人は来てないってことなのかな?(笑)

 昨日も行ったけど、今日の方が天気が良かったので、もう一度、大亀山公園に行ってきた。


 今日は、松賛林寺(チベット仏教の寺)に行ってきた。去年も行ったので最初は行くつもりはなかったんだけれど、昨日、大亀山公園に登ったときに松賛林寺を見ると、工事中だった建物が完成しかかってたので、とりあえず行ってみることにした。

 で、どうしようか迷ったけれど、去年にちゃんと高い入場料を払ったので、今回は、入場料を払わずに入ることにした。その代わり、寺の中で寄付だけしてきた。1元だけど(笑)。

 去年は、本来であれば3つの大きな建物が見えるはずのところを、真ん中の建物がまだできていなかった。それが、今年はまだ背後にクレーンがあるものの、屋根ができていたり、おおよその外観は完成しているように見えた。他の建物も去年より工事が進んでいて、まもなく完成のように見えた… 実際はまだまだなんだろうけれど・・・





 松賛林寺にはネコがいっぱい居た。


 去年と同じように寺を見てまわり、去年と同じように池を半周した。

 これは去年行きそびれた白塔。去年はなぜ行かなかったのか分からない(笑)


 池のほうから見た松賛林寺の全景。


 メインの建物。


 戻る途中、バスターミナルに寄って明日のチケットを買うことにした。目的地は、四川省の稲城。
 2日前に香格里拉に着いたときに稲城行きのバスを聞いたら「メイヨー(ない)!」と言われ、「まずは郷城へ行け」と言われていた。直接、稲城に行けないとなると、少しめんどくさい。

 それに、四川省のチベット自治州では今、外国人はバスに乗れないという情報をネットで見ていたので、チベット自治州にある稲城に行けるのかどうかも分からない。ただ、バスに乗れないチベット自治州と、稲城のあるチベット自治州は違うから関係ないかもしれない。

 なので、どうなるのかなぁ~?と思って聞いてみると、普通に稲城行きが買えた(笑)。一応、英語も使って話したので、中国人と思われていることはないと思う。これでとりあえず稲城までは行けそうだ。

 ただやっぱり、明日実際にバスに乗れるのか?そして、途中で降ろされることなく、稲城に到着できるのか?という不安も残る。けれど、もう買ってしまったから明日行ってみるしかない。

 そして、チケットを買ってしまったので、結局、香格里拉の滞在も3日で終了(実質は2日ほど)。もう少しのんびりしたかった気もするけれど、これから先も行きたいところがいっぱいなので、仕方がない。


 夕方になって最後の砂鍋飯。よく飽きないな~と自分でも思うけれど・・・ なぜか飽きない(笑)。


 香格里拉は小さい街なので見所らしい見所は、今日行ってきた松賛林寺くらいなもんなんだけれど、個人的に一番好きなのは、日が暮れた頃から始まる踊り。日本で言う盆踊りみたいなもんで、四方街では音楽流して地元のヒトはもちろん観光客も混じってみんなでひたすら踊っている。
 この踊りが香格里拉の一番の見所な気がする。なぜか見ていて飽きない。もちろん飽きるヒトはスグに飽きると思うけれど・・・(笑) もし香格里拉に来ることがあれば、是非見てみて下さい。たぶん毎日やってます。

 チベタンのおばあも踊っている。


 日が完全に暮れても踊ってる。


 動画。
  

 四方街だけでなく、大亀山公園の前でも踊ってる。


 去年もこんなにキツいライトアップやったんかな?


 巨大マニ車。


 そういえば、今日は日本を出発して50日目。あっという間やね。そして、いまだに中国(笑)。
 今までのルートを載せておきます。




 <宿泊地>龍行客桟 ドミ 30元
 詳細は昨日と同じ。


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また買っちゃった!<49日目> in 香格里拉

2011-04-14 22:48:03 | 中国(2回目)
 昼過ぎになってようやくホテルから出た。
 と言っても、別にどこかを見に行くわけでもなく、昼ご飯とお金を下ろしに行くために出ただけ。。

 お昼は四方街の屋台の串焼き。食べていると相変わらず犬が寄ってくる。。。
 香格里拉版の“わさお”が居た(笑)。


 わさおのアップ。


 串焼き屋台のおばあ達。。



 串焼きを食べた後、銀行へ行くついでにいくつか土産物屋を物色。昨日見つけたものの値段がどのくらいなのか聞きたかったから・・・
 そして、結局、買ってしまった。。。(笑)


 自動マニ車!!(箱付き)



 なんと、太陽光の力で勝手に回ります。


 ちなみにマニ車とは、1回回転させると1回お経を読んだのと同じ功徳が得られるという道具。ただ、これは完全に土産物用で中にもおそらく経典は入ってないから、意味はないかもしれないけれど(笑)。


 こういう一見、仏具とかに見えるものってちゃんと日本に送れるのかな? そして、壊れないかな??ってか、きっとスグ壊れるんやろうなぁ~(笑)。電池で動く方が良かったんだけれど・・・

 などなど、余計な心配事をまた増やしてしまったうえ、そもそも物理的に荷物がまた増えてしまった。。>_< なんとかバックパックには入ったけれど、壊れそう。。。 今まで買った他の土産も怖くて開けられない。。。

 でも、「海外では迷ったら買う!」 それで良いんだと言い聞かせています。


 曇っていて寒かったので、一度ホテルに戻った後、夕方になってもう一度ブラブラと歩いてみた。
 古城の一番の見所の巨大マニ車がある大亀山公園にも行ってきた。去年も何度も行ったけれど(笑) 何にも変わってない。ただ去年は気づかなかったが、桜が植えられていた。3~5分咲きというところ。。



 巨大マニ車。


 夜はまた、砂鍋飯を食べてきた(笑)。
 そして、この旅では初ワイン!だと思ったんだけれど、アルコール分はわずか5%で、ワインというより炭酸も入っていたので、アルコールの入ったファンタグレープのような感じだった。ちなみに横のビールは、不味かったとき用のお口直し(笑)。



 <宿泊地>龍行客桟 ドミ 30元
 詳細は昨日と同じ。
 補足すると、宿のおねえさんが鬼奴に似ている(笑)


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