皆さんこんにちは
我家の風呂釜が直りました!嬉しい!
修行時代は4畳半風呂無しでそれなりに楽しい銭湯ライフを送っていたんですが
人は贅沢なもので一度内風呂に慣れてしまうと、ほんのちょっとの手間も億劫になってしまうものですね
この度は忙しい中修理に来てくれた設備屋さんに感謝です。
おかげ様で私は楽しく風呂と湯豆腐ライフを満喫しております。
やっぱり風呂あっての湯豆腐です
本当に毎晩湯豆腐食ってます。むふふ
昨日も湯豆腐食いました今夜も湯豆腐です!
さて、
手掛けている羽織ですが、無事友禅を終えまして
妻が糊伏せをしています
図案は 良く成る(良く鳴る)の「紐に鈴」ですよ
羽織に映えるように少し大きめにデザインしました。
着たらカッコいいだろうなあ。
そして私はその横でまた下図を描いています
この羽織の裏地の図案なんですが
ワンコですよ
お客様が飼われているお犬様です
どんな風に描こうかと くりぐり落書きしつつ迷いながら進めます
かわいいワンコですね
しかしこの子はやけに手足が長いな、男前だなー
お借りした写真ではほとんど服を着ていますね
家の犬は裸で過ごしていますが、さすが育ちが違います。
このワンちゃんは服を着た姿で描く事にしました
しかもご主人様がお着物でお出かけしているわけですから
お供のワンコはやはり正装していたほうが良いでしょう
そんな訳で背広を着せてみました。雄だし。
うん、こんな感じで決定。
そんで進め方ですが、悩んだ挙句 糸目を引かず直接筆で描いていく事に
濡れ描きとか無線描きとか言われる技法です
ミス出来ないので緊張しますが、この程度なら何とかなるでしょう
染料が滲まないように、ペタペタと下図を見ながら描いていきます。
似てないとえらい事なので顔は特に気を遣います。
顔は写真を見ながら
丁寧に、丁寧に、慎重に、慎重に、ドキドキしながら描きます。
ペタペタ、ぺたぺた
ネクタイは赤に白の水玉模様にしてあげよう
小さなお花も描いてあげよう
ほい、出来た。
「ワンワン」
うん、まあこんなもんかな
お前も男ならしっかりとご主人様をお守りするのだぞ!
足がぷるぷるしてる感じは出てる気がします。
このあと蒸してから地色を引き染めしますよ
かわいく染め上がりますように。
こちら岩手県一関市の 京呉服すがわら でございます。
東北の小さな呉服店ですが、自前の「工房らくぜん」で
頑張るから!おれ、頑張るからー!!