行きつけの魚屋さんに昨日行ってきました。
毎週土曜日には必ず行くのですが、先週は帰らなかったので行けませんでした。
女将が「いつも土曜日に来る人が来ないと、曜日を間違えちゃったよ」と言って笑っていました。
「今日はアイナメの良いのが入ったよ、刺身、タタキ、煮付け最高だよ」と言って箱(当方は発布スチロールの箱を持って買い出しに行きます)に入れてくれました。
ここの女将の頭には当方の欲しい魚、数量がインプットされていて、何も言わなくてもトロ箱に魚が入って行きます。
鱗を落とします、アイナメの鱗は細かいので丁寧に落とします。
お飾りに使うので、頭を付けたまま3枚におろしました。
この出刃は家人の中出刃で、借りて使いました。
身を細かく切り、長ネギの微塵切りを用意します。
細かく叩いたアイナメの身の上に、長ネギの微塵切りを載せます。
混ぜながら粘りが出る程度まで、良く叩きます。
姿に盛ってできあがりです。
ねっとりとした舌触りに、すっきりとしたアイナメの味が広がり、ねぎが味を引き締めてくれます。冷酒に最高です。
味噌を少し入れた、味噌タタキも美味しいですが、私はネギだけの方がアイナメの繊細な味わいが楽しめて好きです。
アイナメは淡泊と思われますが、型の良い物はどうして結構脂がのっています。
九州ではアブラメと呼ぶそうです。
我が家では、お刺身とアラ汁が定番ですが、たたきもおいしそうですね。
今度母にリクエストしてみます
独身のころは伯父さんにパレスホテルでご馳走になった6月の魚だそうです。
アイナメは茅ヶ崎ではあんまり見かけない。
福島県の新地町には10年ほど前は毎年出かけて平目とホッキ貝を食べていた。
しかし友人の奥さんが2年前に亡くなり、仙台などへの出張の行きかえり(車利用)に湯本の温泉に入り海岸沿いを走りながらこの付近の魚の旨さを思い出しています。
アイナメの引きは強く、上ってくるまで首を振って楽しませてくれます。大磯では小型は釣れますが、なかなか良い型のアイナメが釣れません。
確にお刺身は味が濃厚ですよね、それに比べてたたきはあっさり系です。たたく程度で味が変わるのも楽しいですよ。
アラ汁も美味しいですよね、濃厚なダシがでる魚です。アラ汁としては3本の指に入ると思います。
当地では大衆魚扱いです。平目は寒平目ですがこれからはカレイの刺身が美味しいです。
そちらでは売っていませんか?
たたく程度で味が変わります。こちらでは底曳網漁の代表\的な魚です。
磯の 様
確に型の良い物は活魚でお江戸の高級料亭に直行の様です。一般Peopleはこの程度のサイズがお買得です。
因みに5匹で500円でした。
安いですか?
いつもながらの包丁裁き、お見事です。大阪に住んでいるときに友人のご主人が魚釣りがお好きで、白浜によく出かけられて頂きました。その時は四苦八苦しながらやりましたが慣れないもので今は何でもお魚屋さんにお願いしてしまいます。だめですね。
魚の価格はその時の漁によって変わります。たまたまこの時がラッキーだったのかも知れませんが、安いでしょうね。