LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

日光:陽明門

2011-08-30 | lohas的情景
徳川家光の命で、陽明門の建替えは江戸城を手がけた甲良豊後守宗洪廣(kourabungonokami munehiro)と狩野探幽(kanou tanyu)に委ねられた。
全身全霊をかけて1年半という工期の中で完成させたのだ。
この場合、完成という言葉は、甲良豊後守宗洪廣にとっては妥当でない。
完成はその時点から崩壊が始まるため、逆柱などあえて未完成にしているのだ。
 
上が竜。下は「息」。
息と竜との違いは、牙があって髭がないことと、上くちびるに鼻孔があることだ。
その竜と息を支えているのが黒塗りに金箔を施した三手先(mitesaki)の木組みだ。
 
垂木装飾にしてもすこぶる豪華絢爛。
 
無邪気に遊ぶ中国人の子供たち。
子供たちが安心して遊べる平和な世界を願っているそうだ。
 
 
 
 
 
 
 
なるほど日暮の門とも言われ、ディテールの装飾には見飽きない。

日光:御神木

2011-08-29 | lohas的情景
日光山内、静寂さが漂う森。
特に東照宮と二荒山神社を結ぶ上新道と下新道に挟まれた空間は、神宿る雰囲気に包まれる。
 
日光山内のご神木。
 
日光二荒山神社の御神木 ~三本杉
 
 
日光二荒山神社の御神木 ~夫婦杉
 
 
日光二荒山神社の御神木 ~縁結びの御神木
杉に楢の宿り木
杉(スキ)楢(ナラ)一緒に!ということらしい。
若いカップルに人気があるそうだ。
 
日光東照宮奥社の叶杉
大きな室(muro)が開いており、そこに向かって願い事を言うと叶えてくれるという。

日光山内 :早朝 

2011-08-27 | lohas的情景
8月の早朝、日光山内を巡る。
早朝日光に訪れるのは小田代ヶ原や千手ヶ浜の奥日光散策時がほとんどで、
今まで日光山内に立ち入った事はなかった。

神橋近くの世界遺産の碑を見ながら石段を上っていく。



勝道上人の像が輪王寺の手前にある。
勝道上人は奈良時代に日光を開山した僧だ。
日光で15年の歳月をかけ、二荒山(男体山)の登頂に成功する。
これにより二荒山が山岳信仰の零場となり、以降二荒山信仰が盛んとなって行ったのだ。

日光の地名は、その後空海が入山し、二荒(futara)の音読みから日光という山号をつけた事に始まるらしい。


輪王寺三仏堂は、勝道上人像の位置からは視界に入ってくるのだが、平成の大修理(平成32年まで)で鉄鋼造の骨組みで鉄板が覆われていた。
そのため逍遥園の植栽を背景に写真を撮る。


さすがにこの時間、人出はほとんど無い。
表参道から石鳥居そして表門を見る。
この石鳥居、直径1m高さ9m。
はるばる九州から海路、川路を経て最後に人力で運ばれてきた来たものだそうだ。



表参道から五重塔前を通り過ぎ、上新道を進んでいくと日光二荒山神社がある。


朝6時の開門太鼓。



輪王寺大猷院は、徳川3代将軍家光の霊廟だ。
家康を敬愛し、死した後も東照大権現にお仕えするという姿勢が何となく感じられる仁王門だ。
この時間、まだ門は閉じられている。


下新道、表参道、長坂を通り再び神橋へ...。

憾満ガ淵と赤とんぼ

2011-08-21 | lohas的情景
大谷川(daiyagawa)の辺に憾満ガ淵がある。
 
日光植物園の対岸に位置するが、田母沢御用邸から路地を大谷川方面に下って行き、
さらに右奥へと進んで行った所だ。
個人的には日光の中でも好きな場所だが、紅葉のシーズン以外観光客は少ない。
 
かんまん茶屋でそばを食した後、化け地蔵(行きと帰りとでお地蔵さんの数が違っている?)を通り過ぎ憾満ガ淵に出る。
 
 
かんまん茶屋ではじめて知った亀石。なるほど...
 
 
 
ここでは秋の訪れも遅くはないようだ...

スターバックスCEO

2011-08-21 | その他
昨日の朝日新聞be on SaturdayにスターバックスCEOのハワード・シュルツの記事が掲載されていた。
小生、以前はスタバなど興味も無かったが、最近はスターバックスラテショートの2ショットがお気に入りで気が向いたときに出向いている。

スターバックスに入社したハワード・シュルツは、イタリア出張で地域に根ざしたエスプレッソバーに心奪われる。
当時コーヒー豆の販売が中心だったスタバの経営陣にエスプレッソ小売に注力するよう訴えたがかなわず、
独立してエスプレッソチェーンを展開、今度はスタバを買収してCEOとなったのだ。

そんなハワード・シュルツは、顧客とコーヒーとパートナー(従業員)の3つに焦点を置き、
顧客がスターバックスと結びついているという感覚を重要視している。
組織でもっとも重要な存在は店長であり、常に「もてなしの心で接し、顧客一人ひとりの心を満足させる」という事業の本質を再認識させている。
また、最も優れた指導者について、切り離せない二つの特性としてこう述べている。
組織がどこに向かうべきかについての圧倒的な自信と、組織に集う人々を先導する能力。
なるほど当然といえばそうかも知れないが、組織の方向性、あるべき姿を圧倒的な自信を持って先導していくという事は決して容易いことではない。
それが出来たからV字回復も可能になったのだろうが。

そうだ、今日は久々にスタバに行ってみるか...。






逍遥園 :小堀遠州

2011-08-20 | lohas的情景
小堀遠州の作庭と言われる輪王寺逍遥園を訪れた。
名前の由来は、佐藤一斉が庭園内にある八景から逍遥園と名づけたそうだ。

園内には琵琶湖の近江八景を模した月が東から上って池の嶋の付近の樹木を照し出して、
水面にうつし出される様は格別。
嶋にかかる石の小橋を渡りつつ観賞されるあたりのたたずまいは、別天地に参ったような感慨を深める。
と佐藤一斉は逍遥園記の中に記している。



庭園内は、東西に長い池を中心に回遊式となっている。



東屋の床の間には一枚板の板絵が微かに残っている。






紅葉の季節の華やかさは無いが、緑の陰影と水面の輝き、そこに映し出される樹木の陰、
夏の暑さも忘れさせような景観を醸し出していた...。


尭心亭 

2011-08-20 | lohas的情景
瀟洒な石張りの洋館を右手に見ながら、程よい緊張感が漂う庭園の中を飛び石伝いに進む。
行きつく先は尭心亭だ。



誘導灯のほのかな明かりと、やがて静まり返る周辺の狭間に心が沁みる。

尭心亭での精進料理、一品一品がすばらしい。

輪王寺1200年の歴史を食の中に表現する。



店を出てくる頃には、すっかり日が落ちていた...。

逆川緑地より

2011-08-14 | lohas的情景
残暑見舞い申し上げます。



早朝の散歩も時間とともに暑さが増し、帰宅する頃には汗だくになってしまう今日この頃、
いかがお過ごしでしょうか。





様々な出来事がありますが、ここ逆川では例年通りの光景が見受けられます。
一歩一歩着実に...。

水戸 黄門まつり 

2011-08-08 | lohas的情景
先週の金曜日から日曜にかけて水戸黄門まつりが開催された。



金曜日には毎年恒例の千波湖花火大会が行われ、小生もほんの一瞬だが夜空に煌めく大輪の花を見ることができた。
いつから始まったのか、営業所の屋上にスタッフが集まり毎年花火を楽んでいる。というより酒盛りがメインだが...。
当然小生も酒盛りにうつつを抜かし、打ち上げる音は耳にはいってくるのだが、しみじみと花火を楽しむという訳にはいかなかった。
やはり花火は真下で見るのが一番いいかなぁ。

当日の帰宅は案の定遅くなり、部屋に入ると皆寝静まっていた。
翌朝というより当日の朝目覚めると8時を過ぎていた。

その日は何もするでもなく一日が過ぎてしまった。

黄門まつり最終日の夕方、水戸の街に出かけてみた。
昨年同様、水戸の街は活気があって、震災後の雰囲気を払拭するような勢いが感じられた。



山車以外にも、様々な催しがありそれぞれ賑わっていた。