「機械生命体犯罪ということで、仮面ライダーの活躍が期待されますが」「当然、出動させております。4件目5件目の事件については、犠牲者を出さずに済みました」真影の会見は続いていた。進ノ介が水の入ったコップを二つ持って現れ、一つを霧子の前に置いた。「ありがとうございます」「悪かったな、さっき。お前も剛のこと心配なのに」「私が馬鹿だったんです。真実から遠退いちゃいましたね」「あのぉ、刑事さん」ゆかりの母が食堂に来た。
席から立ち上がって対応する進ノ介と霧子。「よろしいですか?」「先程は失礼しました」改めて頭を下げる進ノ介。霧子も頭を下げた。「あなた、泊さんという、もしかして、泊英介刑事の息子さんですか?」「はい、泊進ノ介といいます」「やっぱり、12年前の銀行強盗事件の時、娘はお父様に守って頂きました。その節は、ありがとうございました」頭を下げるゆかりの母。「その上、一昨日は息子さんに助けて頂くなんて、本当にもう、感謝の言葉も、ありがとうございます」また頭を下げるゆかり母。「それは、親父がゆかりちゃんを」救った様子を思い浮かべる進ノ介。「親父が導いてくれたのかな? 霧子、きっとこれで間違ってないよ。俺達の一番の使命は、人を守ること。001のことは焦らず調べよう」「はい」霧子も納得した。
「オープン」No.067の声と共に、ゆかりの病室のドアが開き、冷蔵庫と冷凍庫のドアも開き、窓も開も開いた。風が吹き込み、ベッドから顔を出し開いた窓の方を見るゆかり、ブラインドが閉じた! 振り向くとベッドの脇の椅子に根岸が座っていた!「随分大きくなってたんだなぁ」根岸は12年前使った物と同じ目出し帽を差し出した! 逃げようとするゆかり
! 根岸は人間の姿のまま重加速を起こし、ゆかりの動きを封じ、ネオバイラルコアと融合し
7に続く
席から立ち上がって対応する進ノ介と霧子。「よろしいですか?」「先程は失礼しました」改めて頭を下げる進ノ介。霧子も頭を下げた。「あなた、泊さんという、もしかして、泊英介刑事の息子さんですか?」「はい、泊進ノ介といいます」「やっぱり、12年前の銀行強盗事件の時、娘はお父様に守って頂きました。その節は、ありがとうございました」頭を下げるゆかりの母。「その上、一昨日は息子さんに助けて頂くなんて、本当にもう、感謝の言葉も、ありがとうございます」また頭を下げるゆかり母。「それは、親父がゆかりちゃんを」救った様子を思い浮かべる進ノ介。「親父が導いてくれたのかな? 霧子、きっとこれで間違ってないよ。俺達の一番の使命は、人を守ること。001のことは焦らず調べよう」「はい」霧子も納得した。
「オープン」No.067の声と共に、ゆかりの病室のドアが開き、冷蔵庫と冷凍庫のドアも開き、窓も開も開いた。風が吹き込み、ベッドから顔を出し開いた窓の方を見るゆかり、ブラインドが閉じた! 振り向くとベッドの脇の椅子に根岸が座っていた!「随分大きくなってたんだなぁ」根岸は12年前使った物と同じ目出し帽を差し出した! 逃げようとするゆかり
! 根岸は人間の姿のまま重加速を起こし、ゆかりの動きを封じ、ネオバイラルコアと融合し
7に続く