すがわらの工房日記

東北は岩手県一関市の呉服屋。こつこつと友禅染めをしています。

桜の振り袖作業開始

2010-12-22 23:06:58 | 友禅

こんにちは

こちら 工房らくぜん

岩手県一関市できものを制作しています

きものやが着物を作っているんですよー やっほう!

  

と言う訳で

桜の振り袖の図案もめどが付いたので糸目の工程に突入です。

現在、糸目を引くのは妻の役目になっているのでバトンタッチ

Dsc_0224

今回も白生地に直接糸目糊を置いていきます

うん、アクロバティック!

かなり勇気とテクニックを要求されるけど

手間も軽減されるし

慣れるとこのやり方の方が引きやすいみたいですね

Dsc_0223

白地の振り袖に 満開の桜。

例によってあの0.3ミリの製図用シャープペンシルで描いたもんだから

細かいです。糸目を引くにあたって私の要求も厳しく膨大です

繊細に綺麗に花びらのふわふわをちゃんとふわふわに

下図の線の通りに慎重に糊を置いてください。

とは言え時間は限られているので早く引くのだ妻よ。

ゆっくり急ぐのだ。

  

そして下図は

このように図案用パネルに貼ってありますが

Dsc_0225

実は未だ全部出来上がってはいません

袖の一部と胸肩は糸目と同時進行で今描いております

そしてこの様に

何やら違う図案が重なっているように見えるのは

Dsc_0226

これは違う図案が重なっているからですね

  

このパネルには現在4つの図案が貼られておりまして

全部制作途中です。

他に名古屋帯の小下図もたまってるので早くきちんと起こしたいです

それらをうまく作業を振り分けながら同時進行で描き込んでいくんですが

他に店の年賀状の図案も描いたり

店の祭事の広告のデザインもするので

机の上がメモ用紙や画材ですぐ散らかっちゃうんです

ちょっと思いついたアイデアなんかを

紙の切れ端なんかに描いたのなんかも捨てれずにとっておくので

とにかく増えるんですよ良く解んない紙切れが

片付けでも片付けてもすぐ散らかる

なので誰か素晴らしい片付け方知ってたら教えてください。

あと今日は冬至なんですけど

うちの三歳の長男坊がゆずが怖いみたいでどうしてもゆず湯に入れないんですが

どうしたら良いんでしょうか

みかんは喜んで喰うくせに

菖蒲湯の時も大変な騒ぎになったんですけど

どういうわけなんでしょうか

ニラは喜んで食うくせに

  

  

 

  

  

コメント
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