遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

菜園の今

2024-01-16 | 田舎の風景など
 

   芽キャベツが大きくなってきました。

収穫開始です。

 芽キャベツというとシチュウのイメージですが、縦半分に切ってバターで

ソテーすると甘みが増し、肉料理の添え物に合います。

 ピクルスにしても美味しいです。
 


    低温でキャベツの生育も止まって、葉が紫がかっています。

この夏の高温で一回目の育苗を失敗したつけが回ってきました。
   
 やはりお彼岸までの定植は必須です。

 
 ブロッコリーは低温でも生育順調です。


 低温の影響で花蕾が紫色になっています。

これは植物の低温に対する防御反応で、アントシアン系の色素を沈着させ

低温の影響を避けると共に、糖度を上げて凍害を防ぎます。

したがって、紫色のブロッコリの方が糖度が高く美味しいです。

これはキャベツでも同様です。

 なお、アントシアニン系の色素は加熱すると無くなり、

鮮やかな緑色になります。



 現在栽培しているブロッコリーは頂花蕾と側枝花蕾の兼用種ですので

頂花蕾(最初の大きなブロッコリー)を収穫したあとも脇から花蕾が

発生してきます。
 
 ブロッコリーの専業農家では頂花蕾専用種を使いますが、直売農家や

家庭菜園では長期間収穫出来る兼用種がお勧めです。

 則枝花蕾の方が柔らかく美味しいと言う方も多くいらっしゃいます。

私も家族も則枝花蕾が好みで、電子レンジでの加熱(簡単、栄養価の損失減少)

がお勧めです。




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