デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー(術後10年クリアーし"卒がん")、海外旅行記、 吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

吾輩も猫である 25 ( 猫の濃密な一生 ) 

2013-11-29 11:59:57 | 吾輩も猫である
 思索せよ 旅に出よ ただ一人  元セゾングループ代表の堤清二(作家としては「辻井喬」)氏が亡くなられた。いわゆる「妾の子」であった所為か、異母弟の堤義明氏(元西武鉄道・国土建設社長)のように尊大ではなく、学生時代は共産党員として不破哲三氏らとともに学生運動に加わった。  絶筆となった詩集「死について」に象徴的に『そう遠くないうちに僕も入るその空間には雲が流れているだろうか』と。『手垢のつ . . . 本文を読む

吾輩も猫である 24 ( 近時ヘン々々! ) 

2013-11-25 18:57:15 | 吾輩も猫である
 高くて温かいところがお気に入りの吾輩  姑息な島国根性  主人に付き合い炬燵で大相撲観戦。外国人力士が増え「国技危うし」と言われる。が、主人「姑息な島国根性はいかん」「世界中から盛り立てられありがたい」。主人、把瑠都・臥牙丸らがご贔屓。  エストニアで「把瑠都、知ってる?」  把瑠都はエストニア出身。主人が今春バルト三国の旅で訪ねたエストニアで「把瑠都、知ってる?」。皆さん「もちろ~ん」 . . . 本文を読む

吾輩も猫である 23 ( 猫の分際で! ) 

2013-11-22 12:22:36 | 吾輩も猫である
 小春日和と言うかなんというか…  時代のうねり 社会のひびき  主人が学生であった1970年前後の流行語は「反体制」「反権力」、その象徴が学生運動、労働運動、市民運動であった。今や死語辞典入りした「知識人」「第四権力」たるジャーナリズムは、そうした時代のうねり、社会の共鳴を支える存在であった。  しかし学生運動は既に過去形、労働運動にも往年の影響力はない。時代と社会のうねりを「支える必 . . . 本文を読む

吾輩も猫である 22 ( 帰郷同行記…後編 ) 

2013-11-17 22:40:04 | 吾輩も猫である
 主人の母親の最後の医大受診  主人の母親の医大受診は今回が最後になる。W先生の診立ては「アルツハイマー型ではないが、認知症の一種」。確かに、アルツハイマー型である主人の父親と異なることは歴然としている。しかし記憶力、屁理屈のこね方などは認知症の印象とは程遠い。  被害妄想はじめ手におえない感情の起伏の激しさなども認知症の一種ではある。が、認知症=アルツハイマーとの一般の認識があり、母につ . . . 本文を読む

吾輩も猫である 21 ( 帰郷同行記…前篇 ) 

2013-11-15 11:37:48 | 吾輩も猫である
 吾輩には過酷な長距離ドライブ  主人は毎月帰省する。一つはグループホームにいる認知症(92歳、アルツハイマー)の父親の通院とホーム担当者との協議、もう一つは一人暮らしの母親(91歳)の通院とケアマネ、デイサービス等との協議、そしてご近所、親類への挨拶が主な用件である。  吾輩もたまに同行する。車には乗りたくないが、口惜しくも拒否できる言える立場にない。名神~中国道~米子道を経て主人の実家 . . . 本文を読む

吾輩も猫である 20 ( 主人の若かりし頃 ) 

2013-11-10 19:03:07 | 吾輩も猫である
 ひねもすうとりうとり哉  主人は mixi や Face-bookにも記す。mixiは 2006.10~、Face-bookは 2012.2~。いずれも「友達限定」、リクエスト(オファー)は滅多にしないので友達は限られる。  「私はここにいます」という存在証明のようなものかな。細君は主人が書斎にこもりPCに向かうのが殊の外!厭とみえ、お茶など運んでは嫌味の素振りをあからさまにするのだが…。   . . . 本文を読む

吾輩も猫である 19 ( 同期会…それぞれの秋 ) 

2013-11-07 22:58:07 | 吾輩も猫である
(路地奥の広い敷地に建つ平屋の喫茶店)  主人の「つぶやき」をそのまま書き写しておく!  同期の消息が話題になった。この日、集ったのは9人だが、他にも数人いた。  数少ない工学部のKッペ。学生時代からいつもスーツを着ていた。誰が見てもインテリっぽかった。少なくとも作業服の似合う男ではなかったが、卒業して10年ほどたった頃、郷里の近くで「工場長をしている」「事務員兼雑用係だけどさ」と。   . . . 本文を読む

吾輩も猫である 18 ( 主人の同期会をバラす ) 

2013-11-06 23:01:32 | 吾輩も猫である
湖畔の別荘に…  主人、二泊三日の琵琶湖畔別荘での暮らしを満喫して上機嫌のご帰還であった。学生時代のサークルの同期会だそうで、別荘と言えばセレブっぽいが、いわゆるシェアハウス(マンション)。メンバーの一人がもっている権利を、同期会メンバーで更に三日間シェアした由。  吾輩は行っていないし行きたくもないが、いつもむっつり…の主人が上機嫌のワケは知りたかった。で、主人が日記をつけるや睡魔に襲われ寝たの . . . 本文を読む

吾輩も猫である 17 ( 秋の夕日に… ) 

2013-11-02 20:30:50 | 吾輩も猫である
 ドライブに付き合わされて…  主人と細君はしょっちゅうドライブする。主人は運転好きとは思えないし、細君は三半規管が弱く曲がりくねった道を走るのは苦手の筈なのに・・・。面と向かっては話しづらいが、隣でそれとなくラジオやCDを聴きながら話をする程度ならお気楽!なのであろう。  今日は珍しく吾輩も(ありがた迷惑にも!)車に乗り込んだ。細君が「やってみたら意外に簡単!」と言う干し柿、その渋柿を手に入 . . . 本文を読む