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なるほど・ザ・スキンケアー聞きかじり研究発表⑥-肌断食の結果

2016-08-23 06:30:33 | 肌断食

 

1年の中で一番お肌に栄養が届かなくなる季節に肌断食をはじめ

ごわごわ、ばりばりになりながらも、本を読んでなんとか頑張っていました。

 

1か月くらい経つと、バリバリがとれてざらざらした感じになってきて、

季節が変わり気温が上がってくると、ざらざらとサラサラが交互になってきました。

朝起きて「昨日はだいぶよかったのでもっとちゃんとしているだろう」と思うと

ざらざらに戻っていたり、寒い日でも意外とサラサラ状態でびっくりしたりと

自分の顔なのに、自分の意志は全く関係ないことになっています。

 

それでも、水洗いだけでも最初は突っ張りが感じられるものの

10分くらいするとそうでもなくなり、ばりばりした鱗のようなものはもうなくなってきました。

 

もう、だいぶ復活したと感じましたが、本にはそう書かれてはいませんでした。

この状態でマイクロスコープ診断するとまだまだ相当痛んでいると診断されるようです。

長年にわたってスキンケアしてきたので仕方ないとあきらめる。

ただ、なかなか成績はいいなと感じました。

本にも、早く復活する人がいてそういう人は、同時にシャンプー、リンス、トリートメントもやめている

とありましたので、納得でした。

前の年の夏から、シャンプーを使っていなかったので結果が比較的早めに現れたようです。

 

それと、メイクも最小限で基礎化粧品もほとんど付けられなくなっていたので (汗が多くて)

肌断食の一つの方法である「少しづつやめていく」というのを知らないうちに実行していたためです。

 

ということは、「すこしづつやめていく」実験をして成功したと言えます。

 

その後、時折ファンデーションなども使いながら

洗う時は純石鹸、洗ったあとは何もつけない生活を続けていましたが

気温が上がるにつれて、丈夫になっていくような気がしました。

これは、お肌に栄養が届くようになったからですね。

皮脂が酸化してお肌を痛めると言われますが、皮脂は水溶性なので

水洗いで落ちます。

 

3か月もすると、「スキンケアをしていない」ことも忘れてしまいました。

シミはなんとかかくしていました。シミはみかけはあまりよくないですが

お肌の防御反応ですから、それほど悪いものではないのですけどね。

 

今は、スキンケアをやめてから1年半になります。

使っているのは、ワセリン、ココナッツオイル(日焼け止め)、

パウダリーファンデ(すっぴんは無理)、ポイントメイクの品少々。

後は、全部捨てました (← すこしづつです)

 

「肌断食」に向き不向きがあると書かれているところもありました。

お肌の強さにも関係するということなので、「お肌診断」もやってみました。

といってもウェブ上ですが。

「秘密の皮膚科学」というサイトでできます。

A~Dまであって、Aが強いお肌、Dは弱いお肌です。

私は Cランクでした。どちらかというと弱いお肌です。

それでも、やりようによってはお肌自体の力のみでいける!ということです。

 

肌伝説の崩壊ー⑨

お肌は加齢とともに、水分も皮脂も減る

・・答え  減りません。ただしたるみは出ます。

 

 *****

このような実験まがいのことが意味があるのかちょっとわからないのですが

最近の化粧品のCMがあまりにも悪質なので体験発表してみました。

基礎化粧品のいらない生活は 30秒ルール(洗顔後30秒以内に化粧水を塗る)に

縛られることもなく、お金もかからないのでなかなか快適です。

 

おわり

 


なるほど・ザ・スキンケアー聞きかじり研究発表⑤お肌しっとりの謎

2016-08-21 08:55:47 | 肌断食

 

調子に乗ってお肌のボロボロしたところを落としてしまった私のお肌は

また、元に戻ってしまいばりばりして相変わらず粉を吹いています。

 

これは、まだ落としてはいけない角質を落としてしまったため、

下の層の戦闘準備ができていない角質が表面に出てしまい乾燥を招いたためです。

 

よく、ピーリング化粧品をTVCMで見ますが、あれはとんでもないことです。

お肌がきれいになるどころか、 ↑ のようなことが起きています。

私は実際に体験しましたからね。

 

ここで、本に書いてあるとおり「ワセリン」を使うことにしました。

それまでは手元にあるココナッツオイルを付けていたのですが、オイルはバリアの隙間から

浸透してしまうのでやめました。

( ↑ その後、日焼け止めには使用している)

うすーく押し付けして、触った時についているのがわからないくらいの量です。

付けたときは純石鹸でそっと洗いました。

2週間くらいするとまた肌表面の厚い皮みたいなもの(肥大した角質)が取れてきました。

今度は慎重にそっとしておきましたら、お湯で流しただけでとれてしまいました。

バリバリからざらざらに変わってきました。

つづく

 

 

お肌伝説の崩壊⑦

お肌の手入れはまめにやればやるほどきれいになる

・・・・・答え  スキンケアを熱心に長期間続けてきた方ほど肌が痛んでいる

 

長年、熱心にケアをしてきた人の大半が レベルⅢという悲惨な状態。

   レベル0 きめが整いふっくらしている

   レベルⅢ きめがすべて失われ、極端に薄く、弾力がない。

        水泡ができる程度のやけどが治って薄皮が張ってきたのと同程度。

レベルⅢでも、基礎化粧品やファンデーションをすべてやめれば、ほぼ1年以内に

レベル0まで復活する。最速記録は2か月足らず。

レベルⅠの人で7日間で復活した例もある。

 

回復までには個人差があります。

ケアをさぼり気味、あるいはほとんどしていなかった人は短期間で復活するし、

熱心にケアをしていた方でも皮膚が強かった方も短期間で復活することがある。

 

 

肌伝説の崩壊 ⑧

いいお肌はしっとりしている

・・・・・答え  お肌のよい状態とはサラサラしていること。新陳代謝が行われるお肌。

 

化粧水を付けた上から乳液や美容液を塗ると肌はしっとりしますが

新陳代謝を低下させてしまいます。

表皮の一番下の部分では上の部分の細胞(角質)が一つはがれるとひとつ新しい細胞が生まれる

ということが繰り返されて、でこぼこのない均一な表皮ができている。

このように新陳代謝が正常に行われるためには、お肌は多少乾燥していることが重要です

しっとりではなくてさらさらがよい状態です。

 

お肌をいかにしっとりさせるかというのが化粧品のCMですが、あれは危険です。

大半の人が洗脳されて、せっせとクリームを塗りこんでいると思いますが

塗れば塗るほど新陳代謝が遅れ、お肌は弱り、乾燥に向かっていくのです。

化粧品会社は、女性のお肌を乾燥させて利益を得ているといっても過言ではないと思います。

 


なるほどザ・スキンケアーききかじり研究発表④ーマイクロスコープの謎

2016-08-20 09:17:51 | 肌断食

 

お肌伝説の崩壊⑤

40代の肌を持つ70歳の人が本当にいる

・・・・・答え どちらの本にも疑わしいとしか書いてありませんでしたが

     マイクロスコープ診断については書いてありました

 

マイクロスコープ診断のカラクリ

よくテレビCMでマイクロスコープ診断をして、「水分量が増えた」「きめがそろった」

などと言っていますが、あれにはからくりがあります。

乳液やクリームなどの基礎化粧品を付けると洗い流しても数日間は成分がお肌に残ります。

その間に測定すれば、クリームや乳液などの水分量を測っていることになります

もし、肌自体の水分量を知りたければ5日前から基礎化粧品をすべて断っておく必要があります。

 

* CMを見るとおすすめのクリームを塗っているように見えるのですが。

 もし、そうだとしたらお肌の水分量を測っていることにはなりません。

 その辺をうやむやにしているところが怪しい。

 

マイクロスコープ写真のビフォーアフターもねつ造があります。

お肌のキメの形や大きさは日々少しずつ変わっていくので、溝の深さだけが変わるようなことは

実際にはありえません。( 新陳代謝しているのですから当然です)

CMなどで、キメの形が同じで溝の濃淡だけが違っていたらそれはインチキです。


私は、70代の人が40代の肌年齢ということはあると思います。

ただし、それは化粧品を付けたからではなくて付けていなかったから。

 

 

肌伝説の崩壊⑥

表情筋を鍛えればしわ、たるみを防ぐことができる

・・・・・答え さらに加速します

 

最近、皺・たるみは表情筋が緩んでできるのではなく縮んで固くなった結果、発生するとわかっています

美容整形でボトックス注射をするのは、筋肉の緊張を和らげるためです。

表情筋トレーニングで鍛えるということは。筋肉は引き締まり縮みます。

ただでさえ、加齢により縮んで固くなっているのに、さらに加速させるのが表情筋トレーニングです。

 

*ボトックスは最初は瞼が上がらなくなった人の治療に使われていた。

 注射すると、筋肉が緩み瞼も上がるし、顔全体が引き上げられることから

 美容でも注目された。

 

実はこの表情筋トレーニングは介護予防体操の人たちがやっています。

介護予防体操に組み込まれているのです。 (← こわい・・・・)

もちろん、私はやりません。 

週に一度くらいだから大丈夫だとはおもうのですが。

 

****************

肌断食を開始してお肌の荒涼期に突入した私は先の見なえない不安で挫折寸前でした。

そんな時に「肌断食ースキンケアやめました」という本があるのを知り、著者の動画も見て

なんとか継続することにしました。

本は65歳の女性が、北里大学の皮膚科(だったと思う)で検査を受けながら

数か月頑張った記録で、個人でも文献を読み漁っていました。

この本を読んで続けようと思った理由は、著者が私よりひどい状態だったからです。

顔の皮がむけて、白いひげのように垂れ下がっていると書かれていました。

じゃあ、粉が吹いてバリバリだけどまだましということなのかと勝手に解釈し

1週間か10日くらいたったころだと思うのですが、おふろで顔を触ってみると

表面のもろもろした部分がするするとはがれるところがありました。

本には、軽くこすってとれるところはとってもよいとありましたので

調子に乗って、こすり落としました。

一瞬、元のお肌に戻った!と思ったものの、まだ早かったみたいで

次の日はまたばりばりしていました。でも少しばりばりがやわらかくなったような。

ちょっと希望が出てきました。

それにしても、丈夫だと思っていた私のお肌がこんなに痛んでいたなんて。ショックです。

つづく

 


なるほど・ザ・スキンケアー聞きかじり研究発表③有効成分の謎

2016-08-19 09:11:53 | 肌断食

さて、昨年の冬真っ只中で開始した私の「肌断食」ですが、

「宇津木式スキンケア事典」を頼りに、朝晩ぬるま湯だけで洗顔し何もつけずに

1~2日だったと思いますが、人生最大のお肌の荒涼期がやってきました。

化粧品の力をまったく借りずにいる、私のお肌の実力だったのですが、ボロボロです。

顔全体に粉がふいて触るとうろこでもついているかのようです。

鏡を見ると・・・・何とも言えない顔があって挫折感満載です。

このままでは外にも出られないのでココナッツクリームを付けてマスクをしていました。

マスクができる季節であったことはよかったです。

つづく

 

 

肌伝説の崩壊④

クリームなどの害はあるにせよ、有効成分には期待できる

・・・・・答え かえって炎症をおこすことがあります。

 

クリームは肌バリアを壊しますが、「ハリをもたらす、美白する、潤いをあたえる」

という有効成分には期待してしまいがち。

実際には、界面活性剤、油、有効成分は毛穴やバリアのひびわれからすこしづつ皮膚に

浸透していき、組織はこれを異物をみなして炎症をおこします

 

何も塗らないと肌がつっぱり、ばりばりになってしまうという状態のほうが異常なのです。

なにか塗ると肌が滑らかになるような気がするのでつけづづけるとクリームや美容液で

おおわれた肌はその下で、バリア機能が壊されますます乾燥します

 

肌表面がぬるぬるとしたものにおおわれていると、古い角質がいつまでもとどまり、

基底層から新しい細胞が生まれなくなり、新陳代謝が停滞します。

古い角質が一つ離れると基底層に伝わって、一つ新しい細胞が生まれる仕組みになっているからです。

ますます肌は乾燥し、薄く、弱くなりテカりも出てきます。

そして、解消のために(なってはいないのですが)クリームを塗らずにはいられないという

負のスパイラル (化粧品会社の仕掛けたワナ)に陥ってしまうというわけです。

 

有効成分というネーミングがすでに「だまし」だと思うのですが、

それがなんであれ、自前の角層以上の保湿、バリアができるものはないのです

前にも書きましたが、「人工では作れない」のですから。

近未来的には 「美容用人工皮膚マスク」ができるかもしれませんが、(皮膚移植か!)

そんなものに、大金をつぎ込まなくても、自前の角層を大切にすればいいだけです

 

*****

最近の中高年向けの高額化粧品のCMは本当に悪質だと思います。

あのCG映像のようなことは起こらず、実際のお肌で起きているのは

↑ のような事なのです。

有名な会社だし、この日本で悪いものをあのように堂々と売ることはないだろうと

思ったら大間違い。サプリでもいいかげんなものばかり有名メーカーが堂々と売ってます。

*****

 


なるほどザ・スキンケアー聞きかじり研究発表②乾燥とクリームの謎

2016-08-18 08:16:07 | 肌断食

 

私が水洗顔にしたのは、なんとなくでした。

2年前の夏に長引く更年期障害のせいで、汗が多く顔に何もつけられないしどうしようもないので

あきらめて基礎化粧品だけにしていました。

ところが、基礎化粧品もべたべたするようで耐えられなくなり化粧水だけを塗って

日焼け止めや、クリームがわりとしてココナッツオイルを塗っていました。

そうこうするうちに「肌断食」という方法があると知り、理に適っているのでやってみました。

はじめたのが 2月だったのですが、今思うと時期が最悪でした。

それはなぜか・・・・・・。

 

肌伝説の崩壊②

冬になると、外気が乾燥するのでお肌が乾燥する

・・・・・ 答え 違います。

 

角質層が正常に機能してバリアが働いている限り、お肌から水分が蒸発することはありません

ですから、外気が乾燥するという理由でお肌が乾燥することはないのです。

極端な話、砂漠の民を連想すればなんとなくわかります。

あの人たちが、お肌を外気の乾燥から守る何かを付けていたら、

それは、ものすごい機能性化粧品でしょうからすでに輸入されているでしょう。

つけないとミイラになりますからね。お肌は内側からしか潤いません。

 

冬にお肌が乾燥すると感じられるのは 「ホメオスタシス」生命維持機能が働くためです。

外気温が下がるので人間は体温を維持するために体のエネルギーを使いますので、

体のすみずみまで栄養が行き届かなくなってしまうのです。

子供のころは冬になるとほっぺがガサガサになり、「桃の花」なんかを付けてましたよね。

( ↑ 古い・・・・タイムトラベラーか)

ですから、冬は体を温めて血の巡りをよくする方がお肌の乾燥を防げることになります

南国の人はお肌つるつるですものね。

 

 

肌伝説の崩壊③

皮脂膜をクリームで補えば肌は潤う

・・・・・答え  皮脂膜にはほとんど保湿機能はないので潤いません

 

研究発表①でお分かりのとおり、肌の保湿をしているのは角質層なので

いくらクリームをつけても肌は潤いません。

その上、クリームはそれ自体が水も油も溶かす界面活性剤なので、

かえって角質層のバリアを壊してしまいます。

バリアを失った肌からは水分が蒸発してしまいお肌は乾燥します。

美容液、乳液、クレンジング、日焼け止めにも界面活性剤は入っているので

同様に角層のバリアは壊されてしまいます。

 

一度壊されてしまったバリアは3日~4日で元に戻りますが、

毎日スキンケアがせっせと繰り返されると、元に戻るヒマがありません。

佐々木ちずさんも「週に一度は何もつけない日を設ける」と言っています。

ただ、この人はローションパックの発案者ですから真逆のことを言っているような気もします。

 

このような理由で、2月という肌断食開始にはもっとも条件の悪い時期を選んだ

というより、知らなかったので始めてしまった私はどうなったでしょうか。

 

つづく