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ラトビアの首都リガの朝焼け
【ラトビアという国】
大都会の表と裏
ソ連が崩壊する少し前、私の姉が仕事でラトビアを訪れた頃は、ホテルの部屋は深夜、ゴキブリの運動会であった由。今は昔の話ですが、「バルト随一の大都会」と言われるリガでさえ表通りはセンスの良い綺麗な街並みも、裏通りには廃墟のような建物も・・・。
優しい国
CNNが報じる(2013.8.24)ところでは、「旅行客に優しくない国」ワースト5にラトビアが入っていました。優しさ度10.0を満点としてラトビアは5.2(日本は6.2)だそうです。しかし私の印象としてはラトビアは自然も人もみな「優しい」国でした。
通貨はラッツ(1Ls=約190円)
独自通貨ラッツを2014年からユーロに変更します。三国の中では既にエストニアがユーロを導入していますが、三国の中で経済の中核を占めるラトビアとしては「遅れてはならじ」でしょうか。それを機にますますバルト経済のリード役となりましょう。
ペコペコのお腹がポテトに感動!
道が渋滞し、リガについたのは夜9時頃、白夜ですからまだ薄暗い程度でしたが、お腹はペコペコ。ホテルのレストランは既に終わっていましたが、バイキングが用意されていました。すべて!美味しく、殊の外ポテト(バター炒め)に感動!しました。
朝焼けの美しい朝
ホテルは旧市街と新市街の間を流れるダウガヴァ川沿いにあり、9階の部屋からリガ大聖堂や聖ペテロ教会を見渡せました。少し早起きしてダウガヴァ川沿いの道から長~いアクメンス橋を渡って旧市街までジョギングしました。朝焼けの美しい朝でした。
ヴェルサイユ風!ルンダーレ宮殿
この日は少しリトアニア側に戻りバウスカのルンダーレ宮殿を見学しました。18世紀の初め、貧しい一貴族が大公になった勢いで建てたヴェルサイユ風の宮殿です。バロック様式云々と言うまでもなく、どこもかしこもヴェルサイユ宮殿のコピー。
ちょっと田舎風貴族のお歴々がおめかししてダンスを・・・
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すいこまれそうに美しい天井画
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ロココ風の庭園にて
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【自分達の過去がわからない者は未来もわからない(野外博物館モニュメント記)】
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ラトビア民族野外博物館へ
道中、盛りの菜の花の黄色が目にしみました。博物館入口のモニュメントには「自分達の過去がわからない者は未来もわからない」と記され、博物館にはその精神にそったラトビア民族の歴史的な建物が生活のにおいとともに保存、再現されていました。
木造の教会・・・現在もミサが行われています
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【ユーゲントシュティール建築群~リガ大聖堂】
リガの中心街に戻ると、「ソ連時代」※の無機質な建物に対して、様々な意匠をこらした装飾的な紋様、彫刻が施された「ユーゲントシュティール」建築群(下写真)がひときわ!目立ちます。中心街の4割にこの様式の影響が見られるとのことでした。
※ バルト三国では「ソ連時代」という言葉をよく耳にします。「厭な時代」の意がこめられています。
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その後、リガ市街を「おのぼりさん」風?に歩いてまわりました。リガ城(13~14世紀建造で現大統領官邸)、「猫の家」と称されるなぜか人気のある建物、聖ヤコブ教会、ハンザ同盟に由来するブラックヘッド会館、リガ大聖堂を訪ねました。
猫の家…ライバルの隣家に怒りの尻尾逆立て
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ハンザ同盟に由来するブラックヘッド会館
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リガ大聖堂外観
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古風で荘厳な大聖堂でコンサートも・・・
バルト最古の教会と言われるリガ大聖堂は、ヴィリニュスの大聖堂と較べ古風で荘厳な造りです。今なお現役のパイプオルガン、四方の壁面を彩るステンドグラスの大聖堂は、ミサだけではなくコンサートにも使われているところが憎い!ところ。
大聖堂内部
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眩しいほどに美しい聖母マリアのステンドグラス
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【首都リガ拾遺記】
国中何処でも道路工事
ラトビアはEUから様々な援助があり、その代表的な例が典型は幹線道路整備でした。国中どこに行っても道路工事をしていました(日本の3月並み?)。リガ郊外のスィグルタ城、トゥライダ城を訪ねた際も渋滞に巻き込まれお手上げ。
おフランスの下町の?みなさんと・・・
フランスの町内会さんツァーにトゥラカイ城で遭遇、更にトゥライダ城でも再会。私たちのことを「日本のセレブな人達じゃない?」って言っていましたけど、大いなる誤解。次のタリンでもバッタリ!出会い、お互いに「なんて縁なんでしょ」。
スィグルダ城址
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トェライダ城
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<バルト三国旅行記1「リトアニア」篇>
http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/46cd6880876611cff9d51bdb6e6e2262
<バルト三国旅行記3「エストニア」篇>
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