『＜悪の凡庸さ＞を問い直す』 田野大輔編

アーレントの「悪の凡庸さ（Banality of Evil）」が、それこそ「凡庸に」広がり、誤用されていないか。

素晴らしい問題提起。

同調圧力が強い日本で、メディアのSNS化でさらに同調圧力が強くなっている（エコーチェインバー化）昨今こそ、アイヒマンの「悪の凡庸さ」について、本書のような深掘りが意義を持つ。

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