「我凌道雷幻斬りッ!!」「忍者一閃ッ!」交錯する雷蔵と天晴! 大爆発の後、立っていたのは雷蔵だった!! 天晴を崖に払い捨てる雷蔵!「貴様は手柄に足る男だった」雷蔵は満足気に刀を納めた。
「相当な傷で、オトモ忍と戦えた奇跡と言えます」道場で天晴を手当てした霞は神妙な顔で述べた。「当分の間、戦うのは無理だ」旋風も慎重だった。そこへ好天の矢文が撃ち込まれた。『蛾眉雷蔵が来る、心して掛かれ』霞が読み上げたが、「心してって」凪は戸惑った。「やるしかない」八雲は覚悟を決めていた!!
好天が今度はカレーの移動販売の支度をしているとキンジが襲い掛かった!「御命、頂戴致しやすッ!」手裏剣を投げ、生身のままスターソードガンで斬り掛かるが軽くあしらわれ、肩を叩かれ振り返ると指で頬を突かれるキンジはそのまま椅子に座らされ、カレーを出された。「お見事」感服するキンジ。「グラッチェ、グラッチェ」好天はいつの間にか販売車の上に居た。「ワシではなく、孫達を倒してみよと言ったじゃろ? この馬鹿者」「いや、しかし天晴の回復を待つのも億劫ですし、他の皆さんもそれどころじゃない御様子でして」食べようとしたカレーを好天に取られるキンジ。「お主に構っておる場合ではないかもなぁ。お主は良いのか?」「あっしコレクションしたいのは妖怪でございやす」「勝手にせぇ、期限は一ヶ月じゃ」ケチャップを取る好天。「それまでに孫達とのケチャップを着けるのだ」カレーにケチャップを掛ける好天。「決着を着けるのだ」驚くキンジに好天は言い直した。
霞は道場の縁側でシュリケンジンやオトモ忍の設計図? を拡げ、ノートパソコンで何やら作業をしていた。「あのぅ、スター忍者さん。よろしいですか?」細い柱の影に術で隠れていたキンジに振り向きもせず話し掛ける霞。術を解き、
2に続く
「相当な傷で、オトモ忍と戦えた奇跡と言えます」道場で天晴を手当てした霞は神妙な顔で述べた。「当分の間、戦うのは無理だ」旋風も慎重だった。そこへ好天の矢文が撃ち込まれた。『蛾眉雷蔵が来る、心して掛かれ』霞が読み上げたが、「心してって」凪は戸惑った。「やるしかない」八雲は覚悟を決めていた!!
好天が今度はカレーの移動販売の支度をしているとキンジが襲い掛かった!「御命、頂戴致しやすッ!」手裏剣を投げ、生身のままスターソードガンで斬り掛かるが軽くあしらわれ、肩を叩かれ振り返ると指で頬を突かれるキンジはそのまま椅子に座らされ、カレーを出された。「お見事」感服するキンジ。「グラッチェ、グラッチェ」好天はいつの間にか販売車の上に居た。「ワシではなく、孫達を倒してみよと言ったじゃろ? この馬鹿者」「いや、しかし天晴の回復を待つのも億劫ですし、他の皆さんもそれどころじゃない御様子でして」食べようとしたカレーを好天に取られるキンジ。「お主に構っておる場合ではないかもなぁ。お主は良いのか?」「あっしコレクションしたいのは妖怪でございやす」「勝手にせぇ、期限は一ヶ月じゃ」ケチャップを取る好天。「それまでに孫達とのケチャップを着けるのだ」カレーにケチャップを掛ける好天。「決着を着けるのだ」驚くキンジに好天は言い直した。
霞は道場の縁側でシュリケンジンやオトモ忍の設計図? を拡げ、ノートパソコンで何やら作業をしていた。「あのぅ、スター忍者さん。よろしいですか?」細い柱の影に術で隠れていたキンジに振り向きもせず話し掛ける霞。術を解き、
2に続く