主人の父が救急車で…
主人の父は92歳、認知症対応のグループホームにいる。先日「言葉数が減り歩くと横によれる」との連絡があった。主人はホームのスタッフに「すぐ救急車で病院へ」と。もし脳梗塞の初期症状であれば「48時間以内の対応が必須」と考えた。
レントゲンを撮り、脳梗塞ではなく「硬膜下血腫」とされ緊急手術。高齢の男性に多い症例で、1~2か月前に軽く頭を打つなどして発症、緩やかに血腫が . . . 本文を読む
私小説世界の登場
芥川賞、直木賞の受賞者が発表された。かつては一時代を代表する作品が選ばれた受賞者はその後の文壇を担った。勿論、石原慎太郎のような俗悪な者も少なからずいたし、逆に受賞せずとも素晴らしい作品を書く小説家も勿論!珍しくない。
さて吾輩と夏目漱石は切っても切れない。漱石なくして吾輩のコラムはあり得なかった。その漱石はじめ森鴎外、芥川龍之介などいわゆる文豪の作品の多くは、自ら虚構 . . . 本文を読む
人間て…おめでたい
クリスマスが終わったら今度は大晦日だ!正月だ!と、人間とはなんだかだ理屈をつけては「特別な日」を設け、祝っては騒ぎ、騒いでは祝う。暑い日か寒い日かは兎も角、吾輩にはどの日も同じ一日なのだが、人間ってつくづくおめでたい生物だと思う。
大晦日が近づくと俄かに大掃除を始める。吾輩の寝床も「猫くさい」「シマくさい」と騒ぎ立て吾輩が忌み嫌う掃除機をかけ始める。猫が猫くさく . . . 本文を読む