NPI(非営利投資)とNPO支援の品川投資倶楽部

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株式市場が堅調なスタート、品格のある投資を!

2007年01月05日 | Weblog
■日経平均、127円高の1万7353円!
 今年最初の取引となった4日の東京株式市場での日経平均は、127円高の1万7353円と堅調なスタートを切りました。日経新聞は、「低迷大型株に買い波及」と報じています。
 昨年はホリエモンショックなど色々あり、私の個人投資家としての成績は物足りないものでした。今年こそはと思いますが、中長期投資に取り組む者としては、企業に頑張ってもらうしかありません。せめて投資先企業(例えばソニー)の製品を購入し、間接的に支援するしかないのです。
 今年の株式市場が順調に推移し、企業も個人投資家も、そして国(税収が増える)も消費者もハッピーになれれば良いと思います。
■品格ある中長期投資を!
 昨年のダントツのベストセラーは、藤原正彦氏の『国家の品格』でした。国のあるべき姿、人のあるべき姿を論じた同書は、様々な方面に大きな影響を与えました。
 私も品位、気品のある生き方をしたいと思いますが、無理でしょうね。しかし、個人投資だけは「品格のある投資」を行いたいものです。
 日本の社会では、まだまだ株式投資や金融への不潔感・不快感が強いようです。証券会社や銀行を今でも「株屋」、「ピンハネ屋」と陰口を叩く人がいます。株式投資で利益を上げると、「不労所得を得ている」との軽蔑の声が聞こえてきます。
 株式投資は、情報を集め、将来を予測し、判断・決断を行い、そして投資に踏み切る行為であり、その課程の全てに責任を負っているのが投資家です。それ故、株式投資を卑しい行為とは思いません(多少は思いますが)が、では品格のある行為かと問われれば、「はい」とは言い切れないところがあります。
 個人投資家としては矛盾です。しかし、矛盾があることは「人間の証明」と思い、株式投資に当たっては、「個人と企業を育む投資」をモットーに、中長期投資でそこそこ品のある投資を行っていこうと思います。
   以上