LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

紫陽花 : 水戸八幡宮

2013-06-22 | lohas的情景
雨上がりの休日の午後、どこかへ出かけようと思いを巡らしていたら、
そう言えば紫陽花が咲いているのではと思い水戸八幡宮を訪れた。



紫陽花で有名な保和苑も考えたが、苑内の人工的な雰囲気があまり小生の好みに合わない事と、
この季節の八幡宮には行ったことがなかったので訪れることにしたのだ。



水戸八幡宮の境内に踏み入れると、様々な紫陽花が控えめに、かつ大胆華麗に咲いていた。


八幡宮の歴史を彷彿させるような巨木(天然記念物オハツキイチョウと記されていた。)
樹齢800年。往古、遣唐使が持ち帰った5本の一つと伝えられるそうだ。



まれに葉先に実をつけることから、御葉付イチョウと呼ばれている。


奥宮付近の陰影と紫陽花のコントラストが静寂感を漂わせる。


境内を散策していると、烈公御涼所(茨城百景)と案内板があった。
水戸藩主、徳川斉昭が涼まれた所との事。
樹齢300年のモミジ・ケヤキの木蔭からは、那珂川方面が見渡せた。


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大洗の月

2013-06-09 | lohas的情景
先日ある方に井上靖著の「大洗の月」を紹介された。
早速読んでみようと思い図書館に行った。
「大洗の月」は、井上靖全集の中に短編小説として掲載されていた。

「中秋の名月を鑑賞する場所として、信州の姨捨(おばすて)、琵琶湖の堅田、九州の島原が有名だけれど、
東京の近くではまだ行ったことが無い大洗がある。」
という話を主人公が取引先の担当者から聞き、早速大洗に向かう事から始まる。

著書の内容よりも井上靖が「大洗」という地名を引用していた事が印象に残った。
昭和30年代の作品だと思うが、水戸から大洗に向かう件は興味深い。

大洗といえば、最近若者で活気付いているらしい。
大洗を舞台にしたアニメ、ガールズパンツァーの映画化も決定したこともあって
各地から見学に来る人が多いそうだ。

一度訪れてみては...。