大学受験の英語教材でよく使われるバートランド・ラッセル。イギリスの、哲学者、数学者、平和運動家。こういう偉人は肩書きが一つではない。ウィキでは、論理学者、社会批評家、政治活動家、とある。
1950年にノーベル文学賞を受賞した。
しかし、その前後に、2度、投獄されている。
一回目は、1918年、46歳の時。第一次世界大戦に、アメリカ参戦させることに反対して。
二回目は、なんと、1961年、89歳! 核武装に反対して。
戦争賛美、武装重視の時代にあっては、むしろ、逮捕されて入獄することが、勲章。
世間に媚びなかったバートランド・ラッセル。
そのIntegrity(勇気と信念)を私は強く讃える。
私が敬愛する松永安左エ門は、人間は「投獄、闘病、浪人」の3つを経なければ一人前ではないと豪語した。
一理あり。多少の患難にへこたれてはいけない。
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そのラッセルは無神論者として知られる。
その思想を研究しようと思って古本を購入。
感想はまた追って。