デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー(術後10年クリアーし"卒がん")、海外旅行記、 吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

吾輩も猫である 1 (結構毛だらけ猫灰だらけ)

2013-09-30 23:43:52 | 吾輩も猫である
 漱石なにするものぞ  明治の文豪夏目某とは縁もゆかりもない。夏目某「吾輩は猫である」は、日本における猫族の地位を不動のものとした小説であるが、漱石(の猫)なにするものぞ! そもそも文豪と名高い夏目某が「秋刀魚」と記すべきを「三馬」と記すお方ではある。  吾輩も!猫である  細かい分析などしても始まらぬ。ここで文芸評論をするつもりもない。しかし猫が何かモノ申すと言えば「吾輩は・・・」の猫、と思わ . . . 本文を読む

リタイア記念トルコ紀行 3 ( イスタンブールは大都会 )

2013-09-29 13:28:58 | 旅行記
 イスタンブールは「大都会」です  カイセリからイスタンブールに戻りました。とは言えイスタンブールで市街に出るのは初めてです。バスで市内に向かいながら「さすが大都会!」の印象。  車中でトルコ人ガイドのHさんからイスタンブールの交通事情のレクがありました。 『トルコでは車は信号を守っても歩行者は信号を無視します。絶対にトルコ人の真似をしないで下さい』  後日、トルコ人の真似をした私は…たいへんな . . . 本文を読む

リタイア記念トルコ紀行 2 ( 地球の歩き方 土産物の買い方 )

2013-09-29 01:02:23 | 旅行記
 なぜ「土産物店へ案内」するのでしょう?  トルコ旅行の定番… 革製品・絨毯・トルコ石の土産物店案内。貴重な旅の時間の浪費で評判が悪い。そもそもトルコ旅行が廉い!のは 日本の旅行社がツァーまるごと「現地の旅行社に売っている」から。土産物店への案内は ツァーを買い取った現地旅行社の主催、その売上げを見込みツァー価格が廉くされています。  あきらめ時間をやり過ごすほかありません。でも買物意欲旺盛でお金 . . . 本文を読む

リタイア記念トルコ紀行 1 (ベルガモ~エフェソス~パムッカレ~コンヤ~カッパドキア)

2013-09-27 23:27:37 | 旅行記
 プロローグ…自由への一歩  2011年7月、腎がんの手術。再発転移リスクが高く 暮れに職を辞しました。憧れの自由人に仲間入りです。"自由" も一つ間違えば自堕落! 術後半年検診を無事クリアーしたのを機にお祝い兼ね海外旅行!と決めました。家族揃っての海外の旅はミレニアム年のイタリア旅行以来! ワクワクです。  今どき海外海外旅行ぐらいで騒ぐのも気がひけます。が、なんだかね、嬉しいんですよね。ま . . . 本文を読む

バルト三国の旅 ( エストニア編 )

2013-09-24 17:39:21 | 旅行記
                  ピリタ海岸から眺めたエストニアの首都タリンの街並み  西側世界との窓口だったエストニア  旧ソ連に組込まれた地理的要因  エストニアは東(旧ソ連側)に陸で接し、西とはバルト海で隔てられたことが、旧ソ連に組込まれた地理的な要因でした。バルト海に臨むピリタ海岸は西側がボイコットしたモスクワ五輪 . . . 本文を読む

バルト三国の旅 2 ( ラトビア編 )

2013-09-24 00:38:19 | 旅行記
                           ラトビアの首都リガの朝焼け  【ラトビアという国】  大都会の表と裏  ソ連が崩壊する少し前、私の姉が仕事でラトビアを訪れた頃は、ホテルの部屋は深夜、ゴキブリの運動会であった由。今は昔の話ですが、「バルト随一の大都会」と言われるリガでさえ表通りはセンスの良い綺麗な街並みも、裏通りには廃墟のような建物も・・・。  優しい国  CNNが報じ . . . 本文を読む

バルト三国の旅 1 ( リトアニア編 )

2013-09-23 18:11:59 | 旅行記
 【旅のプロローグ】  東欧社会主義の瓦解  20世紀最後の10年・・・ベルリンの壁崩壊に象徴される東欧社会主義の瓦解で欧州地図が大きく書き換えられました。ソ連邦を構成した共和国は勿論、バルト三国(リトアニア・ラトビア・エストニア)も一斉に独立、一方バルカン半島では旧ユーゴスラビアが瓦解、宗教・民族を巡る流血の抗争(内乱)を経てつぎつぎ新しい国が誕生しました。  バルト三国 世界遺産の旅へ . . . 本文を読む

腎ガンのメモリー 4 ( 倍返し!の術後2年検診 )

2013-09-22 21:28:37 | 腎ガンのメモリー
 敗戦記念日の検診  8月15日(敗戦記念日)に腎がんの術後2年検診を受けました。待合室が閑散としていたのは、お盆ぐらい誰も病院になど行きたくないからでしょう、ただでさえ連続〇〇日と猛暑がつづきますし・・・。街路が灼け遠くのビルが揺れて見える一日でした。  2年前の夏に手術を受けたこの病院で3月毎に受ける採血採尿とCT検査(最初の2回は骨シンチも)。CTはかなりの放射線被爆でしょうね。医師は「 . . . 本文を読む

腎ガンのメモリー 3 ( 職場復帰~リタイア )

2013-09-22 20:36:57 | 腎ガンのメモリー
 (1) 職場復帰に胸熱く…  退院後は自宅でただただぼぉ~っ。「身体が冷えると免疫力が下がる」ためエアコンも控えていましたが、苦になりません。録りだめした録画をみたり病室で読み切れなかった本を読んだり・・・ちっとも面白くなかったのはある種!虚脱状態だったのでしょう。  退院から1週間、お盆の8月17日に出勤しました。午前中だけの「お試し出勤」です。自宅周辺を散歩して「体力とカンを取り戻す」 . . . 本文を読む

腎ガンのメモリー 2 ( 手術~退院 )

2013-09-22 15:24:00 | 腎ガンのメモリー
 (1) 顔つきの悪いガン?  突然!周りの喧騒が耳に・・・それが麻酔からの目覚めでした。妻が「おとうさん」と呼ぶ声が、耳に入った最初の言葉でした。看護師さんに「目をあけられますか?」と言われ、目をあけるとそこは病室でした。「手術、終わったんやなぁ」と思いました。  寝返りしようとして背中に激痛が走りました。もしかして全摘? 開腹手術? と思い妻に訊くと、「予定通り腹腔鏡下で一部摘出でした」 . . . 本文を読む

腎ガンのメモリー 1 (発見~手術)

2013-09-21 17:07:05 | 腎ガンのメモリー
 【はじめに】  国民の二人に一人がガンを患い、三人に一人ががんで亡くなる時代です。当然、誰しもガンを怖れています。なのに・・・不思議ですね、「自分はガンにならない」と思っている人が多いのだそうです。そして私も(根拠もないのに)そう信じていた一人でした。  ガンはある日突然やって来ます、胃ガン・肺ガンなどポピュラーなものから腎ガン・虫垂ガンなどレアーなものまで・・・。がんの出来る場所により医 . . . 本文を読む

ごあいさつ 『ブログのタイトルについて』

2013-09-20 00:50:13 | ごあいさつ
 9月初旬、ふと思い立ちポンポン山(大阪と京都の府境)へ登りました。タヌキでも出そうな山の名ですが、通称ではなくレッキとした本名です。由来について諸説ある中、「京都の先斗町と同じくポルトガル語のポン(一番)が根拠」説が有力です。  標高は678.9m。「登山」と言うには笑われそうな高さですが、ハイキングと登山の中間的な楽しみには最適かと・・・。実に見事な右肩上がりの数字が高度経済成長を連想さ . . . 本文を読む

ごあいさつ 『今日からブログを始めました』

2013-09-18 13:49:07 | ごあいさつ
     ブログを始めました お訪ねくださりありがとうございます  HN「デブと某医」は英国のミュージシャン「David Bowie」に拠ります。特に彼のファンではなく妻の「Elton・John 命」に対抗して・・・。最近は医師と間違われないよう「デ某」。愚息が三十代半ばに研究者から医師に転身、良い医師に!の願いもこめました。  タイトルには迷いました。郷里の名峰「大山」に対し、いま住んで . . . 本文を読む