LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

帰りたい理想の故郷 ~ 滝平二郎

2011-01-11 | 美の壺的解釈
茨城県近代美術館で滝平二郎展が開催された。
最終日になってやっと見る事ができた。

滝平二郎は、茨城県出身の切り絵作家だ。
以前、朝日新聞に記載されていた事もあるので記憶している方も多いのだろう。
昨日の朝日新聞に来場者数も3万人を超えるような記事が掲載されていた。

解説の一部に「帰りたい理想の故郷」と表現しているものがあった。
まさにその通りだ。
今で言う、里山の原風景とでも言うべきか。

ほのぼのとした雰囲気が伝わってくる。
切り絵に登場する人物の表情が醸し出す雰囲気がとっても良い。
今では作品の全てといってもいいくらい、同じ情景は見られないだろう。
蛙を手に平に隠し、お姉さんに見せようとする光景など、なんとも言えないものがある。
そう言った作品群が過去回想を刺激する。

いつの日か忘れ去ってしまっていたものを取り戻せるような気がした...。





原油高の中で...。

2011-01-08 | 宇宙・環境・資源
今朝の日経プラス1に、住まいの設備に関するアンケート記事が載っていた。
戸建住宅において、つけて良かった設備NO.1は「オール電化」、NO.2が「IHクッキングヒーター」続いて浴室暖房、全自動給湯と続く。
太陽光発電も9位となっていた。
省エネ・節約効果への満足が上記の結果をもたらしたようだ。

住宅エコポイント制度もあり、消費者意識もエコや省エネに向かっている事は確かだ。
住まいに限らず、家電製品は勿論、ハイブリットや電気自動車もますます需要が高まってきている。

一方、化石燃料業界では
「サーチャージ上げ相次ぐ」
「灯油2年2ヶ月ぶり高値」
といった見出しが目立つ。
原油高と在庫減少などが主な理由だが、何時になっても不安定要素が絶えない。

また、全世帯の中でLPG供給世帯の占める割合が年々減っているという。
件数にすると相当なものだろう。

消費者は、何を持って満足するのか。
エコ・省エネ以外にも利便性・快適性・物を介在としたコミュニケーションなど様々だ。

何をどう提案していくのかが課題だ...。





表参道ヒルズ 記憶の継承

2011-01-08 | 建築と文化
Maker's Markをロックグラスに注ぎつつ、「安藤忠雄の建築」(TOTO出版)を手にした。
表参道ヒルズを振り返るためだ。

昨年末、ゴッホ展の帰りに表参道ヒルズに立ち寄った。
内部のスパイラルスロープとそれを取巻くショップに関心を寄せながら歩いてみた。
うーん、これが安藤忠雄か。

同潤会アパートの一部を再生という形で残した表参道ヒルズ、
内部スロープは外部に面した歩道の勾配に合わせているそうだ。
以前の濃い緑に覆われた姿とは確かに異なるが、
ケヤキ並木とのバランス、周囲に溶け込む姿は確かに絶妙だ。
圧倒的存在感を見せつかさない中にも、建築そのものを考えさせられる。
そんな建築物だ。

この表参道ヒルズ、会員売上比率が44%と固定客が多いそうだ。

安藤忠雄はこの建築において、記憶の継承を主題としながら、
建築のあるべき姿を深く考えさせられた仕事だったと述べている。


国立新美術館 ~ゴッホ展

2011-01-04 | 建築と文化
昨年末、ゴッホ展にいった時の写真だ。
表参道に車を止め、徒歩で南青山から青山墓地を通り国立新美術館に向かった。


黒川紀章の作品をまじまじと見つめる。大きくうねったファサード。
環境と共生を謳っていた黒川紀章。
これがそうかと久しぶりに建築物を堪能できた。

しかし、展示場に入るや否や閉口してしまった。
こんなに込んでいるとは...。
まるで押し競饅頭でもしているかのような混雑ぶりだった。
特に入口付近はもはや表現できるような状況でなかった。

何となく息苦しさを感じつつ会場を後にした。
それにしてもゴッホの自画像はやはりインパクトがあるなぁ。

紅白梅~謹賀新年

2011-01-03 | lohas的情景
新年明けましておめでとうございます。
旧年中のブログ投稿頻度については猛省する次第でございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

さて、年末にはWTI原油相場が90ドルを超える日々が続き、
100ドル超えも噂されながら新年を迎えました。
円高と言うの本当にどうなっているのか?
上流ではかなり潤っていると言われているが...。
新聞では、ホンダがハイブリットスポーツカーを開発したり、
太陽光発電に関する記事が出たりとエコ市場に関するものが多かったですよね。
そう、日産のリーフもありましたね。

今年はどんな年になるのでしょうか?
うん?新年早々受動的かつ他力本願的思考に立ってはまずい。
どんな年にしたいのか?と言うのが本論だろう。

小生、大それた事は考えない。
常に好奇心旺盛であって、日々感動できる感受性を高めたい。
こんな事かな...。

しかし、それにしても冬季休暇もあっと言う間。
雑多な日々を過ごし、やっと一息つけるかなぁ、と思ったら、
なんと明日は出勤日ではないか!

ささやかなながら水戸偕楽園の紅白梅を皆さんに。



これも温暖化の影響なのでしょうか?