翳りゆく夏 (講談社文庫) | |
赤井三尋 | |
講談社 |
東西新聞に就職が内定した朝倉比呂子 その父親が死んだ誘拐犯だと「週刊秀峰」がすっぱ抜く
ある事件から閑職に追いやられていた梶は 社長の杉野から記者としての腕を買われて その昔の誘拐事件を調査することになる
5歳の女の子は赤ん坊をさらったのは小柄な女性だと言ったが 誘拐犯と目される身代金を奪った男と一緒に死んだ女はむしろ大柄だった
梶が辿り着いた身代金を奪おうとした人間の陰にいた人間は死にかけており 梶が渡した名刺を見て ひどく嫌な笑いをー
比呂子を採用するとした武藤の息子は比呂子と同じ大学にいた
梶は遂に「真実」を見つける
東西新聞には苦くもある真実
渡辺篤郎さん主演でドラマ化もされました
梶 秀和 - 渡部篤郎
武藤 誠一 - 時任三郎
朝倉 比呂子 - 門脇麦
武藤 俊治 - 菅田将暉
井上 周平 - 岩松了
堀江 淳二 - 滝藤賢一
未央 - 葵わかな
千代 - 岩本多代
手塚 壮一 - 戸田昌宏
大槻 貞利 - 嶋田久作
華原 優 - 前田敦子
手塚 浅子 - 森口瑤子
武藤 香織 - 鶴田真由
朝倉 勝雄 - 木場勝己
大槻 綾子 - 中田喜子
横須賀支局長・野村 - 佐藤B作
須川 鮎子 - 板谷由夏
杉野 俊一 - 橋爪功
朝倉 幸枝 - 上村香子
岩瀬刑事 - 長谷川朝晴
九十九 昭夫 - 夙川アトム
春木 佐智子 - 高橋ユウ
滝川 絹江 - 菜葉菜
澤田 弥生 - 吉本菜穂子
星野 奈月 - 能世あんな
末次 - 久ヶ沢徹
高瀬 信吾 - 水澤紳吾
ほとんど覚えてなかったけど、夢見さんのレビューでなんとな~く記憶が…☆
ドラマ化されたの知りませんでした。
俳優陣もクセのある人が多くて面白そう。
まぁ、次から次へと笑
映画では過激な役柄もキチンとこなせる子、だからどういうキャリアを築くのかと思ったら、唐突に麦茶のテレビCMに。
麦だからって・・・冗談の通じる子ですね笑笑
自分の子供が死んで 同じ血液型の子供をさらってきた女
その女の夫が東西新聞で 当時事件を追う立場の記者の一人だった
子供をさらってきた妻は自殺し
真実を言えずに妻がさらってきた子供を 自分の息子として育てた男
子供がさらわれてからずっと部屋をそのままに生きてきた夫婦
小説と配役とを見比べるのも なんか楽しいです
絶対的な記憶力ー一度見たものは忘れない能力を持った人間ー朝倉比呂子
父親が殺人犯かもしれないーと ずっと心の足かせとなり成長した娘の役
育ててくれた養父母への思いやりもある優しく賢い娘とのはいう役柄
けっこう演じるのは難しかったのではーと思います
「麦」って可愛い珍しい名前ですね
予想外のおもわぬ展開は、散らばったパーツを一つにまとめると、極めて狭いエリア内に起こる哀しいはなしでした。
計算され尽くしたストーリーですね。
設定が魅力的でー
詳しく書くとネタバレになり 新しく読む方の興味をそぎはしないかと ひどく漠然としたことを書いております
はい どうにかならなかったか
できなかったかと読みながら思うようなお話でした