羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

ジョジョの奇妙な冒険~スターダストクルセイダース~ 6

2015-05-02 20:59:25 | 日記
「これから、ど真ん中へフォークボールを投げるッ! 信じるか? 信じないか?」「コイツは惑わしてるだけじゃ!」忠告するジョセフ!「投げな、ダービー」承太郎もスタープラチナを出した。「ふふふ」ダービーは投球を放った! 承太郎は予告されたフォークボールに合わせたがボールは、落ちない! 打球は凡打となり、打者は討ち取られた! スリーアウトチェンジッ!!!
承太郎も再びテレンスを指差した。「コイツは俺が、フォークを振るという決心を知っていた。そして直球に変えた。ヤツの言う通り、俺はこの館に入った時から不安を抱いていた。コイツはスタープラチナの右のパンチが出るのをなぜか読んでいたのだ」「お前はこう言いたいのか、コイツはお前の心の中を読んでいると!」ジョセフは戦慄した!「次は一回の裏、私の攻撃だ」余裕の表情のテレンスは打者にホームラン予告をさせた!「レフトスタンドに叩き込んでみせよう!」もうやたら指差してくるテレンス!!
「ジジイ! このゲームと機械、イカサマが無いことは確かだな?」「それは絶対に無い! あらゆるイカサマに目を光らせている!」ハーミットパープルを出してみせるジョセフ!「ならば秘密はコイツのスタンドにある。何か謎の能力が有る!」承太郎は能力を確認する為に、敢えてデッドボールを狙いを定めた!「君はどこを狙っているのけな? 内角かな? 高めかな? 低めかな? 何か仕掛けようと考えているのかな?」投球前に、不自然な質問を続けて投げ掛けるテレンス!
テレンスは投球と同時に身を引き、打球をレフトスタンドに打ち返した!!「ふふ、まず1点」(今まで色んなヤツに出会ってきたが、心を読むスタンドだけはいなかった! 心を読まれたら、どんな知能も! どんなパワーも! 敵わないのではないか?!)
     7に続く

ジョジョの奇妙な冒険~スターダストクルセイダース~ 7

2015-05-02 20:59:12 | 日記
テレンスは二番打者にもホームラン予告をさせた!!「今度は外角かな? それも低めかな? ストレートっと来るのかな? ふふふ」アトゥム神が覗き込む! 投球は完全に読まれ、またしてもホームランをうたれた!! 第三打者もホームランをホームランだ!! 4対3ッ!
「ふふふ、あっという間にひっくり返しますよ? 次は内角かな? 真ん中かな? 高めかな? 変化球かな? どこかな?」質問攻めのテレンス! 承太郎は帽子を脱ぎ、顔を隠した。「ん?」テレンスは鼻で笑った。「馬鹿が。兄のようにこすズルい手を使っているとでも思ったのか?」「承太郎、違う! 帽子で隠しても無駄だ! 瞳に映るテレビ画面を見ている様子は無い! コントローラーを押す指の動きや音で探っているようなイカサマではないのだ!! ワシが確認している!」
「久し振りにちと汗をかいたんで、脱いだだけさ」「早く次を投げてほしいですねぇ」うんざり顔のテレンス。「しかし、もう汗はかかないで済みそうだぜ。投球予告をする! 外角高め、ストレート!!」「何だってぇ?」動揺するテレンス!「何ィッ?! 今何と言った、承太郎?!」ジョセフは承太郎の肩に手を置いた。「言葉通りだ。老いぼれて耳が遠くなったか? ジジイ。投球予告をすると言ったのさ」「承太郎」ジョセフは承太郎の肩から手を離し、後退った。「信じるか? それとも信じないか?」「フン、間抜けか? 貴様」アトゥム神の瞳は紅く輝いたッ!!!
・・・意外とテレンス戦、次に続いたか。でも、次回すぐボッコボコだ。でもってクリームかぁ。今もう、ジャンプでこういうノリはハンター×ハンターだけだな。全然載らないけど!