その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

『動物福祉』と『いやし』

2024-03-25 06:12:35 | 巡礼

地べたに直寝ですが…『おやじぃ』の隣がいい?

母親に捨てられてから居候を許しておりますが、もうすぐ丸5年になりますなぁ^^;
当時は、田んぼのイナゴも自力で獲れなかったから、『おやじぃ』がエサを置いてやらなければ、その冬を乗り越えられなかったに違いない。それでも、いつの間にやら小さなハタネズミを狩るようになり、時としてスズメ、シジュウカラを捕らえたこともある。(これにはマイッタ^^;)彼女のお仕事は、『おやじぃ』の仕事ぶりを監督すること(邪魔すること)であり、『おやじぃ』の植え付け方が悪いと、せっかく芽生えたホウレンソウを踏みつけて気合注入!そして、飽きたら地べたも厭わず寝ること。(隣で『おやじぃ』がせっせと草むしりしているというのにねぇ^^;)ノラ猫♂に負けないように、「爪切り」などというお手入れをしてあげないから、膝の上に乗ると結構痛いのでありますよ…事務室を居候場所として提供しているのだけれど、雪の降る夜にも出掛けているから、結構、寒さにも強いようである。(家飼いの柴犬『さくらさん♀』は、こたつで丸くなっているというのにねぇ…。)そして、ハタと考える…猫の『幸せ』って、何なんだろうねぇなんてね。
最近は「アニマルウェルフェア(動物福祉)」という考え方が、家畜であっても『世界標準』となりつつあり、鶏のケージ飼いや豚の肥育に至るまで、細やかな配慮が求められる風潮があるようですけれど(日本の場合はまだまだですが…)『おやじぃ』の自由奔放な『飼い方(居候)』の在り方も、交通事故やよそ様への『迷惑行為』など、ある意味、批判の対象になるかも知れませんね。さほど広くもない(失礼^^;)部屋に閉じ込めて、その身の安全対策をして、最上級の『ご飯』を与えて、抱っこして、体調不良とみれば獣医さんに直行…お互いが、それを『幸せ』だと思っているならばそれはそれで…。


社寺仏閣と「龍」との関係性は?

さて、自分自身の『幸せ』さえも曖昧な『おやじぃ』であるから、猫や動物の『幸せ』を語るなんておこがましい。『自由奔放』な同居と言っている一方で『避妊治療』はしっかりしておりますから…ご本人に『同意』を求めた訳でもありますまい…ノラ猫と交わり、『子の処分』は嫌だから『おやじぃ』の都合で施術したに他ならない。(世では飼い主の責任と言われますけれど…)安いエサでも、放置していても出ていかないのだから、それなりに居心地の良い場所なのかも知れないし、それ以外の場所を知らないのかも知れない…。
はてさて、「アニマルウェルフェア」という考え方を徹底されると、家畜を扱う方々はコスト高騰に頭を悩ませることになるに違いない。と同時に、生産品(食肉、鶏卵)の価格も上昇して当然という考え方になっていただかないと「生業」として成立しなくなる。『食品』である生産品は安く・安全でなければならず、家畜は生き物だからストレスなく育ててほしい…その内に、「我が家ではストレスフリーの牛肉をいただいているから美味しい!」なんて言い始めたりしてねぇ^^; こうしてみると、ペット(今では家族)も家畜も人間のエゴ(自己満足)で、その『幸せ』まで押し付けられているような気もするが…果たして、居候猫の『シロ♀』は幸せなのだろうか? 少なくても『おやじぃ』は、仕事の『ジャマ』をされても、こうして『いやされて』いるから幸せである。この関係…我が家の夫婦関係にも似ているように思えるが(笑)

コメント
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