その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

聞く耳と「信」?

2024-03-07 10:03:41 | 転職

置賜三十三観音第16番 鮎貝観音ですが…

おやおや、肥料や農薬が8%引きですかぁ…春先には必ず使う肥料を中心に買い求め、手持ち現金が無いのでカード決済をしましてね、「(支払いは)何回ですか?」と聞かれたから「100回で」と応えたら笑われた。(あくまでウケ狙い…余計な金利はつけません^^;)ポイント満点券(500円)と、さらにポイントも付いたから消費税分相当の値引きかなぁ(笑)
外は雪なのに、無加温ハウスの中はモヤモヤと暖かい…「折角の熱を逃さないように、トンネル栽培にして、中のホウレンソウには直接ビニールが触れないように…。」などと余計なお節介をしてから、ご隠居『おやじぃ』は『小さな巡礼の旅』に出掛けたのでありましたとさ。目指すは置賜地方北端の白鷹町…最も北に位置する観音さまだから、3ヶ所ほど回ることに致しまして、最初に訪れたのが「鮎貝観音(泉蔵院 天台宗)」であります。『カンニング般若心経』もそこそこに、何かないかと辺りを見渡しますと「聖徳太子」と彫り込まれた石碑がありましたよ…へぇ~!(これは知らなかったわぁ^^;)
「太子信仰」…天台宗、真言宗etc.と日本仏教の創始者として崇められ、「救世観音」との同一視の例もあるという。石碑の方は、「太子講」…大工や左官さんたちの『守り本尊』として建てられたに違いないなどと、物事の上辺だけをおさらいして勝手に解釈しております。
フムフム、確か逸話に10人(一説では8人)の訴えを同時に聞き分け、一人ひとりに応えたとか…何をそんなもん、『おやじぃ』の場合は、同時に10個の興味が湧いてくるのである!他人は、これを注意力散漫というに違いないけれど(笑)


『晩酌会』は3月20日をもって閉鎖?

さて、何回聞いたことか、この宣言^^; ちなみに、聖徳太子が制定したと伝えられる「十七条憲法」の第5条に「餐(あぢわひ)を絶ち 欲を棄てて 明らかに訴訟を辨へよ(わきまえよ)」という条文があるらしい。どうやら当時の官僚たちの間でも「供応接待」は横行していたようである。そうそう『毎晩、刺身など食べていないで、お仕事をしなさい。』と602年の頃から、聖徳太子は人々を諫めているのだけれど、ご本人は万券にも登場した人物である。(その評価は時代によって変遷している。)何とか『ニセ太子講』でお金にあやかりたいと願う『オジSUN』たちでありますが、聖徳太子ご自身も1984年を境に、お金とは縁(円)が切れたようでありますから、『御利益』なし(笑)
はてさて、折角『観音さま巡り』をしても、俗世から抜け出せない。ん~?10人の訴えを聞き分けた聖徳太子でなくとも、『聞く耳』を持った内閣総理大臣が日本にはいらっしゃるではないか!(自分で言っているだけですが^^;)そうそう、「十七条憲法」の第11条には、『功過を察して賞罰を当てよ』という条文もあるらしい。他人の話を良く聞くというのは、耳で聞いて、脳みそで考えて、口に出す(行動する)ことであって、右の耳から聞いて、脳みそを軽く通過させ、左の耳から『排泄』することではないと思うのでありますけれどねぇ…『救世観音』を巡っていたら、1400年前の官僚に宛てた憲法が今でも通用するのではないかと思い始めてきましたよ。ちなみに、改憲論議が起こる『第9条』はというと、「信は是れ、義の本なり 事毎に信あれ」なんですと…これなら改正しても良いかなぁ?彼の場合「信(支持)」が無いのだからどうしようもありませんけどね(笑)

コメント
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