羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

手裏剣戦隊ニンニンジャー 1

2015-05-05 20:59:21 | 日記
「奴が、日本まで追って来おった」道場までたどり着いた好天は意識を失った! 騒然となる一同!「爺ちゃんを襲った奴を倒す!」いきり立つ天晴。「やめなさい! 復讐の為に忍者の力を使うのはよくない」旋風はそう言って止めたが「これは修行です」と霞が間に入り、ややうやむや好天を襲った犯人を誘き出す作戦が決行された!!
天晴がおでん屋。八雲が画家。風花は謎のチラシを配るお姉さんに扮し待ち構えていると前回天晴達を救った西部の保安官スタイルの男がおでん屋に現れた!「エクスキューズミー、御命頂戴致しやす!!」ギター型のスターソードガンを乱射して襲い掛かる保安官スタイルの男! しかし、変わり身の術で回避された! 男を囲む天晴、八雲、風花は扮装を解き、私服に戻った。
「お前誰だ? 目的はなんだ? 俺達はニンニンジャー! ラスト忍者、伊賀崎好天の孫にてその意思を継ぐ者だ!!」変身した天晴の名乗りにニヤリとする保安官スタイルの男。「それじゃあ、あっしも!」スターニンジャー手裏剣を忍者スターバーガーにセットし、「手裏剣チェンジ!」と被っていたテンガロンハットを吹き飛ばして男はスターニンジャーに変身した!!
「お前! この間の?!」生身では会ってなかった天晴達は驚いた。「お前が爺ちゃんをやったのか?」問う八雲。「そういうことなら、倒すだけだ!」突っ込む天晴。「待て天兄!」話しの途中だが天晴とスターニンジャーは交戦を始めた! 力負けする天晴!「忍びなれどもパーリナィ! カモ~ン、ニンジャボーイ!!」徴発するスターニンジャー!
「どうしよう八っ君?」困惑する風花。「仕方無い。俺達も行く!」天晴に加勢することにした八雲!「カラクリ変化、弓!」続け様に矢を放つ八雲。風花も戸惑いつつガマガマ銃で援護した!
     2に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 2

2015-05-05 20:59:12 | 日記
拡散矢を放つ八雲! スターニンジャーが回避すると、避けた先に天晴が打ち掛かるが捌かれ、蹴り飛ばされる天晴。「中々やるじゃありませんか! それじゃあこっちも、ロックンロールに行きやすよ!!」スターソードガンを乱射するスターニンジャー!!「イヤッハー!!」捌き切れず銃撃を受ける天晴達! 天晴達はダメージに変身を解除された!! 銃が普通に強い!!「フウッ!」スターソードガンを鳴らしてポーズを決めるスターニンジャー!!
「何者なんだ貴様は?」八雲の問いにスターニンジャーは変身を解き、戻ってきたテンガロンハットを被り直した。「あっしの名は、スターニンジャーことキンジ・タキガワ。アメーリカから来たリアル忍者にして、当代一の妖怪ハンターたぁ、あっしのことでございやさぁッ!!」キンジが派手に名乗った後で案外ダメージの少なかった? 天晴達がスッと立ち上がり、既に自分達がわりと有名な河童や天狗を倒したと言うと「NO~ッ!」キンジは大ショックを受けた!「なんてこった! もっと早く日本に来ればよかった」ガックリと膝をつくキンジ。
好天が実はなんてことないことが付き添っていた霞達に明らかになる中、落胆するキンジの忍者スターバーガーが妖怪の出現を報せた! ガマガマ銃より早い!!「イヤッハー!」急に元気になるキンジ。「じゃ、坊っちゃん方、お先に失礼致しやす」キンジは術で消えてしまった。「坊っちゃん?」「嬢ちゃんもいるってば」天晴達は困惑したが、キンジより遅れたタイミングでガマガマ銃が鳴り出した!!
採石場? らしい所でジュッカラゲに作業員が追い立てられ、ショベルカーベースの妖怪ダイダラボッチが力任せに暴れていた。そこに、風と回転草と共にキンジが現れた! 尚、回転草はめっちゃ増えるから良い子はむやみに撒いてはいけません!
     3に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 3

2015-05-05 20:59:02 | 日記
「あっしはキンジ・タキガワって者でさぁ」「俺、ダイダラボッチ」律儀に妖怪が名乗り返すと、「うっひょ~ッ!」キンジは大喜びでジュッカラゲを掻き分け、ダイダラボッチに駆け寄った!「ちょいと、写真いいですかい?」忍者スターバーガーで妖怪と記念写真を撮ろうとするキンジ!「俺、撮られるの嫌い!」ダイダラボッチは撮影前にキンジをブッ飛ばした!!
「イテテッ。日本の妖怪ってぇのは器量が小せぇなぁ! じゃ、一狩り行きやすかい!!」「あんた、助けてくれるのか?」作業員がすがり付いてきたが、キンジは振り払った!「すいやせんが、あっしはあっしの目的を果たすだけでごさいやさぁ!」変身し、改めて妖怪達に斬り掛かった!! 作業員達は独自に逃げようとするがすぐにジュッカラゲが殺到する! 天晴達は遅れて駆け付け様子を見ていたが「とにかく俺達も行くぞ!」と八雲に促され、変身した!
作業員達を助ける天晴達!「早く逃げるんだ!」八雲は作業員を逃がした! キンジはダイダラボッチと対峙している。「風マジック!」スターソードガンを掻き鳴らし竜巻を起こすキンジ! ジュッカラゲを巻き込みダイダラボッチにぶつける!「風の術なんてできるんだ!」感心する風花。普段使ってる五遁に風が無いので珍しいらしい。「あれ、どっかで?」キンジの術に見覚えがあれ天晴。
ここで作業員には見えない普段着の女が現れた。「何をやってるんだ!」注意する八雲。「私の娘がいないんです!」訴える女。採石場に娘??「見て! あそこ!」風花が建物の下方に子供を発見! 女の娘らしい。ジュッカラゲが迫る!「仕方無ぇ!」ダイダラボッチと競っていたキンジは救出に入り、絡んでいたジュッカラゲ2体を退けた! だが、追って来たダイダラボッチが珍しく子供を本気で殺しの掛かり、キンジはこれを庇い、子供を抱えたまま殴り飛ばされた。「ああッ!」
     4に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 4

2015-05-05 20:58:50 | 日記
変身を解いたキンジ。帽子で顔を隠し、また顔を出した。「ばあっ、怖く無いでございやしょう?」泣いていた子供をあやすキンジ。その様子を天晴達も見ていた。子供は駆け寄ってきた母に保護された。「ありがとうございます」頭を下げる母親。「営業妨害で訴えやすよ? さぁ、早く逃げて下せぇ」キンジは母子を逃がした。
「わかった。あの人なんか親近感湧くと思ったらお兄ちゃんに似てるんだ!」納得する風花。似てる??「どこが?」「めちゃくちゃなところとか?」妹の主張はともかく、ダイダラボッチに突貫してゆく天晴。「当たらずも遠からず、ですね」変身済みの霞と凪も合流した。「どういうことぉ?」軽く観戦モードの風花達。「あの人、爺ちゃんの弟子志望なんだって」凪達の話しによるとわりと近年まで世界を修行して回ってたらしい好天にアメリカで弟子志願してきたのがキンジだった。自分を倒せたら弟子にすると言って諦めさせようとしたのだが、真に受けて独学で修行し日本まで挑戦しに来てしまったのだった。
風花達が呑気に話してる間に天晴はダイダラボッチにボコボコにされたが、キンジが三度変身した!「彩りの星! スターニンジャー!! 忍なれどもパーリナイッ!」やたらスターソードガンを掻き鳴らすキンジ!「俺達も行くぞ!」散々ボコられたが無事らしい天晴も霞達を呼び寄せ対抗した!「忍なれども忍ばない!」「手裏剣戦隊! ニンニンジャー!!」ポーズを決める天晴達!
「忍どころか」とキメ台詞を続けようとしたが、キンジは既にダイダラボッチ達と交戦を始めていた。「暴れさせろよ!」キンジに突っ込んでいる内にジュッカラゲ達が突進して来たため、そのまま乱戦になった! なぜかさほど戦わずあちこちにぶら下がる凪! どうした? キンジはダイダラボッチの打撃を受け流して投げ飛ばし、「イヤッハー!」
     5に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 5

2015-05-05 20:58:39 | 日記
スターソードガンを乱射してダイダラボッチにダメージを与えるキンジ! ワラワラ湧いたジュッカラゲも「パーリナイッ!」とスターソードガン乱射で撃破! ダイダラボッチの突進は分身の術でいなし、分身全てで風の術を使い大竜巻を起こしダイダラボッチを上空に巻き上げた! これに天晴は「お前の忍法爺ちゃんの術じゃんか!」とようやく合点がいった。「ちょいと真似てみやしてねぇ」
ダイダラボッチが落下してくると「アンコールといきやすかい!」キンジは雷手裏剣をスターソードガンに装備。「雷マジック!」雷雲を作り出し、ダイダラボッチに更にダメージを与えた!「負けてられっか!」天晴も分身の術でダイダラボッチに攻撃するが打撃は通らない!「お前の攻撃、飽きたぁ!!」分身を潰され蹴り飛ばされた天晴はキンジにキャッチされた。
「中々やりやすが、まだすこーし足りねぇようですね、坊っちゃん」「だ~から、その坊っちゃんっての止めろって!」突っ掛かる天晴。「ちょいと見といて頂やしょうかい!」天晴を押し退け、構えを取るキンジ。「ハァッ!」腰だめから、スターソードガンを投げ付け、柄をダイダラボッチにぶつけるキンジ! 突進し鳴り響いて弾かれたスターソードガンを受け、斬り付け押し掛かるキンジ!
砂利山からダイダラボッチを斬り伏せて転がり落とすキンジ!「イヤッハー!ロックンロールに決めやしょう!! 手裏剣忍法奥義!」「風マジック! ざ、あたっく!! ハリケーン・ジャー!!!」旋回する疾風の中で連続斬りを放つキンジ!! 一通り斬り捨てるとおもむろに忍者スターバーガーを取り出し、「ハイ、チーズ」爆散しようとするダイダラボッチと撮り損なっていた記念写真を撮った!「またあっしのコレクションが増えやした」疾風が解かれ「やっぱり、写真嫌い~」ダイダラボッチは爆散した!!!
     6に続く