川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

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巧言令色と剛毅木訥の違い -ビジネスの現場において

2024年06月08日 | リーダーシップ・コミュニケーション
巧言令色、少し仁。
剛毅木訥、仁に近し。

論語で最も有名なフレーズの一つ。

現代日本で「コミュニケーション能力が高い」と思われている人の多くが、実は「巧言令色」野郎にすぎないことがある、という警鐘はかつてこのブログで書きました。

最近、いろんな人を見てきて、こう区別できるかなと。

巧言令色:バリューのないことも言う
剛毅木訥:バリューのあることしか言わない

ビジネスの現場では、一瞬一瞬が勝負。一言でも「バリューのないこと」を喋ったら、その瞬間から、足元を見られる。バカにされる。一生、舐められる。

だから、実は、ビジネスにおいては、巧言令色タイプ(コミュ力高いタイプ)は不利だったりする。

「一言たりとも、バリューのないことは言わない」剛毅木訥タイプが、信頼される。

____________

なお、この「バリューのある/なし」の基準は、決して、家庭に持ち帰ってはならない、、、

家庭では、バリューのないことばかりを言って、楽しんで、共感していればいいのです!

できるビジネスマンで、家庭も円満な人というのは、おそらく、このビジネスと家庭の「スイッチ(ギア)の切り替え」がうまくできているんだろうと思う。

私もまだできないことがあります。特に家庭で。修行中です!
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