その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ふふふ…くろう?

2024-03-09 10:08:33 | 巡礼

「からみそラーメン」で行列が出来るお店…

夕刻から地区区長会の決算総会…終了後、簡単な慰労会などありまして、一年の労を互いにねぎらいましたけれど、初顔合わせの時とは違って、皆さんにこやか…大なり小なり感じて来たプレッシャーから解放される歓びかも知れませんなぁ^^;
少々、時間をさかのぼり、ここは赤湯温泉街…事務のアルバイト仕事で凝り固まった腰を温泉で癒し、会議に備えて夕食のラーメン。(昔懐かしい「米沢ラーメン」探求中である^^;)しかし、「辛味噌ラーメン」で名の通ったお店で「醤油ラーメン」を注文するのも勇気が必要である。何たって、このお店の味を求めて、仙台方面からもお客さんがやって来るのだもの。(『おやじぃ』は並んでまで食べたりはしない。この時間だからこそ入店したのである^^;)ここは『探究者』として『肝の据わった』ところを見せてやる…「味噌ラーメン」では感じられなかった麺の滑らかさに気付きましたけれどね。他人は『おやじぃ』の勇気を称えるのではなく、『そんぴん(へそ曲がり)』と言うに違いないのである(笑)
こうして目先を変えて見ると、地域の役員にしても、ラーメン一杯にしても、問題点や課題、そして『良さ』に改めて気付かされるものである。『ふるさと礼賛』とまではいかないけれど、お寺や地元で維持している観音堂でさえ、歴史(物語)があり、時として「国指定文化財」であることを知る。文化財としての『価値』も重要なのだけれど、教育委員会が掲げる案内板は、平明(学術的だもの^^;)ではあるけれど、歴史(物語)の『熱』が伝わって来ないのである。田舎に必要なのは、物語として語り継がれる『熱』なのかも知れないと思い始めた『おやじぃ』であります(笑)


ホッホー!フクロウの彫り物…

さて、こちらは白鷹町の高岡観音(相応院 真言宗)の「海老虹梁(えびこうりょう)」に施された彫刻であります。背面には「満月」が施されているように思えたのでありますが…。お堂周囲の欄間の辺りに十二支の彫り物が掲げられ、龍や獏の彫り物は目にしますが、フクロウは初めてであります。もう一対、反対側にはキツネと「三日月」のように思える…。周囲の木質と色目が違うのは「砥の粉」かも知れない…お堂周囲の十二支も微かに彩色の残りが見て取れるのであるますけれど。名も無き地方の宮大工の『業』ではありますが、『おやじぃ』は勝手に『物語』を創ってしまう…参拝者の『不苦労(ふくろう)』を願ったものなんだよなんてね^^;
はてさて、フクロウは『不苦労』として縁起物とされる一方で、雛が母親を食べて成長すると信じられていたフシもあり『不孝鳥』とも呼ばれるようである。実際に食べるかどうかは別にして、巣立ちすると二度と『巣』には戻らないという生態があるようである。住宅事情で成人すれば同居できない昨今の人間社会にも通じるところがあるわなぁ…何の苦労もなく育ち、何の苦労もなく社会に出て、何も知らないで社会生活を送るから苦労する。ならば、少しは「苦労」というものも味わった方が強い人間に育つのかも知れない。ほ~れ見なさい。苦労して『票』を集めて、立派な議員さんになっているから、会議後に『乱痴気パーティー』に参加できるじゃないかね。な、な、な、苦労は先にするものだよ…あまりにもご乱行過ぎて、こちらは終わってからも苦労されているようでありますが、『おやじぃ』はそこまで関知しない。それ『ふふふ苦労?』と鳴き(泣き)だしたりしてね(笑)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする