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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン108

2018-02-01 23:15:56 | ピアノ

   昨夜は、うれしい「予想外」が起こって、見られないと思われていた皆既月食が岡山、長野、神奈川、東京、千葉、あちこちで楽しめたようで、こういう時に皆で楽しさを共有できる天体観察って、本当にいいなぁ~と思いました。

   さて、今日のレッスン。渡辺先生も皆既月食を見られたとのことで、「先生は『渡辺かづき』とツキ(月)が入った名前なのだから、しっかり月を楽しんでください」と常々言ってきた私としては、とてもとてもうれしかったです。

   私は月食の時はいつもwalkmanのイヤホンを耳に、渡辺かづき先生のオリジナル曲"Lunar Eclips" を聞いているので、先生にできたらその楽譜を今日は用意しておいてくださいと、実は事前にお頼みしてありました。「10人の大編成で演奏した曲で、楽譜がもし見つかってもソロで弾くのは難しいので、模範演奏もできませんよ」とのお返事でしたが、それでも、弾けなくてもいいので楽譜だけでも是非持っていたいですと先生にお願いを重ねておいたので、今日は頑張って練習して行きました。

   最初は、いつも通りにレオ・アルファッシー著の「ジャズ・ハノン」から。今日は6曲目。何だか、まとまりのある、ちょっと雰囲気のある1つの曲のような感じの曲でした。どうにか、「まとまった1つの曲みたいですね」と言ってもらえる位の演奏ができました。

   そして、次は先生の最新CD”PAVANE AND REFLECTIONS"のクラシック・ジャズアレンジ曲の中から「ジムノペジ」(ココでみられます)の2回目。しっかり練習した時に限って、油断が生じて思った演奏が出だしはできませんでした。でも、どうにかよろよろと最後までたどり着くころには少しずつ調子がでてきて・・・・「前よりは、まとまってきたかな」と先生。 もう少しどうにかなるはずと再チャレンジして、やっとまとまりがでてきたところで、一応OKを頂きました。安堵。

   次は、以前弾いた”Fairy Tale” 再チャレンジの2回目。今日は、”Lunar Eclips”の曲がほしいので、こちらはかなり入念に練習してありました。こちらも、思ったほどには気持ちが早って弾けませんでしたが、まあソコソコこういうフレーズという風に人にも理解してもらえる位にはなってきていました。特に前回苦労したコードが複雑に変化していくところがかなり滑らかになってきました(自画自賛)。

   と、慢心したところで、「やっぱり、最初の入りの部分の入りが違う時と合っている時とがありますね」の先生のひと言。「入り方と、長さもちょっと違う時がありますね」ということで、何回も弾き直してみましたが・・・あれあれ、また元の木阿弥???

   結局、やはり十分最初の部分の問題は解決できないものの、曲全体としてはアドリブもどうにか今回はこなして曲らしく仕上がったところで、「まあ、こんなところで」と、さらにいつか将来3度目の正直で弾けるときまで・・・・ということになりました。

   そして、”Lunar Eclips”!!!と思いきや、これは楽譜がどこかとんでもないところに入っているようで、でてこなかったと先生。「無念!」 先生に是非とも7月の皆既月食までには見つけて頂きたいものです。

   そのかわり、”Across the Border"という先生のCD化されていない曲を頂くことになりました。「これも、皆で演奏したもので、ピアノだけで弾くのはかなり・・・」「困難ですか?」「まあ、弾いてはみるけれど、難しいと思うけれど・・・」と模範演奏をしてくださいました。

  そして、「この曲は、ちょうどこれから前にライブで弾いた時の動画をyoutubeにアップするから、見られますよ」という吉報も。皆様もココから是非、この曲を楽しんでみて下さいませ。「チャーンチャン」と入るところのカッコいいこと、カッコいいこと。印象的です。

  「でも、このライブのように大編成でなくソロで弾くにはドラムとかの音部分もいれないと感じがでないし・・・」と先生の演奏して下さった模範演奏は複雑で追っていけないような演奏でした。先生が弾き終わって「・・・・無理かもしれませんね」

  「難しすぎますね。飾り音は抜かしてもっとシンプルに先生がライブで弾いているのよりもさらにさらに単純にしたくらいで弾いてみたら、弾けるかもしれません」と言うと、単純バージョンを1フレーズ弾いてみて下さり「確かに、これでもいいかもしれない。でも、待ちの部分も長くなる」「長くなって、いつもの待っていられないで音を早く出してしまうかもですね」「でも、単純にしてみるのでいいかもしれない」ということに。「ゆっくり、温めてやってみます」と私。たぶん、ライブの演奏をクリックしてみて下さった方は、私のこの先生との会話の意味がわかって頂けそうですね(笑)

 「もし、まったくこれが弾けなかった時のために、”PAVANE AND REFLECTIONS"から、どれかもう1曲いただけませんか?」とお願いすると、「夢(ドビッシー)が比較的簡単かもしれない」ということになり、模範演奏に。ところが、「比較的簡単」がくせもので、これも先生の模範演奏を聴いていたら、何とも大変そう。

  甘く考えていたら、今日は思わず至難の2曲を頂いてしまい、一体できるのかと不安がいっぱい。「2週間後のレッスンでは、まだ全然形になっていないかもしれません。途中経過で、それをのろのろ~ということになるかもしれません」と布石を打って大事な楽譜のコピーを頂きました。

  いやいや、何だか、階段を少し上ったような気持になっていましたが、またもや大きな壁。本当に弾けるのか?まあ、乗り越えられなかったら、またどれか復習の再演奏に逃げ込むことにします。

  さあ、今日は冷え込んでいます。今は冷たいみぞれ交じりの雨。雪になっているところもあるようです。この辺りも夜中に雪になるとも言われています。明日は義母の病院があるのにどうしよう。ちょっと心配な天気ですね。

  ところで、昨日の皆既月食。全ての経過をooopppqqq164さんが、動画アップして下さっていましたよ。月を大写しにして追尾しながら月を静止した状態にしてその上を地球の影が横切っているのを見せてくれた動画(ココから)と、カメラを固定して月の動きが星の動きに微妙に送れていくのを感じながら、地球の影が横切っていくのを8倍速で見られる動画(ココから)を見せてもらえます。

  実際の皆既月食は結構空の高いところで、月が小さく見えましたが、この動画だと手に取るようにみえて凄いです。ココと書いたところをクリックして是非月の動きを追体験させてもらいましょう!!!

  

コメント
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