デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー(術後10年クリアーし"卒がん")、海外旅行記、 吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

去るもの日々に疎し

2018-04-27 21:36:14 | 人生の棚卸し
     満開の桜や色づく山の紅葉をこの先いったい何度見ることになるだろう(「人生の扉」)。いつになく早く咲き瞬く間に散った今年の桜花・・・。季節の移ろいにやや戸惑った4月も間もなく終わろうとしています。万感の思いこめ5月のQPカレンダーをお届けします。       色づく山の紅葉も今の季節は緑色・・・。公園でペタンクに興じていたお年寄り十数人が、緑の紅葉の木陰でお茶を飲みながら談笑し . . . 本文を読む

旅の終わりに・・・

2018-04-22 12:51:38 | 新聞・TV・映画・舞台・書籍etc.
 去る14日、BS朝日で放映された「ザ・ドキュメンタリー」・・・ご覧になった方も多いと思います。昨夏、105歳の天壽を全うされた日野原重明先生の『自分の死と向き合った最期の瞬間』の記録でした。録画したものを私の備忘録として要約しました。                          聖路加国際病院スタッフのみなさんと日野原先生  先生は10歳のとき急性腎炎に罹り、生死の境から恢復したものの . . . 本文を読む

邂逅

2018-04-18 12:24:47 | 人生の棚卸し
        30年余前、その方は当時まだ40代後半の内科医、患者としてではなく仕事上の出遭いでした。優しい眼差しと穏やかな話しぶりが印象的でした。仕事を離れてもお付き合いいただき、一昨年亡くなられるまで人生におけるたくさんのご指導をいただきました。  或ることで私に「お祝いをしたい」「ついてはあなたの好きな言葉を教えて下さい」。そう問われるまま「出遭い!でしょうか・・・」と。暫くして大きな . . . 本文を読む

春の庭にて・・・吾輩も猫である157

2018-04-14 17:48:18 | 吾輩も猫である
                       ず~っと以前 QP姐さんに描いてもろた吾輩の肖像画  吾輩としては2か月ぶりの執筆となる。もうブログ記からは引退したいところやが、主人「寝てばかりいてんとボチボチなんか書いたらどや?」と。偉そうに言うもんやから、内心 忸怩たるものがあるが、ま、主人とちごて吾輩にはファンもいてはるさかいな・・・。       いつの間にやらフェンスに沿ってモッコウ . . . 本文を読む

安らかな死 尊厳をたもつ死

2018-04-11 22:37:01 | 新聞・TV・映画・舞台・書籍etc.
 今年1月、西部邁さんが自死、幇助した者がいるらしいと報じられました(後日二人逮捕されました)。先月半ば、BSフジで池上彰さんと橋田壽賀子さんの対談「人はどう生き どう死ぬべきか?」を視ました。その中でスイスのディグニタス(安楽・尊厳に死ぬ人を支援する非営利団体)の活動が紹介され、74歳のフランス人女性の臨死シーンに衝撃を受けました。       橋田さんは92歳、最愛のおつれあいは既に旅立た . . . 本文を読む

陽気に誘われて

2018-04-09 01:42:49 | 人生の棚卸し
 週末の7、8日・・・春の女神?に誘われお出かけいたしました。  7日(土)は、大フィルによる「ブルックナー「交響曲第8番」。そう好きでもないブルックナーですが、大フィルとフェスティバルホールと「ご招待」に食指が動きました。  8日(日)は、花に魅かれるヒトの想いを忖度して!和知(京都府)「山野草の森」と、なんどもなんども行きご紹介もした自然食レストラン「菓歩菓歩」へとドライブしました。     . . . 本文を読む

花のように

2018-04-05 15:33:31 | 人生の棚卸し
 碧空を見上げていると 雲が気になる。 コントレール(飛行機雲)はもっと気になる。 そんな光景の歌が ず~っと昔 あった。 ベッツイ&クリスの・・・。  何気なく見上げた / 青い空の雲が風にゆれ / 誰かの姿に見えてくる / 青空が変わった / 青空が変わったの / 何気なく見上げた / 青空が変わった   今 見上げている空も雲も 此処この瞬間は 自分だけの空 自分だけの雲。 曼 . . . 本文を読む

忘れ得ぬ日々 忘れ得ぬ人

2018-04-02 03:07:04 | 人生の棚卸し
 2008年4月1日。2014年4月2日。桜咲く日・・・知り合ってそう長くない二人の女性がこの世を去りました。そう長くない日々とはいえ、私にはぎゅっ!と凝縮された濃密な日々として、生涯忘れ得ぬ人として、いつまでも記憶に、心に、とどまります。  2007年7月、Nさんは仕事中に急に腹痛を訴え救急車で搬送されました。その後の検査で「ステージⅣの副腎がん」「余命半年」と告げられました。その年12月「も . . . 本文を読む