その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ニワトリが鳴くと…

2024-03-01 07:30:34 | 巡礼

置賜三十三観音 鶏鳴山 円光寺…

ニワトリが鳴いて時を知らせてくれるのは良いのですが、今じゃ近所迷惑と言われるかも知れない。ニワトリにまつわる諺など何かないかと調べてみたら「鶏鳴狗盗(けいめいくとう)」…つまらないことしかできない人の例えらしい。(鶏鳴は、鶏の鳴きまねをすること。)また、「雌鶏歌えば家滅ぶ」などという諺もあり、こちらは妻が夫を出し抜いて権勢を振るうような家はうまくいかず、やがて滅びるという例えらしい。今時、こんなこと言っていたら『炎上』騒動である(笑)
裏山で『雌鶏』が鳴いたかどうかは分からない。108段ほどの石段を昇ると、杉の巨木に目を奪われ、置賜三十三観音の中では、二番目に大きいと言われる観音堂も今は昔、ひっそりとした佇まいでありますよ。お堂の傍らには、かつて養蚕の守り神だったとされる弁財天もありますが、日本の養蚕業が衰退の一途をたどったように、衰退、再興、火災消失・再建と数奇な運命をたどったようでありますよ。
「栄枯盛衰」は世の常でありますが、隆盛時には神仏を頼みにしておきながら、用済みとなれば、さっさと捨て去ってしまうのも人でありますなぁ…今は盛りと派閥のトップに座る長老も、『神通力』を無くせば、さっさと切り捨てられるに違いない。本来は、人としての魅力や政策に共感し、日本をけん引する次の総理にと担いでいたはずの『派閥のトップ』も、お金やポストの配分力が弱まれば見限られる。担ぐ方も担ぐ方であるけれど、担がれているトップも『神通力(お金)』を失わないことに血道を上げる…政治不信も極まれりといったところでありますよ(笑)


こちらも評判のラーメンですが…

さて、亡きお袋の実家…叔母が亡くなったとの報を受け、取り敢えずは焼香をと通夜会場に出掛けたのでありますが、『〇×家』と同姓であるから、何のためらいもなく入室したのだけれど、どうも様子が違う。従姉、従妹とも50年近く顔を合わせていないので「〇×さんの通夜会場ですか?」と尋ねたら違っていた…とんだ勘違い、赤っ恥である^^; 実家で場所を確認し、離れた場所の通夜会場に向かいましたが、いや~ピーチクパーチク…とんだ『十(従)姉妹』である。従姉は子どもの頃から『おやじぃ』のことを『□✕あんちゃ(兄さん)』と呼ぶのであるけれど、早生まれの彼女は、一学年上でしょうに…分かっているのに、そう呼ぶのは、『おやじぃ』が子どもの頃から老け顔だったためかしら?なんてね。
はてさて、それぞれの親がそれなりの年齢となり、この一年で6人の叔父、伯母が亡くなっている。義両親もまた、いつお迎えが来てもおかしくない年齢となってしまいましたが、今のところ元気ではある。一昨日も義父のグチを30分ほど聞いてきましたが(面会時間オーバー^^;)結局のところ、身体が思うように動かない、食事、冷暖房完備でも『籠の鳥』状態にストレスが溜まっているに違いないと見た。収容型の老人福祉政策とコロナ禍がもたらした不平、不満かも?こちとらだって、2ヶ月に一度程度の面会で『親孝行』したつもりになっているから、言えた義理ではないのではあるけれど…。『幸せ』って何だっけ?行きたい(生きたい・逝きたい)時に、行きたい(生きたい・逝きたい)所に行ける自由かも…これも『巡礼効果』かなぁ?「事務方の所業で、私は何も知らされていなかった。」アハハ、アンダたち、それでよく幹部が務まるねぇ…『おやじぃ』の所業は、『おやじぃ』の責任として背負う覚悟でありますけれど私(笑)

コメント
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