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~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

四川オペラ<68日目> in 成都

2011-05-03 23:00:00 | 中国(2回目)
 今日は1日休憩。いよいよ明日はビザの受取日だ。

 昼間っからビール飲みながら、本を読んだり、スペイン語の勉強を始めてみたり、結局、何もしないまま夕方になった。


 夕方になって、このところよく行ってるお店にご飯を食べに行った。12元のご飯を頼んだのに、スープを付けてくれたうえに10元にまけてくれた。すっかり常連になってしまった。


 夜になって四川オペラを見に行った。VIP席で160元。楽器の演奏や変な劇とかをオムニバス形式でやってくれて、どれもなかなかおもしろかった。

 なかでも手を使った影絵と、ラストの変瞼という顔や衣装が瞬時に変わるのはスゴかった。結局、どうやって変わったのかが全く分からなかった。

 最初の演奏。


 司会のお姉さん。


 劇?ではなかったかも・・・


 声でかかった。。


 メッチャ真面目。


 人形劇。


 ひく~い声…


 謎の劇。嫁とだんな。


 だんなが苛められている模様。


 変瞼の演者。



 以下は動画。ちゃんと見えるのかな?動画が多いとアップロードに疲れる…

  

  

  

 



 <宿泊地>Sim’s Cozy Garden Hostel ドミ 50元
 詳細は昨日と同じ。

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最後は勘。<67日目> in 成都

2011-05-02 23:00:00 | 中国(2回目)
 朝8時前に成都駅に到着。

 中国ではほとんどの駅やバスターミナルでX線や係員による荷物検査が行われている。ただ毎回かなり適当。。テロり放題に思う。

 今回もいつものように荷物検査をパスして待合室に向かおうとしたら、急に係員(警察?)に呼び止められた。そして、荷物を全て出せと・・

 最初は全身のポケットの中身をチェックされた。財布の中までしっかりと・・・ 財布を見られると、お金を取られないかが心配でジーっと凝視していたら、そのことについても何か中国語で喋ってる。何も分からん。

 そして、その後はカバンの中身・・ かなり乱暴な手つきで荷物を出して、汚い床に並べていきよる。だんだんそれがムカついてきた。そうしていると係員が薬を取り出して「これは何だ?」と聞いてきた。扱いのヒドさに腹立ってたし、そもそも中国語が分からんのもあって、日本語で「薬(怒)」と言い返した。当然、相手は理解できへんので「はぁ!?」といつものように聞き返してくる。そんなの知ったこっちゃないので、こっちも「はぁ!?」とマネして言い返す・・・

 そんなやり取りが続いて全ての荷物をチェックされ、ようやく解放された。他にもっと怪しいヤツ居るだろ… 確かにおれも怪しいのかもしれんけど・・・ 朝からホント気分悪い・・・ ただ、唯一助かったのは、パスポートを持ってないことに気づかれなかったこと。検査が終わってからパスポート持ってなかったことに気づいたから、あまり言い合いしなければよかったとちょっと後悔(笑)。


 とりあえず無事電車には乗れて、1hもしないうちに青城山に到着。そこからバスに乗って風景区へ移動した。

 バスを降りるとやっぱりスゴいヒトの数・・・ それだけで萎える… そもそも今日は天気も悪くパラパラと雨が降っている。

 青城山の入口近くにある建福宮。


 入口。


 入場料を払って山道を歩いた。
 緑の森の中を歩いていく・・・


 しばらく歩くと湖が・・・


 湖の側からはロープウェイで頂上まで行けるのだが、結局、今日も歩いて上ることにした。標高低いし、2~3km程度だから全然しんどくなかった。

 途中、地震で転がってきた岩があった。


 青城山は道教の聖地みたいで、「道」と大きく書かれた壁があった。正直、見所はそれだけだったかも(笑)。確かに自然がいっぱいで都会のうるささを忘れられるとは思うんだけれど、どこに行っても中国人いっぱいでうるさいし、お寺ももういい加減飽きてきた。途中からは、完全に義務的な観光になってしまった。

 「道」


 頂上付近の上清宮。


 山から下を見るとモヤで真っ白。


 コインを投げてその方角で運勢を決めてたみたい・・・


 1時過ぎには山を下りて、バスで都江堰に行った。「都江堰はがっかりするよー」と言われていたけど、その通り(笑)。ホントに大したことない。中国の世界遺産で1、2を争うしょうもなさだと思う(笑)。

 都江堰の入口。


 石碑。ヒトだらけだけど、はけるのを待つことすらもうしなかった・・・


 ここまで丁寧に書かなくても・・・


 ただ、都江堰には吊り橋がいくつかあって、ものすごく揺れる(バカな中国人が揺らしている?)。で、これはちょっとオモシロかった。。普通の地面に戻ると少し平衡感覚がなくなるくらい左右に揺れたし、そもそもまっすぐ歩けないくらい… 警官が何度か注意するも聞きやしない(笑)。この吊り橋を経験しに都江堰に行くのはいいかも・・・ 景色も水利施設も大したことないと思うので・・・

 吊り橋。




 途中にあった寺。


 水利施設・・と言っても、ただの川と中州にしか見えない…



 で、ようやく全ての観光を終えて成都に戻ろうとしたものの、どうやって帰ったらいいのか分からない。都江堰の風景区からはバスはなさそうなので、市内のバスターミナルに行かないといけないんだけれど、全然話が通じない。唯一分かったのは「8路」のバスに乗るということ・・・

 ところが、バス停に行ってみるとバスターミナルに行くらしきバスは「10路」。ヒトを信じるか文字を信じるか・・・

 結局、文字を信じて「10路」に乗った。ところが、乗ったバスにあった路線図を見るとどうやらバスターミナルに行きそうな雰囲気ではない。どうしようか迷ったけれど、あまり風景区から離れてしまってからでは余計に困るので、とりあえず1駅で下りてしまった。

 そして、違うバス停を見つけて「8路」の路線図を見ると、今度はバスターミナルと書いてあった。なので、今度は「8路」のバスに乗車。

 ところが、今度もバスに書いてある路線図ではバスターミナルがない。ただ、「10路」と違ってメチャメチャ混んでいたので、おそらくバスターミナルに行きそうな感じ・・・ しばらく乗っていると、大勢のヒトが下りようとしたので、とりあえず一緒に下りてみた。そして、そのままヒトの流れに沿って歩くと、行列発見。。

 そこで聞いてみると、成都行きのバスを待ってるらしい。「これで成都に帰れる」と一安心… でも、なんでバスターミナルからじゃないんだろう? 完全に路地裏。結局、都江堰のバスターミナルがどこにあるのかはさっぱり分からなかったが、無事に成都に戻ってこれた・・・


 1週間以上も居るからホテルじゃなくて成都市内に戻っただけで一安心。あとは市バスを使えば何とでもホテルに戻れるから(笑)。

 ホテルに戻ると、新しい日本人がまたたくさん増えていた… ただ今日はそんな気分でもなかったので、今日は1人でゆっくりと夜を過ごすことにした。もちろんビール飲みながら…


 <世界遺産22個目(文化遺産16個目)>・・・青城山と都江堰水利施設
 青城山・・・成都からなら電車が便利。成都北駅から50分くらい。青城山駅を出て左側に風景区に行くバス停がある。前山までならバスで15分くらい。ちなみに風景区・青城山駅の両方から成都に戻るバスがある模様。
 都江堰・・・同じく成都からなら電車が便利。成都北駅から40分くらい。青城山の風景区から101番のバスが都江堰の風景区に着く。4~50分くらい。成都への戻り方は上のようなことになったので、いまいちはっきりと分からない。

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パンダセラピー<66日目> in 成都

2011-05-01 23:00:00 | 中国(2回目)
 昨日出かけたので今日は休憩。ということで、今日は遠出することなく、宿で会った日本人2人(ともにGWだけ成都に来た)とパンダを見に行くことにした。


 市バスがメチャメチャ混んでいて、ヒドかった。バスに乗った流れで変なところを持つことになってしまい、揺れてヒトに押されるたびに「下手したら腕が折れてしまう…」っていうくらいヒドい混み様だった。


 30分かもっとかかったと思うけど、成都のパンダ基地に到着。チケット売り場は中国人でごった返していたが、思ったほどではない。チケットを買って中に入っても想像よりは観光客は少なかった。それでも多かったけれど・・・

 パンダ基地の外にあったパンダ像。


 パンダ基地の入口。


 最初は、パンダ研究の博物館のようなところに入った。オスとメスの見分け方とか遺伝子がどうとかかなり高度な内容を噛み砕いて説明していた。正直、そんなに興味はなかったので、適当に流して見学。

 本物のパンダが居るのになぜかパンダのぬいぐるみが…


 そして、適当に歩いていると、居た!!パンダ!!! ヤル気ねぇ~!!


 グダグダ&寝てばっかり・・・ ここ最近のおれみたいな生活(笑)。
 それでも、寝返りしただけで歓声が上がるのは、さすがパンダ(笑)。



 大人パンダは寝てばっかりなので、次へ移動。次は親子パンダ。親は食ってばっかり。。でも、その周りでちょろちょろ動くパンダがメッチャかわいい。写真も動画も撮りまくった。。



 親パンダとバトル中。


 子パンダ1人で動き出した。。


 動画。うまく見えるかな?かなり可愛いっす。

 一緒に食事中。


 子パンダ1人。


 バトル。



 そして、さらに奥へ進むと、今度は3頭の子供パンダが木に登っていた。最初は寝ているだけだったが、しばらく見ていると1頭が動き出して、他のパンダに絡んでいる。木から落ちそうになったり、木を食べようとしたり、見ているだけで癒される・・・





 仲良し。というか、若干ケンカ気味(笑)。


 動画。





 ちなみに、パンダ基地にはレッサーパンダも居た。中国語では、パンダが大熊猫で、レッサーパンダは小熊猫。大と小の違いだけれど、人気の差は歴然だった(笑)。





 その後もしばらくパンダを眺めていた。大満足… ちなみにパンダを抱くのは2000元らしい。さすがに2.5万も払って抱くようなもんではないので、遠慮しといた。見てるだけで十分癒されたし・・・

 食事中・・・


 今日パンダを見に行ったのはちょうど良かったみたい。というのも、後から聞いた話によると暑い日は、子供パンダはガラス張りの部屋の中に入れられてしまうらしいし、大人パンダも今日以上に動かないみたい。その点、今日は寒いくらいだったので、みんな活発に動いていた。ホントに大満足だ。。

 そして、パンダグッズ購入。ぬいぐるみとパンダたばこ。荷物を日本に送って余裕ができたから買っちゃったけれど、しばらくパンダとともに旅行することになった。。 結構、邪魔かも・・・



 十分満足して、夜は重慶火鍋を食べに行った。


 マジで辛い。陳麻婆より辛かったと思う。辛さの種類が違うけれど・・・ それでも腹いっぱい食べてしんどい。そのくせビールはまだ飲んでしまう。そして、串焼きも・・・ ホテルで会った日本人がビールおごってくれて感謝、感謝。。


 ホントに成都は楽しい。。(笑)


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弾丸峨眉山 <65日目> in 成都

2011-04-30 23:00:00 | 中国(2回目)
 さすがに毎日の飲み疲れが出てきたのか、朝起きるのがものすごく辛かった。それでも、7時過ぎには宿を出てバスターミナルに向かった。今日の目的地は、峨眉山。峨眉山は楽山の隣なので、本当なら楽山に行ってどこかに泊まって峨眉山に行く方が遥かにスムーズなんだけれど、一応パスポートがないので2日に分けて行くことになってしまった。


 中国人の連休も重なったせいか、チケット売り場はすごい行列。ただ、昨日の駅でチケット買うよりスムーズに行列は減ってチケットを無事に購入。しかも連休のおかげかバスが増発されているみたいだった。


 2.5h程で峨眉山に到着。ただ市内のバスターミナルに着いてしまったので、風景区に移動しないといけない。市バスが見つからなかったので、結局タクシーで移動してしまった。


 風景区に移動してから峨眉山の上の方までもバス移動。これが意外と時間がかかって、しかも途中休憩まで挟んだので、山の上に着いたときには既に12時半。帰りのバスが風景区を18時となっていたので、もう時間があまりない。

 バスを降りて15分くらい歩いたところにある接引殿。


 お寺の手すりに付いていた。いつもは狛犬とかが多いのに、なぜか貝。


 なぜか壺。


 なぜか魚。


 それでもケーブルカーを使うのはイヤだったので、急いで頂上まで上ることにした。今まで高地で歩きまくっていたおかげか、1hちょっとで何とか頂上に到着できた。

 頂上は金頂という名前で、その名の通り、金色の像とお寺があった。頂上からは運がよければ、ブロッケン現象とかが見えるそうだが、さすがにそれは無理だった。

 金色の像。






 アップ。顔がたくさん。。


 金色の像の中。


 金頂にある寺。


 どうしても入らなかったので斜めで撮った。。



 頂上からの景色は真っ白で何も見えず…神秘的といえば神秘的だったけれど、やっぱり少し物足りなかった。

 もう2時なので急いで下山。そこからバスに乗って風景区に移動。なんとか成都行きのバスには間に合った。ただ、どうやら18時以降もバスはあるみたいだった。。。これも中国の連休のおかげだと思う。


 成都行きのバスは途中渋滞に巻き込まれたので成都に戻ったのは夜9時。バタバタしたおかげで、結局今日は一度もご飯を食べれなかった。ホテルではまた新しい日本人が居たので、ビール飲みながら喋っていた。ご飯は食べれなくてもビールは飲む。ここ最近のビールの量が半端ない。。

 グダグダな生活してるけど、ここ数日はホントに充実していて楽しい(笑)。


 <世界遺産21個目の2(複合遺産3個目)>・・・峨眉山と楽山大仏
 成都の新南門バスターミナルから頻発。ただし、峨眉山の市内に着くのでそこから移動しないといけない。タクシーならたぶん15元。
 峨眉山を1日で成都から日帰りで観光するのはかなりしんどいので、楽山とセットで1or2泊する方がいいと思う。個人的には、峨眉山は行かなくてもいいかなぁって感じ。少なくとも自然遺産の要素は感じられなかった。もし、峨眉山の頂上で1泊してご来光や雲海を見れたなら、それはスゴイキレイだと思う。

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沈没生活2<64日目> in 成都

2011-04-29 23:00:00 | 中国(2回目)
 今日は予定ないので起きたら10時だった。

 洗濯をして、昼ご飯を食べて、駅まで明日の観光のための切符を買いに行った。自動販売機に並んだが、なかなか進まない。というかものすごい行列。明日から中国の連休が始まるのでそのせいもあるのかもしれない。

 4~50分並んでようやく自分の番になった。操作を進めて日にちを明日と入力すると、明日はもうなかった。明後日にすると、それもなし。4~50分も並んだんだから、これで買わないなんてありえないと、結局明々後日の切符を購入。これで明日と明後日のやることがまたなくなってしまった。とりあえず、バスで郊外へ行こうとは思うけれど、どこに行くかは決めきれない。


 宿に戻ってビールを飲んでいると、また新しい日本人が増えていた。同い年。GWだけ10日間ほど四川の山奥の方へ行くらしい。日本でしばらく勉強して、その後、上海で3ヶ月ほど仕事で駐在していたらしいが、日常会話の中国語を使いこなしていた。すごい・・・ おれも負けじと勉強しようかなぁと思う。スペイン語を(笑)。スペイン語だけは本を持ってきたので、ネットばっかりグダグダやっているよりその方がよっぽど有意義なはず・・・

 と、心では思ったものの、結局、今日もビール三昧。このままでは成都に居る10日程の間に50本は越えそうな勢い。。。

 超ダメ人間だ・・・orz

 ちなみに麻婆豆腐の影響は何事もなかった。。。なんだったんだろう?もう1回行こうかな?



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大仏と殺人豆腐?<63日目> in 成都

2011-04-28 23:00:00 | 中国(2回目)
 昨日は飲むのもほどほどにして1時くらいには寝た。そして、今日は7時にロビー集合で、成都から2.5hほど離れた楽山という街にある大仏を見に行くことにした。楽山の大仏は世界遺産だし、世界一の大きさらしい。

 バスは高速道路を快適に走って10時半に楽山に到着。それから市バスに乗り換えて大仏のあるところへ移動した。



 入口前には既に中国人のグループがいくつか居た。ただまだメチャメチャ多いって訳じゃない。適当に中国人を掻き分けながらしばらく歩いていると、見えた!大仏の頭!!

 確かに大きい。でも、はやる気持ちを抑えてとりあえずすぐ側の凌雲寺の観光を急いで済ませた。

 凌雲寺にも迫力ある像が4体あった。そのうちの2体。




 人混み。


 その後、大仏の近くへ近寄った。デカイ! でも、奈良の大仏の方が作りはしっかりしているような気がする(笑)。

 大仏の右側。


 耳。


 頭。


 大仏の左側。


 右から、後ろから、左から見た後、大仏の足元に階段で降りることに。すでに行列。ある意味、名物にもなっている行列だ。しばらくは順調に進んだが、急に止まってしまって、なかなか動かない。。



 行列を管理する係員。隠し撮りしようとして怒られ、再チャレンジで撮った(笑)。


 だんだん後ろから押されるようになってかなりうっとうしい。結局ほぼ1hもかかって足元に到着した。ただし大仏が大きすぎて足元から全体を写真に収めることはできなかった>_<

 階段の途中から撮った。






 ほぼ一番下から。


 何でしょうね、このポーズ。


 中国で見たかったものの1つだから感動したし、満足したんだけれど、チケットにはもう1つ烏尤寺というところも含まれているので、少し迷ったがせっかくなので行ってみることにした。烏尤寺は、川にある島にある寺で、そこには橋がかかっていた。橋の風景はなかなか絵になるような風景で、実際、中国人の学生が絵を描いていた。



 絵を描く学生。


 絵と橋。



 橋を渡って、しばらく上ると烏尤寺があった。


 正直、なんてことはない普通のお寺。大仏のついででもなければ来るようなところじゃなかったかも(笑)。それでも今日は久しぶりに十分観光したし、満足。バスに乗って成都に戻った。


 だけど、今日はこれで全てが終わった訳じゃない。麻婆豆腐の元祖と言われる陳麻婆豆腐店に行くことにしていた。



 今まで行ったヒトは「声帯がやられた」「痔になった」「3日動けなかった」などなど、恐ろしいような言葉を並べていたので、かなりビビッていた。で、実際、行ってみて4人で麻婆豆腐の大を1つ頼んだ。。。





 おそるおそる食べると、、、うん?普通やけど・・・確かにちょっと辛いし、舌は痺れるような感じはするけれど・・・ 普通に食べれるし、むしろ美味しい・・・ これならもう1回行けるかもっていうくらい良い感じだった。今まで散々ビビッていたのは何だったんだろう??

 ただ、これだけ余裕なコメント残しておいて、明日になったらトイレから出て来れないとかになるかもしれないけれど・・・(笑)


 <世界遺産21個目(複合遺産3個目)>・・・峨眉山と楽山大仏
 成都の新南門バスターミナルからバスで2~2.5h。バスは30分に1本くらいだと思う。楽山のバスターミナルからは13番の市バス。このバスは、途中一度もバス停で止まることなく、大仏の入口より500mくらい先のところまで行った。
 大仏の足元からは近すぎて全景を見渡すことは難しい。大仏の全景を見るためには船に乗るしかないみたい。


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沈没生活<62日目> in 成都

2011-04-27 23:00:00 | 中国(2回目)
 明日、宿に居る日本人と一緒に楽山に行くことになったので、今日は正味やることがない。沈没生活の始まりだ。

 ただ、さすがに何もしない訳にはいかないので、とりあえず郵便局に行って今まで買ったお土産の荷物を日本に送った。船便にしようかと思ったが、航空便でも2000円くらいだったので、普通に航空便で送った。ちゃんと届くだろうか・・・


 昼ご飯は宿のそばの屋台のようなところで麺を食べたのだが、これがメッチャ辛かった。これだけのせいじゃないやろうけど、また唇に口唇ヘルペスのようなものが・・・ どうも体調が完璧になることがなかなかないね。


 午後からは市バスに乗って、金沙遺跡博物館という古代遺跡の博物館に行った。



 まぁなんてことはない普通の考古学博物館。変なお面が歩き方に載っていたので、それを見たかったから行っただけ。特別、これがスゴイってのはなかったかな(笑)。ただ、遺跡がそのまま建物に覆われて展示されているんだけれど、そのまま遺跡の修復作業もやっているのを見ることができた。

 修復作業。


 パンダが居た。このあとスグに頭を取っていた。夢も何もない(笑)。



 謎の仮面のモニュメント。


 なんだこれ?


 変な銅像。


 この博物館で一番有名な出土品。


 これが見たかった仮面。ものすごく小さい。


 これで十分、今日のやることは終わった。

 夕食を食べた後、ホテルの近くの串焼きを買いに行った。ピリ辛でこれまたうまい!そしてビールによく合う。ホントにこのホテルから出れなくなりそうだ・・・

 ただ、今日、大理で会った変なおっさん(イエスマン)が同じ宿に来てしまって、しかも同じ部屋になってしまった。ホントに最悪だ・・・快適な宿の唯一の汚点になった。。


 <宿泊地>Sim’s Cozy Garden Hostel ドミ 35元
 詳細は昨日と同じ。4月28日から10月1日(たぶん)まで、ピークシーズンということで値上げ。ドミトリーは1泊50元になる。少し値上げしすぎじゃない?


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沈没決定!!<61日目> in 成都

2011-04-26 23:00:00 | 中国(2回目)
 昨日は4時頃まで飲んでいたんだけれど、今朝はちゃんと8時半に起きた。

 そして、公安へ行ってビザの延長をしてきた。

 受け取りは5月4日(水)。その間、パスポートは手元になし。

 ということは、他のホテルに泊まることはできない。もちろん、実際は何とかなることが多いんだけれど…

 つまり、成都から他の街に出かけることはできない。これも、実際は出かけることができるんだけれど…

 ただ万が一、パスポートを持たない状況で、公安に見つかるとかなり厄介なことになるので、おとなしく成都or成都から日帰りできる所までしか行けないことになった。



 成都で沈没です。


 昨日もたらふくビール飲んだが、今日も負けじとビールを飲んでいる。

 しかし、ビザの延長に5営業日もかかるなんて何とかしてほしい。


 居心地の良い成都に1週間も居たら、次に動くことができなくなりそう…


 夜、ホテルに併設のバーで飲んでいると日本語を勉強中の中国人がやってきた。なので、また先生をやることに・・・ 今回の旅行はやたらとこういう状況になることが多い。

 他の日本人も混ざってしばらく喋っていて、ふと、中国人の職業の話になった。「当ててみてくれ」と言われたけど、ノーヒント。今までの話の内容では、歌が好きとかマンガが好きとか言っていて、さらに、身振りがどうもオカマっぽい(笑)。

 いくつか外していると、「マジメな仕事なんです」って言ったから、まさかと思ったけど、「ポリス?」と聞いたら、当たってしまった。。「おおぉぉ~~、中国ポリスと喋ってしまったよ~」ってマジで衝撃だった。何よりそんなおっとりした性格でポリスが務まるんだろうか??ってものすごい不思議。。よくこのホテルに来て日本語を勉強しているからまた会うかも・・・

 ただ沈没しているだけなのに、何かと面白いことは起きるもんだ・・・

 真ん中が公安。。


 チベットに行くヒトが持ってた列車のチケットを記念に撮らせてもらった・・・



 <宿泊地>Sim’s Cozy Garden Hostel ドミ 35元
 詳細は昨日と同じ。かなり居心地のいい宿。Wi-fi&ホットシャワーはもちろんあるし、ランドリーとか必要なものは全てある。なので、沈没してしまうのかも・・・


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都会<60日目> in 成都

2011-04-25 23:00:00 | 中国(2回目)
 朝9時に迎えの車が来て、四姑娘山を出発。車はパジェロなので快適。

 ちょっと走っただけで巴朗山が見えてきた。雪山でものすごくキレイ! 後ろを振り返ると、四姑娘山もよく見えた。今回は完璧とまでは言えないけれど、天気には恵まれた。

 車は巴朗山峠を越えていったのだが、峠を越える前、越えた後、両方とも景色が良かった。雪景色。今までも色んな雪山を見てきたけれど、巴朗山もホントに良かった。

 巴朗山峠の様子。





 2hくらい走って臥龍を越えた後は、急に道が悪くなった。2008年の四川大地震のせいで、まだ道が修復されていないからだ。そういえば、臥龍の街は、ほとんどが新しい建物になっていた。ほとんどが地震で潰れてしまったということだと思う。


 で、しばらく走っていると、一緒だった女のヒト(運転手を含めて3人の旅路)が「後ろにある荷物を取ってくれ」と言ってきた。後ろを見渡してもそんなものはなかったので、「ないよ。」と答えると、「そんなはずはない」と車を止めて後ろを見に行ったが、当然ない。どうやら四姑娘山に忘れてきたらしい。

 その後、運転手とその女性が言い合いを続けて、結局、取りに戻ることにしたらしい。すでに3hも走ったのに。。。 で、車が取りに戻るということで、おれが巻き添えを食って、他の車に乗り換えさせられることに・・・ せっかくパジェロで快適にきていたのにボロいミニバスになってしまった・・・


 結局、それでもうまいこといって成都には2時に到着。ただ、ホントに意味の分からないところで下ろされたために困ってしまった。タクシーに乗ってホテルに行くこともできるけれど、もったいないので、とりあえずバス停を見つけて適当に市バスに乗ってみた。

 そして、その後、成都駅行きのバスを見つけて、市バスを乗り換え。成都駅に着いて、多少迷ったがようやくホテル行きの市バスに乗れた。結局、成都に着いてからホテルに到着するまで、約2hもかかってしまった。さすが大都会。そういえば久しぶりに高速道路を走ったし、50kmの距離を1h以内で移動できた。たまには都会もいいね。早くマクドナルドへ行きたい。。


 さすが成都で一番有名なバックパッカーのホテルなだけあって、日本人がいっぱい。ただ、ちょうどほとんどが明日チベットに向かうらしい。パーミットを取った正規組と、パーミットなしの冒険組。話を聞いているとチベットに行きたくなった。

 ただ、今やらないといけないのはとりあえずビザの延長だ。そしてチベットはやっぱり今回は無理かな・・・・世界一周した後に中国に戻ることがあったら、そのときにはチャレンジしてもいいかも・・・ とか言いつつ、1週間くらいの滞在で気持ちが変わったらチベットに行こうかな。やっぱりカイラスは捨てがたい・・・

 犬とネコ。



 

 <宿泊地>Sim's Cozy Garden Hostel ドミ 35元
 成都駅からバス28番or34番。日本人も含めて外国人がいっぱい。チベットに行くヒト達の拠点となっているようで、チベットに行こうとするヒトがいっぱい。

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遭難!?<59日目> in 四姑娘山(日隆鎮)

2011-04-24 23:00:00 | 中国(2回目)
 今日は海子溝を歩くことにした。

 歩き方によると「草原」と書いてあったから、亜丁のように谷底が広くなっているような草原で、今日は楽できると思っていたら、いきなり入口から山登り。そして、1hくらい登ってようやく山の上に到着したところが草原。「草原」というのは、山の上や山肌のことで、結局、ただひたすら山登りだった。

 山の上からは昨日ははっきりと見えなかった大姑娘山、二姑娘山、三姑娘山が見えた上に、四姑娘山も見えた!! 多少は雲はかかっているものの、その姿ははっきり見える。良かった。。しんどい思いしてここまで来てホントに良かった。ちなみにここ1週間くらいはずっと曇っていたらしく、「運が良いよ」と後で言われた。


 四姑娘山が見たいので、とりあえず山の稜線に沿って歩いていくことにした。で、必然的に山登り…>_< 4000m近いor越えているのでさすがにしんどい。。

 山の上にあった鍋荘坪にあった白塔。


 山の稜線の様子。


 山の稜線の右側の様子。


 チベタンの仏塔。


 ヤクももちろん居た。


 でも、大姑娘山、二姑娘山、三姑娘山、四姑娘山と順に見える景色は素晴らしく、ただひたすら山を稜線に沿って登っていった。

 右から大姑娘山、二姑娘山、三姑娘山、四姑娘山。


 同じような写真ばっかでごめんなさい。






 右から二姑娘山、三姑娘山、四姑娘山。






 四姑娘山と長坪溝。


 何も考えず、景色に見とれながら歩いていたが、明らかに本来のルートとは違っている。さすがに途中から「ヤバイかも…」と思い始めた。。。

 一応、方角も分かっているし、最悪の場合でも谷の方に下りていけばきっと正しい道はあるはずだとは思うものの、万が一正しい道に当たらなかった場合とかを考えると簡単には谷の方へ下りていこうとは思えない。。とりあえず山の稜線に沿って歩くしかない。一応、今歩いているところも時々道らしきものがあるので、完全に間違ったところを歩いている訳じゃなさそうだった。。

 で、途中で気づいたんだけれど、どうやら大姑娘山への登山道を歩いていたみたいだった。大姑娘山は5000m越えの雪山でそんな気軽に登れるもんじゃない。だから、どこかで正しい道に戻らないといけないんだけれど、かなりの高さのところを歩いているので、簡単に下りていく訳にはいかない。。

 大姑娘山に随分近づいてきた。




 誰も居ないので、自分でタイマー使って撮りました。
 

 長坪溝も近づいてきた。昨日はこの奥まで歩いてきた。


 青い花。


 さらに大姑娘山に近づいた。


 右側の谷を望む。


 「これって軽く遭難やんなぁ~>_<」って考えつつもひたすら歩いていたところ、下の方に石でできた小屋らしきものが見えたので、とりあえずそこに向かって斜面を下りていくことにした。まともな道じゃなかったので、足に負担がかかる。それでも、もう下りるしかない。「ここで滑落したら、仮に死ななくても絶対誰にも見つけられずに凍死やろうなぁ」とか変なことを考えながら、なんとか小屋まで到着した。

 「看板があれば・・・」と思ったが、小屋付近には何もなし。時刻は1時。もう4.5hも歩いてきた。2時までなら奥まで行っても引き返せるはずなので、とりあえず目的としていた「大海子」を目指して、今どこに居るかも分からないのにさらに奥に進むことにした。

 ただ、歩けば歩くほど不安が募る。山のでっぱりを見つける度に「とりあえずあそこまで行って、向こう側の景色を見て考えよう。湖(大海子)が見えるかもしれない」と思って歩いた。1時半になって「もう1つあそこのでっぱりまで行こう。これで無理ならホントに戻ろう」って思って、山のでっぱりまで歩くと、あった!!湖だ!!!

 湖が見えた!



 だけど、それが目的の「大海子」かどうかは分からない。ただ、それらしきものを見つけてしまったんだから、そばまで行ってみるしかないと、山を下っていくことに。この道はホントに怖かった。道と言うか、道はホントになく、急な斜面を慎重に下りていく。何度も滑りながら、ようやく見つけたのがこの看板。。



 目的の「大海子」だった。ようやく、プチ遭難状態から開放された。ホントにホッとした(笑)。





 大海子の端っこには家?があった。


 放牧。


 時刻はちょうど2時を過ぎたところ… 今居るところがはっきりして少し欲が出たのか、もう1つ先の「花海子」まで行くことにした。そこからは四姑娘山が見えるらしいからだ。ただ、明らかに雲が出ていたので、四姑娘山を見るためというよりは、四姑娘山が見えないことを確認しに行っただけだったけれど・・・ 「花海子まで言ってれば四姑娘山が見えたかもしれない」と後悔するより、見えないことを確認したかったから(笑)。









 そして、やっぱり四姑娘山は見えなくて、ようやく下山開始。ここまで既に6hは歩いてきた。「大海子」からは本来の正しいルートを通って下山。正しいルートからはやっぱり大姑娘山、二姑娘山、三姑娘山、四姑娘山はほとんど見えなかった。
 戻り始めて2hくらい経った頃には、疲れでホントに足が動かなくなってきたが、助けなんて当然ないので、なんとか頑張って歩いた。だから、舗装された道路が見えたときは、ホントに嬉しかった(笑)。



 結局、4hかけてホテルに到着。

 夕食を食べたあと、ガイドさんとホテルの工事をしてる中国人たちと一緒にビールを飲んでいた。

 すると、大川健三さんという日本人が現れた。彼こそが地球の歩き方の四姑娘山の写真を撮った本人らしい! 彼は長いこと四姑娘山の写真を撮り続けていたらしい。それで納得だ。あんなにキレイな写真を撮るには、本格的にここに滞在して何度も山に入らないと絶対に撮れないと思っていたら、やっぱりその通りだったのだ。もちろん写真を撮る腕があってのことだけれど…

 スグに居なくなっちゃって話をすることはできなかったが、四姑娘山の写真集を出していたり、もうすぐ写真の展示館がこのホテルの裏にできるらしい。。四姑娘山に来るきっかけになった歩き方の写真を撮った本人に会えたなんて感激だ(できれば話をしたかったけれど(笑))。今日はホントに濃い一日だった。。


 <世界遺産20個目(自然遺産3個目)>・・・四川省のジャイアントパンダ保護区
 海子溝は、四姑娘山の自然保護区の1つ。日隆鎮を通るメインの通りの長坪橋から成都方面へ歩いて10分くらいのところにチケット売り場があって、入口はその目の前の山道。
 徒歩で行くなら、大海子or花海子が限界だと思う。それでもかなりのペースで歩かないといけなくて、しんどい。
 迷う恐れがあるけど、朝山坪(入口から1.5h程度の所)からも山の稜線に沿って歩いた方が景色はきれい。ちなみに正しい道は、朝山坪から右の方の林に続く道。

 <宿泊地>日月山荘 ツイン 60元
 詳細は昨日と同じ。


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