川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

多摩川せせらぎ公園

2022年05月29日 | 経営・インテグリティ・エンゲージメント
多摩川(昔2000年までは「多摩川園」)って駅の脇に「せせらぎ公園」がある。昔は観覧車・メリーゴーラウンドがある遊園地だったところ。

そのせせらぎ公園、地元田園調布出身の隈研吾さんが建物を改装してきれいになった。まあ大田区民のオアシス。

そのオアシスせせらぎ公園の、残念なニュースが…

虫取り禁止。

近所の貴重な虫資源で、子どもたちの虫獲り場として人気だったのに… たしかザリガニ獲りも禁止?

なぜ虫取り禁止になったのか。

事故があったから。

子供が池に落ちる事故。つまり安全のため。

でもね、その子供は無事に救出されて、死んでもいない。

どうして池に落ちたのか。

柵を乗り越えて…
夜明けに…
しかも川崎から来て…

だって。お昼に、ザリガニがたくさん取れることを知った。
それで、もっと取ろうと強欲になった。
それで、川崎からはるばる丸子橋を超えてきた。
夜中だったので、柵も閉まっていた。
それを乗り越えて… 

だって。

アホらし。

そんな、柵を超えて(要するにルールを破って)侵入してきた部外者のために、大田区の何千人の子供の楽しみが奪われている。

川崎の、ルールを破ったたった一人の子供のせいで、大田区民数万人の生活が制限された。

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あってはいけない「悪しきコンプライアンス」ですね。せせらぎ公園側の原因。過度に保守的すぎるんです。

そういう、「100人の1人しかしないミス」「100回に1回しか起こらない大チョンボ」のためにはルールを設定してはいけない。

常識で対処できることについてはルールを設定しない。

これがあるべきコンプライアンス概念です。


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ハノイ工科大学の人は優秀

2022年05月29日 | 社会・時事など
ベトナムには、一定数、日本が好きで、日本語ができて、ITできる人がいる。ハノイ工科大学とかで。ハノイ工科大学は日本で言えば東大。超優秀。

その人達を、エンジニアとして雇えば、日本語でコミュニケーションできるし、日本人よりもITできるし、もう日本人よりいかなる意味でも優秀。

だから日本人並みの給料を出すことを検討している会社もある。

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これは、ベトナムの話ですが、インドネシアにも、一定数、日本が好きで、日本語ができる人がいる。

日本がまだアジア諸国から憧れとして見られているから。この時代がいつまで続くか… いつまでも近隣諸国から頼りにされる国でありたいですね。
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パン屋「ベルベ」の社長が夜逃げ

2022年05月29日 | 社会・時事など
ベルベというパン屋があった。沼部駅近く、多摩川スイミングスクール下。


今どき夜逃げって珍しいですね。パンは結構美味しかったし、コーヒーのセットもいつも利用させていただいていた。子供がスイミングスクール通っているときは。

社長の夜逃げ。最もインテグリティない行為ではある。令和3年の珍しいイチ頁として、記録しておく。
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ドレミの「ラ」は聖なる音

2022年05月29日 | 社会・時事など
日本では「ドレミ」だけど、英語ではCDE…なんですね。なんでCから…

答えは、「ラ」がAから始まるから。
じゃあなんで「ラ」がAからなの…

ググっても出てこないけど、教会音楽で、「ラ」が聖なる音と認識されているから、らしいです。

今日、ウクレレの先生に教わりました。
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人は結局、失敗しないと学べない。

2022年05月29日 | 人物
メガネのJINS田中仁社長がおっしゃると、誰よりも説得力がある。

人は失敗しないと学べない。

だから「失敗した者勝ち」ですね。失敗は勝者の勲章。

たくさん失敗しましょう。
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因縁をつける pick a fight

2022年05月29日 | 業務効率化・ライフハック
珍しく、因縁をつけられた。チンピラみたいな人に。チンピラまでいかないか、ちょっとオツムのおかしいような品のない人に。

しかも2日連続…

一昨日、神田秋葉原で。コインパーキングに停めた。出る際に、「ドアがぶつかったぞ」と。アラフィフ夫婦に… 足立ナンバーのコンパクトカーに乗る方。

いや、ドアぶつけてない… なのに、奥さんの方もすごい剣幕。「警察行くか」と。傷もついてない、当たった音もしていないのに「警察行くか」って因縁つけるのは、これは「当たり屋」に近い。

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昨日も。

私の溜池山王の事務所下で、やはりアラフィフ夫婦が、私の自転車とすれ違った際に、危なかったぞ、と。

私は、自転車ですれ違った際に、スレスレで危ないとすら思わなかった… 私の注意力が散漫だったのかもしれませんが、ぶつかってもないのに、エレベーターで私の事務所玄関まで上がってきて、「そこの警察行くか」と。。 

自転車とのすれ違いで危なかった、ってだけで「警察」を持ち出す時点で、もう「あ、ヤバい(頭おかしい)人だ」って思った。「論理は通じない」と見切ったので、私は平身低頭平謝り。金持ち喧嘩せず。

論理が通じない人と論理的な話はしない。感情的な人とは会話をしない(何を話しても、特に論理的な話をすればするほど、火に油を注ぐだけだ)。これは私が47年の人生で得た貴重な教訓である。

大切なのは、「論理が通じない」ということを、どの時点で「見切る」か。これは冷静冷徹な思考と、自己を常にメタ認知する客観的思考が必要。まさに「見切る」んです。見極めるんです。見極めて、その人との関係を「切る」んです。

私の人生において、その人と話をすることは、もう「時間の無駄」なんです。

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しかし、私が因縁をつけられることって人生であったかな… アラフィフだし、早朝1時から仕事して、疲れ気味だった、ってこともあったからかもしれない。

体調管理して、ポジティブなオーラを出していれば、因縁をつけられることがなかったかもしれない。

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「因縁をつける」って英語で何て言うんだろう… って思って調べると、

 pick a fight

ってある。これは知らなかった。覚えておこう。 

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JINS田中仁社長 「普通のことをやりたくない」

2022年05月29日 | 人物
メガネのJINS田中仁社長のお話を30分くらいお伺いする機会があった。

故郷の前橋を活性化させたり、起業家の枠を超えて、活躍する方。「前橋信金(いまのしののめ信金)から起業して上場へ」ってサクセスストーリーのみが表層的に理解されがち。

でもウィキをよく見ると、もともと起業家思考で、経営と世の中を学ぶために信金という最も保守的?(でも最も中小企業の経営に近い)なところに就職されたらしい。

信金への就職自体、田中仁社長の「戦略」だったんですね。恥ずかしながら知りませんでした。

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その田中仁社長が昨日おっしゃっていた一言が、私に刺さった。

「普通のことをやりたくない」

って。やっぱり、起業家というのは、普通のことをやりたくない人種。

当たり前のことなんだけど、目の前の至近距離数メートルでそうおっしゃっているのを聴くと、やっぱり刺さる。

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そしてこの、「普通のことをやりたくない」メンタリティって、日頃から鍛えないといけないじゃないかって仮説を立てている。日頃から使わないと。

人と同じ時間に起き
人と同じ服を着て
人と変わらぬ会社に務め
人と同じ仕事をして
人と同じ発言をして
人と同じ時間に帰り
人と同じ飯を食って
人と同じYouTubeを見て
人と同じ時間に寝る

まあこういう人が世の中の95%です。こういう人はなにをやっても世界を買えられない。社会の歯車だ。

歯車を否定しない。歯車がないと社会は動かない。

でも。

歯車になりたくない人は、世界にインパクトを与えたい人は、常日頃から、「人と違うことをする」トレーニングをしておくべきと思う。

例えば私は:

人と違う時間に起き(朝3時)
人と違う下着を身に着け(赤褌)
人と違う服を着て(白スーツ)
人と違う通勤方法で(珍しいクーペ)
人と違う運転をして(ウクレレの練習をしながらw)
人と違う運動をして(毎朝5~6時に国会議事堂周り3キロジョグ)
人と違う鍛え方をして(毎朝7時のGYMで「逆立ち腕立て」練習等)
人と違う会社に務め(国際法律事務所)
人と違う仕事をして(インテグリティ研修等)
人と違う発言をして(Speak upします、どんな人にも遠慮せず)
人と違う食事をして(朝飯とか炭水化物抜き)
人と違う本を読み(今年は250冊読んだ)
人と違う時間に寝る(超早起きなので21~22時に寝る)

ようにしている。探せばもっとあるな、「人と違う」何かが。まあ、私の人生は「どうやったら人と違う人生を歩めるか」の探求の道と言えるかもしれない。

さ、今日も、人と違う一日を送ろう。「一挙手一投足、人と違う何かができないか」って考えることが、起業したり、世界にインパクトを与えることの第一歩なんじゃないか、って仮説を立てている。


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「同調圧力」の良い面

2022年05月29日 | リーダーシップ・コミュニケーション
形式知/暗黙知の区別が好きだ。

コロナ+テレワークで、形式知(言語化された表層的なもの)ばかりの交流になっている。それでいいのか? 言語化できない、信頼感とか安心感とか情熱とか、そのへんの暗黙知(言語化できない深層的なもの)を学ぼうと思って、米倉誠一郎さんがやっている世界元気塾ってところにこの2か月くらい参加している。

なんで米倉誠一郎さんか、っていうと、この形式知/暗黙知の総帥みたいな野中郁次郎のお弟子筋なんですね、米倉誠一郎さんが。

その世界元気塾ってところで、「同調圧力のよさ」を再確認する機会があった。

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先月くらいから、<上場会社2社の、既成概念を超えた、売上を爆発的に上げるための次の一手を、各1週間くらいで考え、10分でプレゼンせよ>ってお題が出た。

上場会社の「次の一手」を考えるのだって、大変。
それに「既成概念を超えた」「バク上げ」というお題が。

4~5人くらいのチームで。我々のチームは毎晩20時から平均して60~90分くらい、Zoomで話しました。毎晩。上場会社は、Mマート(B2Bオンライン卸)とJINS(メガネ)。

我々のチームは、いずれも予選を通過して、社長の面前で直々にプレゼンする機会を得ました。Mマート村橋孝嶺社長、JINS田中仁社長の謦咳に接することができて光栄でした。

他のチームは、「既成概念を超える」「バク上げ」にあまりこだわらずに「次の一手」を考えてきましたが、我々は「既成概念を超える」「バク上げ」にこだわり続けた。毎晩毎晩、もう100を超えるアイデアをブレストし合って、「でもそれ普通だね」「ワクワクしないね」「悪くないけどバク上げにならないね」「地に足が付きすぎているね」ってダメ出しを続け合い…

昨日のJINS田中仁社長へのプレゼンでは、全5チームくらいあって、田中仁社長から「それもう当社でやってます」って言われなかったのは、ほとんどウチのチームだけだったかな。我々が毎晩2週間、「ワクワク」「バク上げ」しばりで考えた価値と甲斐がありました。

こうやって思考に「縛り」をかけてチームを組んでやれば、2週間で、他のチームにも、JINSという上場会社にも出せないVALUEが出せる、というのは自信になりました。

<上場会社の、既成概念を超えた、バク上げにつながる、次の一手を、1週間くらいで考え、10分でプレゼンせよ>ってのは、かなり無茶なお題ですが、「やればできる」ってことが分かったし、この過程で、チームのみなさんがそれぞれ得たことも多かったよう。

こうやって「アウトプットを決める」手法はやっぱりいいですね。そして「4~5人のチームを組ませる」ってのも。10人のチームでは多すぎ。ワンノブゼンムになって、同調圧力(チーム内の他のメンバーからのプレッシャー)を感じにくいから。

一人ではできない。でもみんなとやるとできる。これって同調圧力のいい面。

「無茶ぶりなアウトプットに向けた、チームとしてのプロセス」で我々の能力が開発される。「無茶なアウトプット目標をチームに課す」ことで、ラーニング(ストレッチ)ゾーンに行くんですね、コンフォートゾーンを超えて。

私はいろいろ他の自己啓発(能力開発)セミナーに出たりしたこともありますが、こうやって「4~5人のチームを組ませて、その連帯感=同調圧力を利用して、隠れた潜在能力を強引に芽生えさせる」ってのは、実はとても有効な手法。

五反田のランドマーク(創始者:Werner Erhard)とかもこれです。ネズミ講とか批判を受けることがありますが、「チームの同調圧力を使って、強引にコミュニケーションを開発する」というのがWerner Erhardが編み出した手法。

「同調圧力」って、悪い文脈だけで今は使われますが、こういういい文脈でも使えます。
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もうひとつの例としては、うちの小学生の子供達が、家では好き嫌いを言って、ニンジンやピーマンやしいたけを残したりする。でも、学校の給食で出されると、周りが食べるから自分も食べるようです。

この「給食という同調圧力」も、同調圧力のいい面ですね。

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オンライン会議も、1人の話を10人以上で聴いていると、どうしても「お客さん」になっちゃう。4人くらいのブレイクアウトルームにすると、俄然、当事者意識が高くなりますよね。

フォーラムとか組織の運営者は、どうやったら当事者意識を高めてもらうか、って点に腐心されていると思います。この「同調圧力を活用」ってのは、チャレンジングですが、最も効果的な手法です。
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日経MY STORY 福岡伸一さん

2022年05月29日 | 人物
今朝の日経MY STORYは福岡伸一さん。よかった。

知の世界に生きる人。自分の世界を持っている人。

私は彼の本の熱心な読者ではないが、もっと彼の本を読んでみようと思いました。
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