その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

満腹の獏…パクパク

2024-03-11 11:21:34 | 巡礼

伝説の『獏』と「マレーバク」を並べてみた^^;

『悪夢』を食べてくれるという伝説の生物『獏』…白居易(白楽天)の説では、「頭はゾウ、目はサイ、尾はウシ、足はトラに似る。」という紹介文があるらしい。また、別の説では「白黒まだらで、銅鉄や竹骨を食べる。」という記述もあるらしく、その正体は不明である。(伝説の生物なのだから当たり前かぁ^^;)本来は『邪気を払う』という俗信が、日本に伝わってから『悪夢』を食べるという解釈がなされたようでありますよ。
だよねぇ~最近は『悪夢』のような災害が繰り返し起こっている。本日、3月11日も「東日本大震災」が発生した日であり、『おやじぃ』にとっても『悪夢』のような自然・人為災害であり、その後も大きな地震が起きているのだから、庶民の『願い』を託された『獏』たちも満腹で食べ切れなくなっているようである。(改めて、罹災者の方々にお見舞い申し上げます。)
一方、政界という生息域に巣食う『政治屋さん』という生き物は、『獏』は食べないという『良夢(将来の夢)』さえ、パクパクと食べ尽くしてしまうようである。今を生き延びるためには、満腹の『獏』に願いを託すのではなく、『秘書』という架空の生き物を彫刻して、神社仏閣に掲げるようにした方が良いのかも知れない。何たって、あなた「私の知らないこと…すべて『秘書』が独断でやったことである。」と申し立てれば、罪も税も逃れられるのだから、余程、満腹の『獏』よりは頼りがいがあるというもの…残念ながら、庶民には『秘書』という『悪夢』を食べてくれる生き物を飼うことができないのが難点ではあるわなぁ(笑)


今夜は納豆ご飯の〆である^^;

さて、古代中国では、伝説の『獏』ではなく、バクも生息していたらしい。アジアゾウやインドサイも生息していたと考えられているようである。こうしてみると、人は『あるべきモノ』が無くなってしまって、初めて回顧し、それを懐かしんで後世の人に伝えていくものらしい。『鼻が長くて、目はサイのように愛くるしく、尾っぽはウシのように集るハエを払いのけていた。』なんてね…しかし、『昔、政治家という立派な「獏」という生き物が居て、庶民の「悪夢」はすべて食べてくれて、将来の希望(夢)を与えてくれたものさ。』な~んて伝説は耳にしたことがない。だって、庶民の夢は食い尽くしてしまう生き物だから絶滅したりはしないのだよ(笑)
はてさて、世に言う「絶滅危惧種」は、生物多様性の保護の見地から護るべきものとされておりますが、人の『生業』が生息域を狭めてしまったのか、そもそも、その生活還が今の環境に適していないのか不明である。今や『絶滅危惧種』となった『獏のような政治家』は、保護対象としてレッドブックに掲載すべきかどうか『環境省』もよくよく考えられた方がよろしいかも知れない。庶民がささやかな夢をのせた一票、一票を食い尽くし、若者たちの『夢』さえ食い尽くしても満腹感を感じない『現世の獏』に食べさせる『餌』は、落選という『悪夢』でも良いと思うのだけれど、選挙という『餌場』では『先生』と呼んでしまうのよねぇ…庶民の喜捨する『賽銭』なんて期待していませんから~『秘書』という何でも罪を被ってくれる『獏』と企業献金、裏金があれば安泰ですよ(笑)

コメント
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