デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー(術後10年クリアーし"卒がん")、海外旅行記、 吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

吾輩も猫である 124 ( 昭和も遠くなりにけり )

2016-05-31 00:53:19 | 吾輩も猫である
    吾輩の最初の主人(現主人の息子)が筑波の独身寮にいた頃、昼間は吾輩ひとりでお留守番だった。TVは消されていて、ただぼぉ~っとしていた。夜だってTVは殆ど視ない。せいぜい日曜夜7:30~「ダーウィンがきた(生きもの新伝説)」を視るくらいだった。  現在の主人夫婦に養猫にきて、吾輩の視野(興味)はかなり広がった。TVもよく視るようになった。細君はあまり視ないが、主人は結構!幅広く視ていて、 . . . 本文を読む

かんわきゅうだい 30 ( パリで句会…後篇 )

2016-05-27 00:13:06 | かんわきゅうだい
 さて前回につづき小林恭二さんと井川遥さんがパリの女子高のフランス文学クラスの女生徒25名と俳句をつくる・・・「地球俳句」のつづきです。前回は教室で開いた「句会」、今回はパリの街に出て俳句を詠む「吟行」の様子をご紹介します。番組では特に小林さんのコメントはありませんでしたが、私なりに読み解き、書きしるしました。        葉の扇 マザリンの小道で陽気な思い出  サンジェルマン地区のア . . . 本文を読む

かんわきゅうだい 29 ( パリで句会…前篇 )

2016-05-26 00:25:00 | かんわきゅうだい
   「地球俳句」と「土曜俳句」  俳句に興味がなかった私に、パリの女子高生と句会・吟行する「地球俳句」(2003年NHK-BS)が少し目を開かせました。そして或るブロ友の「土曜俳句」を懸命に読み取ろうとしたこの一年余、更に俳句が身近になったところに前記BSの番組が再放送されました。その間の年月を思いつつ改めて興味深く視聴しました。  俳句のきまりごと  案内役は、小説家で「俳句という遊び」( . . . 本文を読む

腎がんのメモリー 25 ( 腎がんの話ではないけれど… )

2016-05-22 17:26:39 | 腎ガンのメモリー
 米原万理さんをご存知でしょうか?  ロシア通で博識の彼女の随筆にはぐいぐい引きこまれます。東欧社会主義の崩壊後、旧ユーゴ各地に旧友を訪ねる彼女のルポがNHKで放映されたので、ご覧になった方もいらっしゃいましょう。がんキャリアの方なら、壮絶ながんとの闘いについても・・・。  赤い血  鳥取県の出身者であれば「日の丸バス」は誰でも知っています。鳥取県有数の地方財閥「米原家」が現在も経営しています。 . . . 本文を読む

吾輩も猫である 123 (主人は休日遠出 吾輩は終日ふて寝)

2016-05-16 01:59:23 | 吾輩も猫である
      吾輩としては面白くない  やや凹んでた主人と細君、今日は「ちょっとドライブしてくる」。ま、勝手にしなはれ! が、帰るなり吾輩にカメラとメモを渡し「すまんが書いといてくれ」。おたくらはドライブで気が晴れたやろが、吾輩は若干面白くなくてフテ寝してましたんやで!  いつものことやけど 吾輩は・・・  メモには「行先は和知(京都府)」「山野草の森」とある。いつものことやけど、細君が「庭に . . . 本文を読む

かんわきゅうだい 28 (時代の画期)

2016-05-13 12:17:55 | かんわきゅうだい
 新緑の季節。幾つになっても、なぜか心騒ぎます。萌える若葉、樹々の繁る緑に生命の息吹を感じるからでしょうか。それとも人生の黄昏を迎え陽光の眩しさに怯む所為でしょうか。季節は昨日も今日も・・・めぐり巡り行きます。               いちの芽吹く緑の杜・・・今月末あたりから螢前線も北上をはじめます (Painted byQP)    貧しいから あなたにさしあげられるものといったら   . . . 本文を読む

かんわきゅうだい 27 ( That's 感! )

2016-05-06 02:16:08 | かんわきゅうだい
 毎月の介護帰省も年月とともに・・・  グループホームで落ち着いた日々を送っている父には、時々浮かべる微笑にも目を閉じて仏様のような表情にも、こころ安らぎます。しかしこの間は母のことで2~5月に7~8回帰省・・・心身ともに疲労困憊ながら、「入院」して寧ろホッとしています。  穏やかな佇まいの大山  母については医師も「正直、よくわからない」ようです。少なくとも認知症とは断定し難く、とは言え確 . . . 本文を読む